iDeCoでお勧めの金融機関と商品はこれだ!!

2017年からiDeCoの加入対象枠が広がり、知名度も少しづつ上がってきたように思われますが、みなさんiDeCoは利用していますか?

iDeCoは政府が推し進める自分年金作りの制度ですが、その内容は日本人が苦手な投資そのもの。投資の正しい知識を持たない日本人に、いきなり自分で年金作りをしてね…と言っても浸透するわけがないですね。

とはいえ、何もせずにいるのは今後の日本を考えると得策ではありません。

投資と言っても、実際は難しいものではありません。それでいて、投資をする人・しない人で大きな格差が生まれる可能性があります。

というより、資本主義の世の中では大きな格差が生まれ続けているのが現実です。

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iDeCoを始めるのは難しくない

iDeCo=個人型確定拠出年金ですが、言葉だけ聞くと難しそうに思いますよね。実際、やることは基本的に投資になりますから、よりハードルが高いと感じるかも知れません。

しかし、iDeCoは難しいものではありません。最初の手続きさえしてしまえば、後は基本的にほったらかしでも十分なのです。

iDeCoを始める流れとしては、以下のようになります。

iDeCoの流れ

1.金融機関を選んで口座開設
2.拠出限度額(掛金)を決定
3.運用する商品と資金配分を決定
4.放置(運用)
5.60歳以降に受給

はい、これだけです。

とは言え、投資に触れたとこがない人にとっては、金融機関や運用する商品の選び方なんて分かりませんよね。

知ってしまえば非常に簡単なことですし、今回はiDeCoでお勧め出来る金融機関と運用する商品に関して解説していきます。

そもそもiDeCoってなんやねんッ!?と言う人はこちらを先にご覧ください。

iDeCoのメリット・デメリットを紹介。将来に向けてお得な制度を有効利用しましょう。
2017年から個人型確定拠出年金・通称iDeCoの加入対象者が拡大し、少しずつ加入者が増加...

iDeCoでお勧めの金融機関

iDeCoを利用できる金融機関は銀行・証券会社・ネット証券など数多くありますが、ハッキリ言ってお勧め出来る所は数少ないです。

金融機関を選ぶポイントは、手数料が安いこと・取扱商品の内容の2つだけ。これらを考慮すると、今のところお勧め出来るのはネット証券の3社となります。

iDeCoでお勧めの金融機関

SBI証券
楽天証券
マネックス証券

iDeCoにかかる手数料

iDeCoでは口座開設時の初期費用と、毎月の運用に必要な費用があります。

僕が利用しているSBI証券で必要な手数料は、このようになっています。

SBI証券で初期費用として必要なのは、国民年金基金連合会に支払う2,777円のみです。初期費用に関しては、現在ほとんどの金融機関で同額になっているようです。

それ以外に、毎月発生するコストとして、国民年金基金連合会に103円・事務委託先金融機関に64円の合計167円が必要です。

先ほど挙げた3社に加え、松井証券・大和証券・イオン銀行のみ、同額の手数料となっており、その他の金融機関ではSBI運営管理機関にあたる部分への手数料が発生し、無駄なコストを支払うことになります。

一定以上の金額を運用していれば上記6社と同等になるところもありますが、わざわざそんな金融機関を選ぶ意味はありません。

今のところ6社が最安の手数料で並んでいますが、そこから取り扱っている商品を考慮すると、先ほど挙げた3社に絞られることになります。

手数料のポイント

・初期費用は2,777円
・毎月の手数料は最安167円
・取扱商品を考慮すると、お勧めは3社のみに絞られる

iDeCoで選ぶべき金融商品

iDeCoで運用する商品は、投資信託と呼ばれるものが中心になります。

投資信託とは詰め合わせ商品のようなもので、例えば日経平均株価に連動することを目的とした投資信託なら、日経平均に採用されている225社に投資をする…というイメージです。

個別株の売買は投資信託が行うので、僕たちが直接個別株の取引をすることはありません。簡単に言うと、投資信託に運用を任せるということです。

iDeCoの商品には、株式だけではなく債券・金・REIT(不動産)・定期預金・保険などもありますが、定期預金・保険以外は元本変動型の商品となります。(保険商品も場合によっては元本割れする可能性も)

