【高すぎる!】一人暮らし向け賃貸の火災保険の相場は?

賃貸契約をする際の初期費用…高いですよね。

物件を紹介してくれる労力に対して支払う仲介手数料などは納得できますが、なかには支払う意味がわからない費用もあります。

そんな初期費用のなかには火災保険がありますが、火災保険ってどれくらいが妥当なのか、相場がわかりにくいと思いませんか?

ここでは知っておかなければ損をする、火災保険の大切な知識をお伝えしていきます。

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一人暮らし向け賃貸の火災保険の相場

一般的に多い1Rで8~10畳程度の広さだと、初期費用として支払う火災保険料の相場は、2年間で15,000円~20,000円となっています。

物件によっては単年契約の場合もあるかもしれませんが、その場合はこれの半額程度と考えてください。

ただし、はっきり言ってほとんどの方は、火災保険にこれだけの保険料を支払う必要はありません。

言い換えると、初期費用として支払う火災保険料は、相場そのものが(圧倒的に)割高だということです。

じゃあ値引き交渉をするべきなのか?ということですが、そもそも火災保険は不動産会社が指定するものに加入する義務はありません

そのため、値引き交渉などしなくても自分で加入すれば良いだけです。

僕の実例で、初期費用の火災保険が2年で15,000円だったところ、自分で契約したことで年間1,500円だけで済みました。

ただ、自分で契約するには火災保険について知っておかなければならないこともあります。

そもそも、火災保険がどのような保険なのかをご存知ですか?

火災保険とは?

火災保険は、保障の対象が「建物」と「家財」に分けられます。

建物が対象の保険にはオーナーが加入し、入居者が加入するのは家財が対象となる保険になります。

家財とは自分が持っている家具や財産などを指し、それらが火災によって被害を受けたとき、保険金を受けとることができます。

え、火災保険って火災で建物が燃えたときの補償をしてくれるんじゃないの?と思った方もいるでしょう。

実はそうではなく、家財の補償をしてくれるので「家財保険」と呼ばれることもあります。ややこしいですね。

家財保険は重要ではない

入居者が賃貸契約で加入する火災保険は、自分の財産を守るための保険ということになります。

どこかの調べによると、27歳以下の夫婦のみ世帯が所有する家財の合計平均金額は約500万円ということらしいですが、どんだけ裕福な国やねん…

まぁ平均額は一部の金持ちが引き上げるので、ほとんどの方はもっと少ないのが現実ですね。

僕の場合は家具など一式すべてを合わせても、せいぜい数十万円というところでしょう。

つまり、火災によって家財が被害を受けたとしても、金銭的な損害はまったく大きくないということです。

にもかかわらず、起こるかどうかもわからない火災のために2年で15,000円の保険料…おかしいですよね。

もちろん、家財保険は補償金額が高くなるほど保険料も高くなります。

賃貸契約の際、契約者一人ひとりによって最適な補償額は違うはずですが、そんなことは一切考慮されていません。

むしろ、僕のような少ない家財しか持っていない場合は、火災が起こる確率を考えれば保険に加入することすら不要と言っても過言ではありません。

自分にも当てはまる…と思った方もいるのではないでしょうか?

しかし、火災保険に加入する目的は家財保険とは別のところにあるので、実際は加入したほうが良いのです。

火災保険に加入する目的

賃貸契約で火災保険に加入する最大の目的は、「借家人賠償責任保険」へ加入するためです。

色々と出てきてややこしいですが、借家人賠償責任保険は単独で契約することができず、家財保険の特約でしか加入することができません。

なので、家財保険 = 火災保険に加入することになるんですね。

借家人賠償責任保険とは?

