【医療保険は必要か?】最もおすすめの医療保険は「貯蓄」だ!

医療保険は必要ないと考える人が多い保険です。実際、僕は医療保険には加入していません。

なぜ僕が医療保険に加入していないか、その理由は「加入する必要がないから」です。

とはいえ、何かあったときのために医療保険は加入していないと不安になるという方も多いでしょう。

しかし、漠然と不安だからと保険に加入していては、ただの無駄遣いになってしまう可能性もあります。

そうならないためにも、この記事では医療保険についてどう考えるべきかとともに、医療費対策には「貯蓄」が最もおすすめであることをお伝えしていきます。

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医療保険とは

医療保険とは、基本的に怪我や病気などで「入院」したときに、保険金が受け取れるものです。

通院だけでは支払われないこともあり、通院にも対応しようとすれば保険料が高くなってしまいます。

通院には対応していないことを知らず、貰えると思った保険金を貰えなかった人もいるのではないでしょうか?

また、最近では医療の進歩や病院の事情によって入院するケースは減り、通院で治療を行うケースが増えてきているそうです。

つまり、医療保険に加入していたところで、要件を満たせずに保険金が受け取れない可能性も十分あるということ。

入院するにしても、その平均日数は約32日というデータがあります。

もちろん症状によって差はありますが、思っている以上に保険金を受け取る機会というのは少ないと考えられますね。

医療保険に加入する目的

そもそも、医療保険にはなんのために加入するのでしょうか?

ほとんどの人は医療費を賄うためと考えると思いますが、そもそも医療費を支払う経済力があれば、医療保険に加入する必要はないですよね。

なので、単純に医療費のためにと考えるのはおかしな話です。

医療保険には、「自身の経済力では医療費が大きな負担となる場合」に、医療費を賄うために加入するのです。

医療保険が不要だと考える人は、このことを理解しているから加入しないんですね。

医療費は意外とかからない

とはいえ、医療費ってとても高くなるイメージがありますよね。そうすると一体いくら持っていれば医療保険は不要になるんや…と。

しかし、(国民)健康保険にはひと月にかかる医療費の負担を軽減する、「高額療養費制度」があります。

それによって一般的な収入の家庭であれば、どれだけ高額な医療費が発生しても、ひと月の医療費は約9万円前後だけで済むようになります。

ただし、高額療養費制度が適用されるのは保険の範囲内なので、それ以外にかかる費用(差額ベッド代・食費など)や、保険適用外の治療には適用されません。

高額療養費制度とは?

医療費は保険より貯蓄で対応する

高額療養費制度のおかげで、数ヶ月入院したところで数百万円も医療費がかかるようなことは基本的にありません。

また、高額療養費制度は入院が長期化した際には、ひと月の費用がさらに軽減されるようにもなっています。

それでも何かあったときには…と不安になる気持ちはわかりますが、あなた自身やあなたの周りの人のうち、どれだけの人が入院することがあるでしょうか?

入院くらいならしている人が多いかもしれませんが、それが長期化して医療費がとんでもない金額になった…という話を聞いたことはありますか?

