iDeCoのお勧め証券会社と商品を紹介

iDeCoは掛金が全額所得控除になったり、運用益が非課税になるメリットがある自分年金作りの制度なので、将来に向けて資産運用をしたいと考える方にとって、有力な選択肢の一つとなります。

しかし、iDeCoは取り扱っている証券会社や商品の選択肢が多すぎて、投資をしたことがない人は選び方が分からずに困っているのではないでしょうか?

僕も始めた当初は知識が乏しく、今なら選ばないような商品で運用していた時期もありましたが、それから知識を付けたことで最適な運用ができていると考えています。

そういった経験を踏まえ、この記事ではこれからiDeCoを始めたいと考えている方に、お勧めの証券会社や商品を紹介していきます。

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iDeCoでお勧めの証券会社

結論から言うと、iDeCoで選ぶべき証券会社はSBI証券マネックス証券楽天証券のいずれかにするべきです。とくに、SBI証券かマネックス証券がお勧め。

証券会社を選ぶポイントは…

  • 手数料が安いこと
  • 長期投資に適した商品を取り扱っていること

このどちらも満たしているところが意外と少なく、今のところ上記の3社以外を選ぶメリットはないと言えるでしょう。

iDeCoに必要な手数料

iDeCoでは、口座開設の初期費用や運用中の手数料などが発生しますが、僕が利用しているSBI証券ではこのようになっています。

SBI証券iDeCo手数料

金融機関によっては「SBI運営管理機関」にあたる支払い先が有料になりますが、利用者からすると何のメリットもありません。

SBI証券・マネックス証券・楽天証券ではいずれも無料なので、必要最低限の手数料しか発生しないのです。手数料に関しては、こちらの記事でも解説しています。

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iDeCoで運用する商品の選び方

iDeCoの運用商品は、元本保証型・元本変動型に分けられます。前者は定期預金や保険、後者は株式・債券・不動産などが対象ですね。どちらかしか選べないわけではなく、元本保証50%・元本変動50%の割合で商品を選ぶこともできます。

iDeCoは運用期間が限られているので、年齢によって最適な組み合わせが変わってくることは覚えておきたいポイントです。

簡単に言うと、若いうちは積極的にリターンを得るために株式比率を高く、高齢になるほど資産を減らさないための守りの運用をすることが望ましいでしょう。

僕は現在30代半ばですが、50歳を過ぎるまでは株式100%で運用をしていくつもりです。その後はそのときの資産状況に応じて考えようかなと。

50歳を過ぎて運用益が十分出ていれば、徐々に資産を減らさない運用へと切り替えるつもりですが、そのときは定期預金を選ぶだけですね。

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株式は長期的に成長するものを

株式や債券などの金融商品のなかで、これまで長期的なリターンはどの国においても株式が圧倒的に高かったことが判明しています。

つまり、運用期間を長く取れるなら株式を中心に運用することが合理的で、株式のなかでも長期的に成長が期待できるのが「米国株式」もしくは「全世界株式」です。

日本は少子高齢化が進み、経済が成長する可能性が高いとは言えないので、国内株式は有望な投資先とはならないでしょう。

また、米国や全世界株式へ投資ができる商品のなかでも、信託報酬(運用にかかる費用)はなるべく安いところを選びましょう。

投資信託はインデックス型とアクティブ型に分けられ、アクティブ型になると信託報酬がバカ高くなります。だからと言って運用成績が良いとは限らないので、インデックス型の信託報酬が安い商品を優先してください。

iDeCoのおすすめ商品

では、実際に運用するべき商品を紹介していきます。

iDeCoでは金融機関によって取り扱っている商品が異なるため、おすすめの金融機関ごとに商品を挙げていきます。

SBI証券

SBI証券のiDeCoでは、オリジナルプランとセレクトプランで取扱商品が違います。ここは迷わず「セレクトプラン」を選びましょう。

セレクトプランでおすすめの商品は以下の通りです。

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 全世界株式
  • eMAXIS Slim 新興国株式

eMAXIS Slimシリーズの商品はコスト(信託報酬)が安く、これからの投資で主流となっていく可能性が高いです。

このなかでも、米国の優良企業500社を対象に投資ができる米国株式(S&P500)がお勧め。僕は現在、これ1本だけで運用しています。

なぜ米国株への投資が良いのかについては、こちらの記事をご覧いただければと思います。

【初心者にもお勧め!】米国株投資のメリットとデメリット
これから投資を始めたいと考えている人には、米国株投資をお勧めします。米国株投資は英語がで...

