【関西電力】電力会社の乗り換えで電気代は安くなるのか?!一人暮らしのケースでシミュレーションしてみた

アイキャッチ水道光熱費

電力の自由化によって様々な企業で電気の契約ができるようになりましたが、ほとんどの方は「んで、安くなんの?」という感じで思っているのではないでしょうか。

かく言う僕も、実際に比べてことがないまま「どうせ大して変わらへん」と思い、今も関西電力で契約をしています。ただ、乗り換えをして節約になるなら、やるに越したことはありません。

ということで、電力会社を乗り換えたら電気代は安くなるのか?について、調べてみました。

結論から言うと、どこが安いか手間暇かけて調べる労力に値する効果はない!です。

スポンサーリンク

関西電力の電気料金

乗り換える前に、まずは電気料金の仕組みを知らなくてはなりません。

関西電力では一般的に契約するのは「従量電灯A」というプランで、使用量が少ないほど1kwあたりの単価が安く、使用量が多いほど単価が高くなる従量制のシステムになっています。

料金は各電力会社で違いますが、関西電力の場合、月15kwまでは最低料金として341円がかかります。これは1kwしか使わなかったとしても、必ず必要になります。

15kwを超えて120kwまでを1段料金として1kwあたり20.32円、120kwを超えて300kwまでは2段料金として1kwあたり25.8円、300kw超過分は3段料金として1kwあたり29.29円となっています。

  • 最低料金…341円
  • 1段料金…20.32円/1kw
  • 2段料金…25.80円/1kw
  • 3段料金…29.29円/1kw

※ 価格は全て税込。

これに「燃料費調整額」と「再生可能エネルギー発電促進賦課金」という費用を合わせた金額が、毎月の電気代として請求されます。

燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金は月ごとか年ごとか分かりませんが、単価が変わってくるようです。まぁこれらはあまり気にしても頭が混乱するだけなので、そんな費用もあるよということだけ覚えておくと良いでしょう。

また、関西電力でガスの契約も同時にすると、自動的に「なっトクパック」というプランになり、最低料金・各段階の料金単価が若干安くなります。

  • 最低料金…285円
  • 1段料金…20.31円/1kw
  • 2段料金…24.10円/1kw
  • 3段料金…27.80円/1kw

基本的な料金体系が分かったところで、僕のとある月の電気代を見ています。なお、僕はガスも契約しているので、なっトクパックの料金となります。

その月の使用量は153kwで、電気代は以下のようになっています。

最低料金+1段料金+2段料金+燃料費調整額・再生可能エネルギー発電で計3,668円です。

燃料費調整額は微々たるものですが、再生可能エネルギー発電促進賦課金は意外とかかっていますね。1kwあたり約3円が上乗せされるので、使い過ぎると馬鹿にならない金額になりそう。

というわけで、他社で契約していた場合、この月の使用量ではどれだけ節約することができるのか、もしくは節約にならないのかを調べていきます。

楽天でんきの場合

僕は主に楽天カードで支払いをしているので、楽天ポイントが貯まるなら楽天でんきが乗り換えの最有力かなと思い、まずは楽天でんきを調査しました。

楽天でんきでは「プランS・M」と「動力プラン」の3つのプランがありますが、一般家庭が契約するのは「プランS」です。

プランSでは最低料金や基本料金などはなく、料金単価は使用量にかかわらず一律。単価はお住いの地域によって違います。

僕は関西電力エリアなので、1kwあたり22.50円です。これに燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金を合わせた金額が、毎月の電気代になります。

なお、燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金の単価は同じエリア内であればどの会社でも同じです。つまり、料金比較の際はこれらは除いて考えればOKということですね。

料金単価が一律なら、計算は簡単です。

153kw×22.50円で3,442.5円。これに燃料費調整額・再生可能エネルギー発電促進賦課金の約455円を足した約3,897円が楽天でんきで契約したときの電気代。

関西電力は3,668円だったので、乗り換えないほうがお得でした。やっぱ乗り換える必要ないなぁ…とは一概に言えないのがややこしいところ。

なぜなら、関西電力は使用量が増えるほど単価が上がり、電気代もどんどん高くなりますが、楽天でんきの場合はどれだけ使っても単価は同じだからです。

つまり、月の使用量が多いときは楽天でんきのほうが安くなる可能性があり、使用量が少ないときは関西電力のほうが安くなる可能性が高いということ。

使用量ごとの電気代を比較してみましたが、月に300kw以上使うようなら楽天でんきのほうがお得になりそうです。(燃料費調整額・再生可能エネルギー発電は含んでません)

使用量関西電力楽天でんき
200kw¥4,346¥4,500
250kw¥5,551¥5,625
300kw¥6,756¥6,750
350kw¥8,146¥7,875

もっと少ない時点で楽天でんきが安くなるかなと思ったんですが、計算してからくりが分かりました。

関西電力の場合、最低料金が285円ですが、これを15kwで割ると1kwあたり19円です。

120kwまでは20.31円/1kwなので、120kwまでの使用では、楽天でんきと1kwあたり5.69円もの開きがあることになります。

そのため、この部分での差が大きく、かなり多めの使用量にならないと楽天でんきのメリットである一律料金の優位性が出てこないんですね。(多分)

一人暮らしで300kw以上も使う人は稀ですし、それだけ使う人はおそらく高収入で豪邸にでも住んでいるでしょうから、電気代の節約なんか考えることもないでしょうね。笑

結論

薄々と感じてはいましたが、一人暮らしの場合は電気会社の比較をしたところで、安くなる可能性は低い、もしくは微々たる節約効果しかないでしょう。

数ある会社から、どこが安いのか調べる労力に見合う効果はないと思います。

効果があるのは、月々の使用量が常に多くなる家庭の場合。

比較したのは楽天でんきだけですが、見たところどの会社でも単価に大きな違いはありませんので、目安は300kwあたりになるかと思われます。

ただし、電気料金はお住いのエリアによって違うので、地域によっては乗り換えで節約できるところもあるかもしれません。(あるとは言っていない)

とはいえ、やはり目に見えて効果があるのは使用量の多い家庭に限られると思うので、そういった家庭以外は考えるだけ時間の無駄では?と思ったのでした。

コメント