競馬初心者におすすめの馬券の買い方~的中率と回収率のバランス~

競馬はギャンブルと思われがちですが、実際に競走馬が走る姿を見ると、競馬の楽しさを感じてもらえることは多いです。

しかし、馬券を買うとなると勝ちたいと思うのが人間の心理。

競馬はほとんど人が負けていると言われるくらい、勝つのが難しいのも事実ですが、競馬を始めたばかりの初心者だと馬券をどう買えば良いか悩みますよね。

先に言っておくと、馬券の買い方に正解はありません

好きなように買えば良いのですが、そのなかでも効率の良い・悪い買い方があるのも確かです。

この記事では、競馬初心者におすすめの馬券の買い方を解説しますので、これを参考にして競馬を楽しんでください。

スポンサーリンク

馬券の基礎知識

買い方の前に、知っておきたい基礎的なことをお話します。

現在、JRAで購入できる馬券は以下の9種類です。

券種特徴的中率
単勝1着の馬を当てる
複勝3着以内の馬を当てる
馬連1-2着の馬番を当てる(順不同)
枠連1-2着の枠番を当てる(順不同)
ワイド1-2着・1-3着・2-3着のいずれかを当てる
馬単1→2着を順番通りに当てる
三連複1-3着を当てる(順不同)×
三連単1→2→3着を順番通りに当てる××
WIN5指定された5Rの1着をすべて当てる×××
的中率 → ◎>〇>▲>△>×

基本的に、的中しにくい馬券ほど高配当が出やすいので、三連複・三連単・WIN5は高配当が多くなります。とくに、三連単とWIN5は万馬券が当たり前。

馬券は的中しやすい = オッズは低い・的中しにくい = オッズが高いとなるので、覚えておきましょう。

また、競馬には控除率というものがあり、ざっくり説明すると控除率とは馬券購入の手数料です。

馬券の種類によって少し異なりますが、単勝・複勝の控除率は20%、それ以外は25%前後となっています。

つまり、単勝・複勝だけ手数料が優遇されているんですね。

手数料の優遇は、オッズに影響を与えています。例えば、控除率20%で単勝オッズが10倍なら、控除率25%なら9倍にしかなっていない…という感じ。

※ オッズはイメージです

とはいえ、単勝・複勝はそもそもオッズ自体がそう高くないので、あまり実感としてはないでしょうし、気にしなくても良いです。

初心者におすすめの馬券の買い方

では、実際に初心者におすすめの馬券の買い方を挙げていきます。

先ほども言ったように、馬券の的中率とオッズは反比例します。つまり、穴狙いばかりしていると、全然当たらない可能性が高くなるということです。

初心者に限ったことではないですが、ハズレが続くと楽しくないため、ある程度の的中率は欲しいところですね。

それを踏まえて、まず最初におすすめするのは単勝を2~3点買うことです。

単勝2~3点買い

単勝は1着の馬を当てる馬券なので、複数点買えばどれかは必ずハズレ馬券となります。

しかし、複数点買うことで的中率を高め、馬券が当たる楽しみを知ることもまた、競馬初心者には大切なことです。

とはいえ、的中させたいがために点数を買いすぎるのはご法度。

5頭も6頭も買っていては、当たったところでオッズによってはマイナス収支になる可能性があります。

トリガミの是非

馬券が当たったのにトータルでは損をすることを「トリガミ」といいます。

トリガミなら賭け金の一部が戻ってくるため、次のレースの資金にできるから問題ないという人もいれば、トリガミになる馬券なんて買うだけ無駄という人もいますが、どちらの言い分にも一理あるため、正解・不正解はありません。

ただ、個人的にはトリガミになる買い目は買いません。

なぜなら、トリガミの買い目を入れると購入資金が増えるから。そして、トリガミの買い目だからといって、的中率が高くなるわけではないからです。

むしろ、馬券は外れる可能性のほうが遥かに高いものなので、当たっても儲からない馬券なら最初から買わずにお金を残しておくほうが、長い目でみてプラスになると思うので、僕は買わないのです。