簡単に説明すると、火災によって部屋がボロボロになった場合に、それを修繕するためのお金を補償してくれる保険です。

賃貸契約では、退去時には入居時と同じ状態に戻さなくてはならない「原状回復」という決まりがあります。

基本的には最初に支払う敷金から、修繕費用を差し引かれることになりますね。

しかし、火災によって部屋がボロボロになったときでも原状回復の義務があるため、部屋全体を修繕するには敷金ではとても足りません。

それこそ何百万単位のお金が必要となるでしょう。

その補償をしてくれるのが借家人賠償責任保険ですが、極端な話、部屋を修繕できるくらいのお金を持っているのであれば、火災保険には加入しなくても良いということです。

ただ、そんな人はほとんどいないでしょうから、借家人賠償責任保険が必要であり、そのために火災保険が必要になります。

つまり、火災保険料を安く抑えるためには、家財保険と借家人賠償責任保険の補償額を最適な金額のみにすれば良いと。

ところが、不動産会社が初期費用として指定する火災保険では、色々と無駄な補償が付いていることで保険料が高くなっています。

一説では、不動産会社は契約が成立すると保険会社からキックバックが貰えるということで、それを収入源としているそうです。

みんなの部屋保険G2

僕は事前に火災保険は自分で加入できることを調べていたので、契約時に不動産会社にはそれを伝えました。

しかし、大家がどうたらこうたらと言うので面倒になり、その場は一旦指定された火災保険で契約。

そこで加入させられたした火災保険は、「みんなの部屋保険G2」という保険でした。

契約する際にはどれだけの補償が受けられるのかもわからず、保険会社の公式HPを確認し、支払った保険料から推測しました。

すると、家財保険は152万円の補償が付いており、借家人賠償責任保険は1,000万円の補償額でした。

ただ、そのとき僕が契約した部屋は家賃が35,000円程度の小さな部屋だったので、家財はもちろんのこと借家人賠償責任保険の補償額も高すぎる。

おまけにこの保険では、それ以外にも修理費用保険や個人賠償責任保険といった契約もされており、無駄な保険料が発生しているのです。

みんなの部屋保険G2は悪徳か?

とはいえ、みんなの部屋保険G2が悪い保険とは言い切れません。

保険が適用される災害は幅広く、何かあったときには保険料に見合った保険金が受けとれることは間違いないでしょう。

ただ、当時の僕にとってはまったくニーズに適さない商品であったということです。

誰のための保険か

火災保険は加入しておく必要性が高いとはいえ、不動産会社が紹介するものは誰のための保険なのでしょうか?

生命保険や医療保険などでは、こちらのニーズを聞くこともなく最初から商品を決めるなんて有りえないですよね。

火災保険でも、不動産会社が契約者のニーズを聞いたうえで必要な保険と補償を選んでくれるなら良いですが、現状は自分たちのことしか考えていません。

すべての不動産会社がそうとは言い切れませんが、火災保険を言われるがまま契約しては搾取されるだけ。

ややこしいから調べるのも面倒やし高くてもええわ…という方はそれでも良いでしょう。

ただ、こういったものは一度調べれば後々ずっと役に立ちますし、調べなければずっと搾取され続けます。

まとめ

今回の記事を簡単にまとめます。

  • 賃貸契約の火災保険の相場は2年で15,000~20,000円
  • ただし、相場そのものが割高
  • 火災保険は自分で選べる
  • 重要なのは借家人賠償責任保険

これらを知っているだけで、賃貸契約時の初期費用はグッと抑えられますし、自分で調べるクセが付けば様々な場面で活用できるでしょう。

もし契約時に自分で加入することを伝えても引き下がらない場合は、一度契約してすぐに解約手続きをしてやりましょう。

自分で加入する際に考えるべきことを、こちらの記事で解説しているので併せてご覧ください。

【一人暮らし向け賃貸】火災保険を安く抑えよう

おしまい。


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コメント

  1. かっ より:

    過失で燃えてしまったとかそういう場合の保証をどうするのですか
    個人賠償責任保険は約款上、自分の家は対象にならないですよ

    私も保険屋は大嫌いですが(詐欺師です)

    誤解を招くかと

  2. かっ より:

    すみません上の保険屋ならあってましたね

    • hide より:

      コメントありがとうございます。
      個人賠償責任保険では補償されませんが、借家人賠償責任保険が補償をしてくれるため、火災保険に加入する最重要ポイントは借家人賠償責任保険であることをお伝えしたつもりですが、分かりにくかったですかね?
      上の保険屋というのが何を指しているのかが分かりかねますが、もし表示されている広告のことだとしたら、それは自動的に読者に関連のある広告が表示されているだけなので、人によって表示される広告は変わる仕組みになっています(的外れな話ならすみません)。
      保険屋が詐欺まがいなことをしているのは同意見です。搾取されないためにも知識を付けたいですね。