基本的には株式をメインで運用することをお勧めします。なぜなら、iDeCoには運用益が非課税になるメリットがあり、それを最大限に享受出来るのが株式だからです。

ただし、いざ年金を受け取る時期に暴落してはたまったもんじゃありませんから、年齢を重ねるにつれて株式の割合を減らすなどの対策はしたいところです。

ここではひとまず、年金を受け取るまで数十年の時間がある前提で話をしていきますが、運用する商品を選ぶポイントは以下の2点(+@)です。

運用商品を選ぶポイント

1.米国世界全体が対象の株式

2.信託報酬(手数料)が安い商品

(+@)年金受取が近づくにつれて、元本保証の割合を増やす

これに尽きますが、株式は値動きが激しく、リスクが高いイメージがあるかも知れません。

実際、株式の値動きは激しく、リスクも大きいです。ただ、投資で使われるリスクという言葉は、普段よく使われるリスクとは意味合いが違ってきます。

投資で使われるリスクの意味

一般的にリスクと言えば、危険度の高さを表す意味として使われます。しかし、投資で使われるリスクは、値動きの大きさを意味します。

株式は株価が大きく上がることも、下がることもあります。債券だと大きく値上がりすることもありませんが、値下がりすることもありません。

つまり、値動きの上下幅の大きさは「株式>債券」となり、そのため株式の方がリスクが大きいと言われるのです。

結局損をする可能性が高いなら、やっぱ株式はリスク高いやんと思ったそこのアナタ。実は、リスク=損をする可能性とするなら、株式は最もリスクが低くなることが分かっています。

何言ってんだコイツ?

と思ったみなさん。

株式はリスクが低い?

商品を選ぶポイントとして、米国もしくは世界全体を対象としている株式を挙げました。

なぜなら、約20年ほどの長期で運用したとき、これらの株式のリターンはマイナスにはならなかったという事実があるからです。

例えば、長期的には米国株式は、このようなチャートになっています。

赤丸で囲ったのが、大暴落と呼ばれた出来事です。

短期的にはこのような暴落をすることもありますが、米国ではそれを乗り越えて株価が上昇してきたことが分かると思います。歴史上最大の下落ショックだった世界恐慌時でも、20年後には株価が元の水準を超えました。

これほどの低迷が起こると、リターンに期待しづらいところですが、過去の様々な暴落の経験を糧に政策が練られるため、世界恐慌のような暴落が起こる可能性は低いと言われます。

つまり、今後は20年以内でもマイナスにならない可能性が高いということです。まぁ未来を確実に予測することは出来ないので、可能性が全くないとは言い切れませんが。

リターンに関しても、株式は債券や金などより圧倒的に優れた結果を残してきたので、長期的に見れば株式はマイナスになることはなく、最も高いリターンを生んできたことになります。

胡散臭い話ですが、リスクを危険(損をする可能性)と捉えるなら、株式はローリスク・ハイリターンという夢のような商品なのです。ただし、実際のリスクは値動きの幅を意味するので、株式のリスクは高いと言うのが正しいですけどね。

信託報酬

投資信託では、信託報酬という手数料が必要になります。信託報酬は年率0.2%程度のものから、高いものでは2%前後まで幅があります。

手数料は運用結果に影響しますので、安いに越したことはありません。ただし、手数料が安くても投資対象に魅力がなければ意味がありません。

また、投資信託にはパッシブファンドアクティブファンドがあります。

基本的にアクティブファンドは手数料が高いので、避ける方が賢明です。それぞれの違いが気になる方は、こちらをタップして詳細をご覧ください。

パッシブファンドとアクティブファンドの違いを見る

僕たちが選ぶべきは手数料の安いパッシブファンドであり、その中でも長期的に成長を続ける指数を対象にしているファンドがベストです。

と言っても、今後どの指数が成長を続けるかは確実には分かりません。

しかし、米国は今後も人口増加が予測される最強の覇権国家であり、世界全体で見ても人口は増えるため、これらを対象とした商品がほとんどの人にとって最適な方法となるでしょう。

これらを考慮した結果、商品を選ぶポイントがこうなるのです。

運用商品を選ぶポイント

1.米国世界全体が対象の株式(長期的な成長に期待)

2.信託報酬(手数料)が安い商品(パッシブファンド)