おそらく、ほとんどの人はそんなことはないはずです。

周囲を含めても滅多に起こるようなことでないことは、それが自分に起こる可能性も極めて低いということです。

万が一、入院するような事態が自分に起こったとしても、ほとんどの場合は高額な医療費が発生することはありません。

つまり、そのようなことが起こる確率と起こったときに必要になる費用を考えると、医療費は保険に加入するよりも貯蓄で対応するのが最も合理的なんです。

医療保険は貯蓄ができるまでの繋ぎ保険

とは言うものの、貯蓄があまりない人にとっては、医療費が生活に大きな負担となるのは間違いありません。

働き始めて何年も経つのに貯蓄がないのは問題ですが、働き始めの社会人は貯蓄が少ないケースも多いでしょう。

そんなときは、医療保険に加入しておく必要があります。

ただし、心配だからと過剰に手厚い保障を付ける必要はなく、最低限の保障で十分。保険を利用する機会は、思っているほど多くないです。

利用するかどうかもわからない保険にお金を多く払うよりも、早く貯蓄を増やすために保険料は安く抑えておくべきでしょうね。

「貯蓄が減るのは嫌だから保険に加入する」はアホ

なかには貯蓄が減るのが嫌だから保険に加入するという人もいますが、おかしな考え方ですよね。

受けとれるかどうかわからないお金のために毎月支払いをして、そのぶん貯蓄ができなくなっているのに…

保険会社は統計から利益が出る保険料を算出しているので、保険料以上の保険金を受け取れる人はそう多くありません。

金額の損得で言うなら、得をするのは保険に加入してすぐに保険金を受け取れる人だけ。

長期間支払いを続け、保険金を受け取っていない人のほとんどは、その後に保険金を受け取ったとしてもトータルの金額では損をしているのです。

一方、貯蓄なら医療費にでもなんでも、使い道は自由。貯めたものが無駄になることはありません。

どう考えても、貯蓄のほうが優れているのは明白です。

自営業者は加入しておくのもアリ

入院による金銭面の影響は、支出だけではなく収入にも及びます。

会社員なら給料の2/3が傷病手当金として支給されますが、自営業者にはそのような保障がないので、入院している間は無収入となります。

そのため、自営業者は会社員よりも多くの貯蓄ができるまで医療保険に加入しておくほうが良いとも言えますね。

ただ、やはり基本的には保険は支払った保険料以上の保険金を受け取れる可能性は低いので、貯蓄が十分にあるなら加入しないという選択肢もありです。

加入するにしても、最低限の保障に留め、支払う保険金はなるべく抑えておきたいですね。

収入減を増やす

自営業者の対策としては、収入減を複数作っておくことです。

とくに、自分が働けなくても収入を生んでくれる仕組みを作っておけば、もし入院して本業ができなくなっても、多少の収入があるだけで安心感が違いますね。

それを実現するのは簡単ではないですが、取り組んでみる価値は大いにあるでしょう。

医療保険の特約は基本的にいらない

医療保険には主契約の他に、様々なケースに備える「特約」がありますが、色々備えられるとか素敵やん…とか思わないようにしましょう。

主な特約としては、以下のようなものがあります。

通院特約

通院での治療のみでも、保険金が支払われる特約です。

起こり得る可能性・その際に必要な金額・保険料を請求する手間などを考えると明らかに不要。貯蓄で備えておきましょう。

ただし、ガン保険に加入している場合は考慮しても良いかもしれません。

最近ではガンの治療も通院で行うことが増えてきたそうなので、給付金額や内容を加味した上で判断する必要がありそうです。

三大疾病特約

日本人の死因ベスト3である「がん・脳卒中・急性心疾患」を発症したときに保険金が支払われる特約です。

しかし、これらは支払いの条件が非常に厳しいそうで、保険料の割に合わないと言われがちです。

受け取れるかどうかも分からない保険のために、わざわざ高いお金を追加で支払う必要性はありません。

健康祝金特約

契約から所定の条件をクリアすると、祝い金として受け取れる特約です。

商品によってはボーナス・生存給付金などと呼ぶこともありますが、はっきり言っていらない。

単に自分が支払った保険料が返ってくるだけです。そして、保険を使った場合には返ってこない、誰得の制度やねんという話です。

先進医療特約

先進医療による治療は、健康保険が適用されずに全額自己負担になるので、高額療養費制度は適用されません。

しかし、先進医療の多くはそれほど高額な治療費がかからないそうです。

なかには百万円単位が必要になるケースもありますが、そのような治療を自分が受ける確率は相当に低いということを前提に考える必要があります。

その先進医療特約の保険料は、月額100円程度になっています。

そのうち7割程度を手数料が占めると言われているので、言い換えればそれだけ保険金として支払われることが少ない = 治療を受ける可能性が低いということになりますね。

それでも治療によっては数百万単位が必要になるケースもあり、月額100円程度で治療の選択肢が大幅に拡がるのであれば、保険としては理に適っていると言えます。

基本的に特約は不要

特約は、基本的に保険会社が儲かるような仕組みになっているものです。

支払った保険料以上の保険金を受け取れるのは、一部の運の良い人のみで、ほとんどの人は損をします。

先進医療特約は加入しても悪くないですが、それ以外の特約は加入する価値は無いと思います。

まとめ

医療保険についてまとめます。

  • 医療保険は医療費が生活に大きな負担となるときに加入する
  • 医療費は高額療養費制度によって高額にはなりにくい
  • 医療保険は貯蓄ができるまでの繋ぎとして考える
  • 医療保険より貯蓄のほうが優れている
  • 先進医療特約は一考の余地あり

保険とは、支払う保険料のわりに大きな保障を受けられるからこそ価値があるのです。

そういった意味でも、医療保険は保険としての価値はそれほどないと言えるでしょう。

医療保険にお金を払うくらいなら、さっさと貯蓄に励んでおくことをおすすめします。

おしまい。


保険とは何かについて考えてみましょう。

【保険とは?】無駄な保険に加入しないための考え方

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