【新型コロナウイルス】ワクチンの効果や安全性について調べてみた

コロナワクチン雑記

※重要なお知らせ

諸事情により画像データが消えてしまいました。読みづらいところがあるかと思いますが、現在復旧中ですのでご勘弁。

2021年になっても新型コロナウイルスの感染が収まる気配が見えませんが、日本でもワクチンの接種が行えるようになるという話題が出ていますね。

ワクチンは早ければ2月下旬、まずは医療従事者を最優先に、それから高齢者や基礎疾患のある人、高齢者施設従事者などに接種されるようです。一般の人への接種はそれ以降で、ワクチンの供給量などに左右されるとのことで、しばらく先になりそうです。

ただ、ワクチンを接種すればコロナなんて怖くない!…というわけでもないようなので、もし自分が接種できる状況になったとしても、接種するかどうかを考える必要がありそう。そのために、なんだかよく分からないワクチンについて、素人なりに調べてみたことをまとめておきます。

念のために言っておきますが、僕はワクチンについては完全なるド素人ですから、ここで書いてあることの真偽は自分でしっかりと確認してください。

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ワクチンの効果

2020年12月に、米国のファイザー社・ドイツのビオンテック社が開発したワクチンが英国・米国で接種開始され、予防効果を示す有効率がともに約95%となっているようです。ただし、この数値はコロナを「発症」しなかった人を示しているだけで、「感染」した人までは含まれていないとのこと。

つまり、ワクチンで発症を防げても感染までは防げていない可能性があるということです。コロナは無症状でも他人に感染するので、ワクチンを接種して症状が出なかったとしても、他人に感染させるリスクがあることは知っておきたいですね。

コロナの感染が拡大して1年、最初のワクチン接種からでも数ヶ月ということで、ワクチンに感染の予防効果があるかどうか分かるまでは、まだまだ時間とサンプルが必要なようです。

また、ワクチンの役割は本来、ウイルス感染と同じ状況を作り出すことで免疫応答を起こし、免疫細胞の一種である「B細胞」に抗体を産生させること。そのB細胞が感染・発症中にウイルスを撃退し、その後も体の中に残り続け、次にウイルスが侵入したときにも撃退してくれるのです。

しかし、世界中のコロナ感染者の臨床が行われるなかで、重症化した人ほど体内の抗体量が高まっているという現象が確認されたそう。抗体が多いならウイルスを撃退できるはずなのに、実際は重症化しているのです。そのため、抗体は「コロナからの回復にはあまり寄与していない」という可能性もあるとか。

さらに、感染者のほとんどに抗体の産生が確認され、少なくとも5ヶ月間は十分な量の抗体が存在し続けることや、日本でも感染後6ヶ月後に98%の人が抗体を保有していることが確認されています。一方で、抗体が急速に減ってしまう場合や、数ヶ月以上大量の抗体を持ち続ける場合など、人によって様々なケースがあることも判明しています。

コロナは再感染する

抗体が減ってしまう事実として、いちどコロナに感染した人が数ヶ月後に再度感染したという事例があります。

2020年の8月、香港の30代男性がコロナに再感染したというニュースが出て以降、再感染の報告は増えているそうで、再感染しても無症状で気付かないケースも考えると、かなりの数の再感染者がいると考えられます。つまり、コロナの再感染は「当たり前」に起こると。

また、コロナウイルスはインフルエンザウイルスとおなじように変化しやすい特徴があるようで、いちどコロナに感染して抗体ができても、時間が経つとウイルスが変化して抗体が効かなくなる可能性もあることは覚えておきたいですね。

ワクチンの安全性

ワクチンでコロナが抑えされるなら喜ばしいことですが、ワクチンには少なからずリスクがあることも忘れてはいけません。薬でいう副作用は、ワクチンでは「副反応」と呼ぶそうですが、その危険性は知っておく必要があります。

今回欧米で接種されたワクチンは、これまで使われたことのない「新しい種類のワクチン」です。これまでのワクチンは、弱毒化あるいは死滅させた菌やウイルス・細菌の一部を精製して作ったものがほとんどですが、今回のワクチンは「mRNA」というウイルスの遺伝情報を伝達する物質を人工的に作ったもの。

正直、素人の僕にはよく分かりませんが、mRNAをワクチンとして接種すると、細胞内でウイルス分子に変換されて、それに対する免疫反応が起きて抗体が産生されるようになるとか。これまでmRNAワクチンはなかったため、発症予防効果がいつまで続くかについて長期的に調べた研究はなく、どのような副反応が起こるかも十分には分かっていないそうです。

mRNAワクチンには、病原体の一部を使う従来のワクチンで効果を高めるために使用される「アジュバント」という物質がなくても、それ以上の効果があると報告されています。mRNAワクチンは、それ自体にアジュバントの効果があると考えられ、細胞内のTLR7という分子に結合して免疫を活性化させているとかいないとか…しかし、強力な効果には当然、副反応のリスクもあります。

TLR7を刺激して免疫反応を活性化させる物質が、人では皮膚炎症を起こすことや、動物で自己免疫疾患を誘導することが報告されており、今回のワクチンの治験でみられた副反応には、注射部位の痛み・疲労感・頭痛・悪寒・発熱など、軽度から中等度のものがあったそうです。

ただ、こういった副反応は一般的なワクチンでもみられるもので、mRNAワクチンは少し頻度が高い程度とのこと。しかし、わずかながらワクチン接種によってアナフィラキシーという強いアレルギー反応も見られ、これまでに何らかの原因でアナフィラキシーを起こしたことがある人は、接種を控えたほうがよいとも言われています。

とはいえ、強い副反応が見られるのは今のところ極稀であり、それ以上にコロナから人々を守れるというメリットはあります。しかし、まだ治験数も十分かどうかは分かりませんし、たまたま頻度が高く出たという可能性もあれば、たまたまこれくらいの頻度で済んだという可能性もあるため、やはり今後の報告にも注意はしておいたほうが良さそうですね。

国内製造のワクチンは?

2月下旬から接種が予定されているワクチンは、いずれも海外で作られたものです。

現在、日本では塩野義製薬とバイオベンチャー企業のアンジェスという2社が開発に取り組んでいるそうで、どちらも海外で接種されているmRNAとは違うタイプのワクチンを開発しています。

しかし、日本は世界的にみても感染者数が少ないので、臨床試験の結果が分かりにくいという問題があり、実用化されるまでには時間がかかる可能性も高そう。しっかりとしたデータがない限り、国内産といえど安全性は担保されませんから、こちらも今後の動向に注目しておきましょう。

まとめ

日本でワクチンの接種が開始されたとしても、まずは医療従事者などからとなるので、一般の人が接種できるようになるまではしばらく時間がかかるでしょう。

本来、ワクチンはこれほど短期間で作り上げるものではなく、今回は緊急事態による措置とも言えるので、その効果や安全性をすべて鵜呑みにするのも難しいのも事実。言い方は悪いですが、すでに接種が始まっている国を人柱として、今後の経過をしっかりと見ておきたいですね。

また、ワクチンを接種したからといって問題がすべて解決するわけでもなく、インフルエンザのように毎年の接種が必要になってくるかもしれません。いつになればコロナを気にすることなく生活できるようになるか分かりませんが、今は少しでも早く事態が良くなることを願うばかりです。

なお、現時点でワクチンを接種するための費用は国負担ということで、無料と言われています。接種を検討している方は、それまでにできるだけ多くの情報を自分で調べておくようにしてください。

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