米国株の長期インデックス投資なら買うタイミングは関係なし!

アイキャッチコラム

株は安いときに買って高いときに売りたい。

そう考えると、いつが安いのか高いのかを見極める必要がありますが、投資初心者にとってそれを見極めるのは難しいでしょう。むしろ、どれだけ経験があっても正確なタイミングを見極めるのは難しいものです。

しかし、米国株の長期インデックス投資であれば、そんなことを考える必要はありません。

何も考えることを放棄している訳じゃないですよ。あれこれ勉強して考えた結果、僕のような凡人は投資のタイミングなど考えず、愚直に積立を行うことがベターな戦略になるということです。

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タイミングを考える必要がない理由

米国株は買うタイミングを考える必要がない理由は、どれだけ考えても今の株価が高いか安いかを正確に判断することができないからです。

2008年のリーマンショック後、米国株は目覚ましい成長を遂げてきました。その結果、2013年にNYダウが14,000ドルの値をつけたとき、あちこちで「高すぎる!」と言われていたとか。

近いうちに必ず暴落すると考える人も多かったようですが、実際はその後も株価は上昇を続け、2020年11月には史上初の3万ドルの大台を突破しました。

もはや、今となれば当時の株価は安かった。むしろ、バーゲンセールとも言える価格だったことになりますね。2014年に株価が割高だと投資をしなかった人は、その後上昇を続ける株価を見て何を思ったでしょうか?

彼らは、「株価は近いうちに必ず暴落する!」(‘ω’)ドヤ!!

俺にもありました

となったのではないでしょうか?

来るべき投資のタイミングを見計らったまま、未だそのときを迎えずに過ごしているかもしれません。

仮に3万ドルから約50%の暴落が起きたとしても、ようやく2013年の株価になるくらいです。滅多に起こらないレベルの暴落が来ない限り、もはや2013年の株価を下回ることはないと言えるでしょう。

もちろん、これは結果論なので、これまでに暴落していた可能性もありました。しかし、結果的に投資ができなかった人の機会損失は相当なものになったのは間違いないでしょう。

上がるも下がるもどちらにせよ結果論ですが、このことから分かるのは、僕たちが事前にそれ(株価の高低)を知ることはできないという事実です。

米国株は長期的に高リターンを生む

米国株投資の有名な書籍に、ジェレミー・シーゲル氏の「株式投資・第4版」があります。

この本にはこのようなことが書かれています。

過去100年において株価は8回のピークを付け、そのピークから10~30年に渡り、株式・長期債・短期債を保有したときに得られた実質利回りは、株式がもっとも高い

ちょっと何言ってる分かんないっす。

僕も投資をしていなければ、書かれている意味が分からなかったでしょう。

これは難しいことではなく、過去100年では株価が高いときに投資をしたとしても、長期的には株式のリターンが最も高くなっていたということ。

また、約20年の長期投資であれば、米国株のリターンはマイナスになったことがないことも明らかになっています。

簡単に言うと、米国株はどの時期に投資をしても他の投資に比べてリターンが高く、長期的に保有していれば損をすることもなかったということになります。

「株は損をしそうで怖い」と敬遠する人が多いのに、米国株は(長期的には)損をしなかったという事実は衝撃的ではないでしょうか。古くは世界恐慌、最近ではリーマンショックやコロナショックなどの暴落が起きたにもかかわらずですよ。

ちなみに、ここで言う米国株とは、個別株への投資ではなく市場全体に投資をするインデックス投資のこと。このブログでもお勧めしているやり方ですね。

世界恐慌やリーマンショック前の株価が高かったときに投資を始めても、米国株への投資は長期的には報われてきました。

それが偶然なのか必然なのかによって意味合いが大きく変わりますが、米国株が成長を続けてきた理由を考えると、僕は必然だったと考えています。

そのため、今後も同じような展開になる可能性(再現性)は高く、僕たちはいつ投資を始めても問題ない=タイミングを考える必要はないという結論に至ります。

後は、各々が今後も米国株が成長する理由について勉強し、それに納得できるかどうかでしょう。納得できるのであれば、米国経済の成長を信じ、投資を続けるだけで良いのです。

リスクの意味

一般的に、リスクは「危険度」という意味で使われます。投資はリスクがあると考えられるのは、損をする危険があるから…という感じですね。

しかし、投資で使われるリスクとは、「値動きの幅の大きさ」を指します。

株式投資では、資産が上昇する幅も下落する幅も元本保証の預貯金より大きくなるので、預貯金より株式投資の方がリスクが大きいと言うのは正しいです。

しかし、そのリスクには「株価が上昇する」という意味も含まれているため、利益が出る可能性についてもリスクという言葉が使われることになります。

米国株は20年の期間ではリターンがマイナスにならなかったと言いましたが、一般的な意味のリスク(危険度)で考えると、リターンがマイナスにならなかった株式はリスクが低いと言えます。

リスク(値動きの幅)は大きいけど、リスク(危険度)は低い。

トンチのようですが、これが米国株の長期投資なんです。別にリスクの意味までは気にしなくてもいいですが、知っておくことで役に立つ…ことがあるかもしれません。

20年後の株価を想像してみる

米国株は長期的に投資をしていれば損をする可能性が極めて低い。そして、どのタイミングで投資を始めても高いリターン期待ができます。

それでも投資を始めるのは怖いなぁ…と不安になる方もいると思います。そんなときは、現在の株価は20年後に比べてどうか?と考えてみましょう。

もちろん、20年後の株価なんて分かりませんが、米国株(NYダウ)の20年前の株価は約11,500ドルでした。2020年11月には3万ドルを突破し、現在は29,000ドル台で推移しています。20年前に比べると、倍以上になっているのです。

2020年に起きたコロナショックのように、いずれまた暴落することもあるでしょう。

それでも暴落を乗り越えて株価が上昇してきたのが米国株の歴史です。今後、あなたが投資を始めた途端にその歴史が覆り、延々と世界的大不況が続くと考えるのは、少し悲観的過ぎると思いませんか?

20年後には「20年前の株価は安かったなぁ」と言っている。それが、これまでの米国株の歴史なのです。

まとめ

ヘタに欲を出してしまうと、現在の株価が高いか安いかの判断に迷って投資のタイミングを逃すこともあります。

短期売買ならタイミングは重要ですが、将来のために資産形成をするならギャンブル的な方法ではなく、長期的な視点で投資をしていくことが重要なので、現在の株価を気にする必要はありません。

どうせ20年後に比べたら現在の株価は安い(可能性が高い)んですから。

重要なのは、早く投資を始めて長く継続していくこと

投資を早く始めるほど時間を味方に付けることができるので、投資できる資金が多くなくても複利の力によって多大な恩恵を受けることができます。

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