それでハズレが続くと、資金が一気になくなるデメリットはありますが…

狙うべきオッズ

単勝の2.3点買いで狙うべきオッズは、7~20倍前後が良いです。

これは2018年のオッズ別成績ですが、「単回値」がそのオッズの馬をすべて買ったときに回収できる金額の割合を指しています。

1.0~1.4倍の馬なら、勝率(的中率)が62.4%もありますが、賭けた金額の80%しか回収できないということ。

この数値は多少の違いはあるものの、毎年ほぼ同じような数値に落ち着きます。

傾向としては、人気サイドと大穴サイドの単回値は低めに、中穴サイドは高めに出るようになっています

その理由は、オッズはその馬を買う人が多くなれば低くなり、買わない人が多いと高くなるから。

人気サイドは競馬新聞やコメントをみて、成績の良い馬が強そうだと思う初心者や、とにかく当てたいと思う人がいるため、買う人が多くなります。

大穴サイドはこれまでの負けを取り返そうとする人がいるため、買う人が多くなります。

つまり、人気サイドと大穴サイドに買う人が寄っていく分、中穴サイドに妙味が生まれやすいのです。

もちろん、すべてのレースに当てはまるわけではないですが、全体としてはそういった傾向になりやすいということですね。

ただし、それだけで勝てるほど、競馬は甘くないことは覚えておきましょう。

ワイド馬券

続いておすすめなのが、ワイド馬券です。

ワイドは1-3着のうち、2頭を当てる馬券。複勝を2頭当てるのと同じことですが、ワイドのほうがオッズが高くなりやすいです。

ワイドを買うときに知っておきたい競馬の事実をひとつ。

年間では、1~3番人気のいずれかが3着以内に好走する確率は約90%ほどあります

言い換えると、3番人気以内の馬を外したワイドを買う時点で、90%は外れるということ。

人気馬が絡むとオッズは低くなりやすいですが、的中させるには人気馬を買うことも避けては通れないのです。

ただ、3番人気以内が好走する確率を逆手に取り、ワイドを買うこともできます。

例えば、狙った馬が4番人気以下の穴馬だった場合。

もし狙った馬が好走した場合、3着以内の残りの2頭のうち、1頭は3番人気以内になる可能性が高いことになります。

ならば、穴馬→1.2.3番人気のワイドを買えば、穴馬さえ好走すればワイドが高確率で的中する。

また、残りの2頭がともに3番人気以内である可能性もあるので、ワイドがW的中することもあります。

人気馬が絡んでもワイドなら10倍くらい付くことは良くあるため、W的中すれば意外と大きな利益が得られる可能性もありますね。

ただ、穴馬が好走したときに限って人気馬が壊滅する1割のほうが起こったときは、とてもとても悲しい気持ちになります…

ワイドbox

ワイドboxとは、複数の馬を選び、その馬のうち2頭が3着以内に好走すれば当たる買い方です。

例えば、1~5番までの5頭boxを買う場合。

  • 1-2.1-3.1-4.1-5
  • 2-3.2-4.2-5
  • 3-4.3-5
  • 4-5

買い目は以上の10点となり、選んだ馬の組み合わせをすべて買っていることがわかりますね。

ワイドboxのメリットは、選んだ馬のうち2頭が好走すれば的中すること、3頭好走すればワイドがトリプル的中すること。

デメリットは、買い目が多くなることで、当たっても儲からない可能性も高くなることです。

5頭boxなら10点買いとなるので、オッズが10倍以下のトリガミとなる組み合わせばかりなら、買うのは止めたほうが良いかも。

利益度外視で彼女に良いところを見せたい!というなら、金銭面とは違う利益が得られる…かも知れません。(得られるとは言っていない)

boxの買い目数

boxは券種と選ぶ頭数によって、買い目が大きく変わってきます。選ぶ馬が増えるほど、買い目が一気に多くなることには注意していください。

boxの買い目点数早見表( JRAのサイトへ)

初心者が買わないほうが良い馬券

単勝の2~3点買いと、ワイド(box)馬券では大儲けは期待できませんが、的中率と回収率のバランスが良い買い方です。

逆に、大儲けに期待ができるけど的中率とのバランスが悪い馬券は、初心者にはおすすめできません。

的中率が悪いということは、ハズレ続ける可能性があるからです。馬券がハズレ続けても競馬を見るだけで楽しいと思えれば良いですが、やはり馬券も的中したいですよね。

ですから、馬券の種類で説明したときに的中率を×とした馬券(※)は、初心者はあまり買わないほうが良いでしょう。

※ 三連複・三連単・WIN5

ハズレ続けても良いから一攫千金を狙いたい!という人は、三連単やWIN5に挑戦しましょう。ただし、それで塵芥となっても自己責任ですよ。

まとめ

馬券の的中率と回収率は反比例する関係にあります。

当てたいからと人気馬ばかり買っていては、馬券で勝つことは難しくなりますし、勝ちたいからと穴馬ばかり買っていては、馬券が当たりません。

初心者が競馬を楽しむなら、的中率と回収率のバランスが重要になるので、そのようなことを意識した買い方から実践していくことがおすすめです。

おしまい。


競馬で勝てる人と勝てない人の違いについて言及している記事も、併せてご覧ください。

競馬は勝てるのか?勝てる人と勝てない人の違い

スポンサーリンク

シェアする

フォローする