GPIFの運用実績が順調ですが、果たして国民のどれくらいが認知しているのだろうか?

今年の初めにGPIFの運用報告をメディアが取り上げるのだろうか…という記事を書きました。

果たしてメディアはGPIFの次回の運用報告を取り上げるのだろうか?
将来の年金が貰えないと嘆いている若者のみなさん、年金はちゃんと納めましょう。 受け取れる金額は減少するかも知れませんが、年金は一生涯受...

この記事を書いたきっかけは、運用の第3四半期にあたる2017年10月~12月の株価が、日本・米国ともに好調だったからです。

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メディアの対応

その時期、日経平均は2,000円以上・NYダウは2,000ドル以上も上昇しています。

GPIFのポートフォリオは約50%が株式(国内約27%・海外約25%)で構成されているため、運用実績は大幅にプラスになっていることが想定できました。

そこで思い出されるのが、年間の運用成績がマイナスとなったH27年度のメディアの対応です。当時は年間で-3.91%・金額では約5兆3,000億円の損失を出したと大騒ぎでした。

麻生さんが年金の運用は短期的な結果で判断するべきではないと言っていたような気がしますが、情弱一般市民にその意味が理解できる人がどれだけいたでしょう。

米国株投資をしている人なら、恐らくほとんどの方がGPIFの運用に文句はないはずです。文句があるとしたら、海外株式の割合をもっと増やせということでしょう。

マイナスリターンだったH27年度とは一転、H28年度は大幅なプラスリターンを達成しています。トランプ大統領の誕生以外に何があったのか、すでに記憶が定かではありませんが…

H28年度は+5.86%で金額では約7兆9,000億円のプラス。前年度のマイナスを余裕で回収できていますね。

しかし、そのときメディアはそのことについて、どれだけ報道したのでしょうか。

僕はテレビがないのでネットの情報しか見ていませんでしたが、当時GPIFの運用益に関して絶賛するような記事は見た記憶がありません。

まぁそれこそ1年の運用実績がプラスだからと言って騒ぐ意味もないのですが、マイナスのときだけこれ見よがしに叩きまくるなら、プラスのときもしっかりと報道しなさいよ。

もっとこれまでの運用実績についてニュースで取り上げれば、投資に関心を持つ人が増えるはずです。

GPIFは運用額も大きく、複利の力を活かして運用することの重要性を示すには格好の材料ではないでしょうか。

H29年度・第3四半期の運用状況

前回の記事を書いたときは、運用状況の発表の丁度一か月前くらいでした。

本当は発表されたときに更新するつもりでしたが、すっかり忘れていて気付けば今年も梅雨の時期ですね。

ということで(?)、GPIFの運用状況を確認しておきましょう。

当然のプラスリターンです。

金額では約6兆円のプラス、そのうち利子・配当だけで7,635億円とな。

金額の桁が違い過ぎてスゴイのかどうかすら分からなくなりますね。

第3四半期だけでこの収益率ですが、H29年度第1四半期から通してだと約10%・金額で15兆6,000億円のプラスになっています。

発表されているのが含み損益なのか確定損益なのかは分かりませんが、おそらく含み損益でしょう。

個人的にはもっと米国株式を増やすほうが高リターンになると思っていますが、まぁこれだけの金額を運用するとなると何かしら大人の事情があるのかも知れません。

ただ、この時期の株価上昇を考えると思ったよりは収益が低めだったなというのが印象です。

まぁ株式が半分ならこのくらいが妥当なんかな?

メディアの対応は?

GPIF 運用状況」で検索したところ、H29年度第3四半期が発表されたことを伝える記事が出てきたのは2ページ目の3番目でした。(GPIFのHP除く)

そのサイトはBloomberg、取り上げるのは当然ですね。

GPIF 損失」と検索すると、経済的なネタを中心に取り扱うところ以外の記事が1ページ目に表示されます。

まぁ日本とはそういう国なんでしょう。以上。

株主優待って…

日本独自のサービスである株主優待。

それを目当てに投資をしている人も少なからずいるでしょうが、そんなところで利益を還元するなら少しばかりでも配当金を増やせば、それはGPIFを通して国民への還元にもなるんじゃないでしょうかね。

正直、僕も知識が浅いころは(今も浅めですが)株主優待は株価下落の歯止めになると思って、少し魅力を感じていたこともあります。

今は株主優待なんか全く不要だと思うようになりました。(そもそも米国株しか持ってねぇし)

まとめ

本当に日本の将来を考えるなら、メディアがもっと正しい情報を届けるべきだと思います。

最近はバラエティー番組が多すぎるし、ニュースでも余りにもど~でもいい不倫問題をいつまでも取り上げたり、テレビは本当に見る価値がなくなってきたなと感じますね。

今年に入って2月に大きく株価が下落したので、第4四半期はもしかしたらマイナスになっているかも知れません。

次回はH29年度の運用実績が発表されると思いますが、年間ではプラスなので大きく取り上げられる可能性は低そうです。

もし、メディアが第4四半期のみの結果を取り上げてマイナスだと騒ぎ立てれば、もう日本に未来はないと僕は諦めます。(合掌)

おしまい。

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