au新プラン「ピタットプラン」「フラットプラン」について思うこと

7月14日から、auでは新プランの「ピタットプラン」と「フラットプラン」が発表されました。既に契約変更された方もおられると思います。

個人的にはスマホはMVNOで十分事足りると思っていますので、どれだけ大手キャリアがお得(だと思わせる)プランを発表しようが魅力を感じません。

新プランに関してはあまり詳しくは無いですが、思ったことを書いていこうと思います。

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ピタットプランとフラットプラン

ピタットプランは月ごとにデータを使用した分だけ料金が高くなる、従量制プラン。フラットプランは20GBや30GBの大容量を使用する人向けのプランになっています。

ピタットプランで大々的に報じられたのは、「月額使用料が1980円から」ということです。

まぁほとんどの人はもう分かっているとは思いますが、1980円で済まそうと思うとあれやこれやどれやそれやと様々な制約が付いてきますね。

僕はこの契約仕様の時点で、大手キャリアには不信感しか抱きません。

とりあえず、月額1980円で使用するための条件を簡単にまとめしょう。

  1. 月間データ使用量は1GB
  2. ビッグニュースキャンペーン適用(1年間1000円引き)
  3. スマートバリュー適用(500円引き)
  4. 通話プランはスーパーカケホもしくはシンプル

ビッグニュースキャンペーンは1年間のみなので、2年目以降は2980円となります。

スマートバリューは自宅のネット等も一緒に契約していれば、その間ずっと割引が受けられます。当然、契約解除もしくは契約していなけば割引は無しです。

これらの割引が無い、実質月額料金は3480円ということですね。1GBを超えた場合、1GBごとに月額1000円の料金が上乗せされます。

詳細は分かりませんが、月の最後にぎりぎり1GBを上回ってしまった場合でも1000円上がるということなんでしょうか。1Bの為に1000円支払う可能性がある…と?

フラットプランは20GBまでの契約で、先ほどの割引(スマートバリューも1000円引き)が適用されれば月額4500円です。

ピタットプランで3~5GBまでなら月額4480円、5GB以上なら5480円となるため、安定して大容量を使う人ならお得になるという仕組み。5GBと20GBって…いきなり差が出すぎやろ。

一体通信に係る費用ってのはどんな仕組みなんよって思わされる料金体系でもありますね。

また、この両プランでは端末代金の割引が適用されないので、端末代の負担も必要になります。これに関しては後述しましょう。

気に入らないこと

続いて、僕が大手キャリアに不信感を抱いている点を挙げます。

なんでもかんでも割引在りきの料金プラン

とにかく一番気に入らないのがこれです。

今回も月額1980円からと謳っていますが、2つの割引が適用されればの話です。

特に、ビッグニュースキャンペーン(ネーミングセンスが悪いとかは決して思っ…)は、対象者が相当限られますよね。

※2017年末までに他社からの乗り換え or 新規契約 or 機種変更を伴うMNPでの加入。つまり、端末を必ず変える必要がある。既存ユーザーの機種変更では適用されない。

既存ユーザーよりも、新規ユーザーを重視する悪しき習慣はここでも直りません。

割引が適用されたとしても所詮は期間限定分なので、1年後から料金は上がることをどれだけユーザーが把握しているでしょうか?

それくらい誰でも分かるでしょ~」と思いますが、携帯料金が複雑だと思い込んでいる人にとっては、サラッと説明された程度では恐らく頭に残らない人も多いと思います。

それは自己責任と言えばその通りですが、根源は割引在りきな料金体系が問題とも言えます。

新プランの端末代金に関して

これまでのプランでは、高額な端末代を毎月の料金から割り引く(毎月割)という形で実質負担を少なくしていました。

どうやらこのようなやり方が好ましくないということで、総務省からあれこれ言われているようで、新プランではこの毎月割が無くなります。

と言うことは、端末代は全額負担することになりますが、それに代わる案として「アップグレードプログラムEX」があります。

名前が長いのでひとまず「オプション」と呼んでおきます。(いちいちネーミングが分かりづらいとかは思っ…)