さすがに米国だけに集中するのは不安だと思う場合は、対象を広げて全世界株式を選ぶと良いでしょう。ただ、全世界とはいえ米国が50%以上を占めているため、米国が中心であることには違いありません。

新興国株式は正直どっちでも…という感じですが、投資のメインとして運用するのはお勧めしません。新興国は目覚ましい成長を遂げる可能性もありますが、それが株式投資のリターンとイコールとは限らないからです。

それよりも、世界経済の中心で法整備も整い、イノベーションが最も起こる国である米国をメインに投資をすることが最適です。

SBI証券で口座開設をする

マネックス証券

マネックス証券のおすすめ商品は、SBI証券とほぼ同じです。こちらもS&P500へ投資ができる商品があるので、これを選んでおけば問題ありません。

  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  • eMAXIS Slim 先進国株式
  • eMAXIS Slim 新興国株式

SBI証券との違いは、全世界株式ではなく「先進国株式」しか取り扱っていないことですね。とはいえ、先進国株式も結局は米国が7割近くを占めていますし、新興国株式と合わせれば自分流の全世界株式投資の完成です。

どちらの証券会社でもS&P500での運用をメインとすることをお勧めするので、運用結果に差は出ないでしょう。

マネックス証券で口座開設をする

楽天証券

楽天証券で取り扱っている商品では、以下の商品をお勧めします。

  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド
  • 楽天・全世界株式インデックス・ファンド

こちらで選ぶのも、米国株式か全世界株式かですね。

SBI証券やマネックス証券との違いは、S&P500は対象が500社ですが、楽天の全米株式は米国のほぼ全ての上場企業(約3600社)が対象となります。

どちらが良いのかという議論もよくありますが、ぶっちゃけどっちでも良い…というのが結論ですね。今後のリターンは、誰にも分からないからです。

しかし、どちらを選んでも十分なリターンが得られる可能性は高いので、細かいことは気にしなくても良いでしょう。

楽天証券を次点としているのは、2019年11月12日からeMAXIS Slimシリーズが信託報酬の引き下げを行うからです。それによって、楽天の商品よりも大幅にコストが安くなります。

今後、楽天の商品も信託報酬の引き下げを行う可能性はあるため、楽天が好き!という方はこちらで運用するのもアリですね。コストが高いとは言え、大幅にリターンが変わるというわけでもありません。

ちなみに、どちらの商品も米国ETFを楽天が買付をして運用するものになります。全米株式はVTI、全世界株式はVTというETFです。

直接買い付けるよりも楽天が間に入る分、信託報酬はETFよりも高くなるのがデメリットですが、投資信託はETFより少額で購入できることや、分配金が課税されずに自動で再投資されるといったメリットがあるので、デメリットは相殺されています。

楽天証券で口座開設をする

まとめ

iDeCoは途中で金融機関を変更することもできますが、手続きが面倒だったり手数料が取られるので、最初にしっかりと調べておきましょう。もちろん、ここで紹介した3社なら問題ありませんよ。

運用する商品に関する注意点としては、人気のある商品が良い商品とは限らないことです雑誌などでは人気の(みんなが買っている)投資信託はこれ!みたいなランキングがありますが、鵜呑みにしないほうが良いですね。

また、会社員の方なら「企業型DC(確定拠出年金)」へ加入している可能性もあります。その場合の金融機関は会社が選んだところになりますから、選べる商品も限定されてしまいます。

友人の勤め先の企業型DCの商品を見せてもらったところ、信託報酬の高い商品ばかりでした。もし米国株式や全世界株式、先進国株式へ投資ができるインデックス型商品があれば、それらを選んでおくことをお勧めします。


こちらの記事も参考に!

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