具体的な商品

選ぶべき金融機関は絞られ、選ぶ商品のポイントも分かりました。では、実際にどのような商品がそれに該当するのか、お勧めの金融機関ごとに紹介していきます。

SBI証券

SBI証券で取り扱っている商品では、以下の商品を推奨します。

お勧めの商品(信託報酬)

1. i Free NYダウ・インデックス(年率0.24%)
2. DCニッセイ外国株インデックス(年率0.20%)
3. EXE-i 新興国株式ファンド(年率0.24%)

1.は米国の優良企業30社を対象としたNYダウが対象の商品で、2.は日本を除く先進国を対象に、3.は今後の成長に期待出来る新興国を対象とした商品となります。

正直、この中でもNYダウ・インデックスだけでも十分だと考えていますが、現在、僕はこの3商品に投資をしています。2.3へ投資しているのは…なんとなくです。(マジで)

ちなみに、DCニッセイ外国株インデックスと似た商品に、DC外国株式インデックスファンドというものがありますが、こちらは信託報酬が若干高いので間違えないようにしましょう。

運用の途中経過はこちらをご覧下さい。

経済のド素人が行うiDeCoの運用報告
最近、iDeCoという言葉を聞いたことはありませんか? iDeCoとは自分年金制度の...

マネックス証券

マネックス証券で取り扱っている商品では、以下の商品を推奨します。

お勧めの商品(信託報酬)

1. たわらノーロードNYダウ(年率0.24%)
2. e MAXIS Slim先進国株式インデックス(年率0.11%)
3. e MAXIS Slim新興国株式インデックス(年率0.20%)

もう商品名を見れば、何を対象にしているのかお分かりになってきたのではないでしょうか?

SBI証券と同様、推奨しているのは米国・先進国・新興国ですね。SBI証券に比べて、先進国株式の信託報酬が安いのが特徴的です。

楽天証券

楽天証券で取り扱っている商品では、以下の商品を推奨します。

お勧めの商品(信託報酬)

1. 楽天・全米株式インデックス・ファンド(年率0.16%)
2. 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(年率0.22%)

楽天証券では、米国企業のほぼ全てをカバー出来る商品があり、NYダウが30社への分散投資に対して、こちらは約3,600社へ分散投資が可能になります。

ただし、投資信託の信託報酬には隠れコストと呼ばれるものがあり、先日(2018年9月)発表された第1回の運用報告では、全世界株式の信託報酬が約0.5%だったそうです。

他の商品にも言えることですが、隠れコストを含めると他の商品の方が良いかも…なんて考えもよぎるかも知れませんが、正直ド素人がそこまで考えるのは大変です。

手数料によって若干リターンに影響はあっても、気軽に投資を続けられる方が重要だと思いますし、いずれの商品も問題なくリターンを得られるものだと思います。

投資を続ける中でそれらを調べるのが苦にならないくらい楽しくなれば、その時に改めて商品の選定を考えれば十分でしょう。

その他の金融機関

手数料が最安で並んでいる松井証券・大和証券・イオン銀行には、今のところ魅力的な商品はありません。(個人的見解)

いずれどの金融機関も米国や世界全体に投資が出来る商品を揃えてくる可能性もありますが、今始めるならネット証券以外に選択肢はないと考えています。

まとめ

お疲れ様でした。

長くなりましたので、簡単にまとめておきます。

iDeCoを選ぶポイント

・金融機関は手数料と取扱商品で選ぶ
・候補はSBI証券マネックス証券楽天証券
・運用商品は投資対象と信託報酬で選ぶ
・候補は米国・世界全体を対象とした商品
・その中でも信託報酬が安い方が良い

金融機関・金融商品ともに選択肢が多すぎて考えるのがイヤになりますね。

今後新たな商品が追加された時でも、上記のポイントを抑えておけば投資するに値するかどうかも判断出来るようになりますが、最終的に投資は自己責任です。

そのため、iDeCoに関しても色々な考え方を調べて知識を付けることをお勧めします。

投資に対する不安はあると思いますが、早く始めた人は多くの恩恵を受けられる可能性も上がるため、行動することが重要です。

おしまい。

iDeCoと同じく非課税のメリットがあるNISAに関してまとめています。

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