内容としては、月額390円の利用料で端末代金を48回の分割払いにすると、25ヵ月目以上は残りの端末代金を支払うことなく、新しい端末に乗り換えられるというもの。

機種変更の際には、このオプションを引き続き利用することが条件です。

一瞬勘違いしていたのですが、これはオプション利用料が390円であって、端末代が月額390円になるわけではありません。(当たり前ですがパッと見ただけではそう勘違いしそうな書き方でしょう)

つまり、毎月の利用料金には「通話料・データ通信料・端末代・(アップグレードプログラムEX含むその他)オプション代・その他諸々」が必要になるわけです。絶対安くならんやん。

このオプションは、端末をすぐに変えたがる人にとっては、2年縛りどころか永年縛りとも言えるやり方になりますね。

長く端末を使おうと考える人にとってはどうでも良い、むしろ無駄なオプションとも言えそうです。

どうやらこの方法なら、総務省が指摘する端末代補助の適正化にも対応出来るとのことらしく、ドヤ顔で発表されたみたいです。

ユーザーからしたら正直どっちもどっちやと思いますけど。

個人的にはこれまで割引を付けて、端末代が高いということを意識させなかったことが問題だと思っています。

端末代が高いことをユーザーがしっかり意識しておけば、自分にとって本当に必要なものかどうかを考えるでしょうし、コロコロ端末を変えることも無くなるでしょう。

端末代を割り引けば企業の収益にも影響が出るはずですから、最初からそんな割引しなけりゃ良いのに…と思います。

割引に力を入れるより、端末代金そのものを下げる努力をしてもらいたい。これはメーカー側の問題になるのかな?

(考え方が)一瞬難しいので、社内でも本当に安くなるのか疑われていましたが、これならいけると思いました。最後の最後は店頭できっちり説明できれば、乗り越えられるという自信があった

とauの偉いさんがおっしゃったそうですが、社内でもすぐに理解出来ない内容を、店頭説明だけで一般ユーザーがどうやって理解出来るねんって思うのは僕だけでしょうか?

これを見た時は、僕たちとは完全に考え方がズレていると思いましたね。

au社長の一言に大いに不満

7月上旬頃にニュースで見た時に気になったことがあります。それは新プラン発表に際して、auの田中社長への質疑応答の最後の部分でした。

新プランに関してなんやかんやのやり取りがあった最後に、質問者が「総務省の要望に応える形となったが、総務省に何か言いたいことは?」との問いかけに、「別に要望に応える形じゃなくて、これでご満足ですよね。とは思う」と発言。

どういう意図があったのかは分かりませんが、これを見て僕が思ったのは「あぁ、auはとりあえず総務省に満足してもらうことが重要なんやな」ということ。

いやいや、もっとユーザー側の視点に立てよと。

一番ユーザーが不満に思っていることって、長期利用者よりも新規契約者が優遇されることじゃないんですか?

ユーザーはややこしい割引が適用されれば安くなるプランを求めてるんですか?

長期利用者を優遇して料金を下げると新規契約が取りづらくなって採算が合わないなら、そこをどうするかを考えるのが企業ってもんでしょうが!!

訳の分からんプランや割引ばっかり付けるから、従業員の負担が増える結果、従業員の数を増やして無駄に費用掛かるんじゃないの?

それが出来ないなら通信事業なんて止めちまえ!!

おっと、言い過ぎた。とりあえず、ユーザーとの考え方がズレ過ぎている限り、こちらの企業にお世話になることはないでしょう。

まとめ

今回の新プランで、これまでよりは月額料金が安くなる人は多くなるかもしれません。

しかし、本当に安いかどうかは色々な条件があるので一概には言えませんし、アップグレードプログラムEXとやらに加入するのが得なのかどうかも、自分で考えなければ分かりません。

店頭である程度のアドバイスはしてもらえるでしょうけど、最適なプランが提案されるかと言えば微妙なところです。

どちらにせよ自分で知識を付けることが一番手っ取り早いわけで、どうせ面倒なことを勉強するならもっと料金が安いMVNOに関して調べれば良いと思います。

いつまで経っても自分で考えて行動出来ない人は損をし続けるの世の中ですね。そして、端末は大事に扱いましょう。

MVNOに関してはこちらの「格安スマホはなぜ安い?!」の記事で、基本的なところを知ると抵抗が無くなると思います。

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