【ここに注目】iDeCoの手数料

iDeCoで資産形成をするためには、どうしても各種手数料が発生してしまいます。

必要最低限の手数料は仕方ないですが、金融機関によって大きく変わる手数料があることをご存知ですか?

少しでも無駄な手数料を支払わなくても済むように、金融機関はしっかりと選びたいですね。

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iDeCoに必要な手数料

iDeCoの手数料は、支払い先が複数に分けられます。

  • 銀行や証券会社の金融機関
  • 国民年金基金連合会
  • 事務委託先金融機関
  • 投資信託

このうち、国民年金基金連合会と事務委託先金融機関へ支払う手数料は、どの金融機関を選んでも同じ。

投資信託は運用を任せるところで、商品によって手数料に違いがありますが、金融機関によって手数料が変わることはありません。

手数料でまず注目することは、銀行や証券会社に支払う手数料です。この手数料は金融機関によって大きく違うので、気を付けたいですね。

僕が利用しているSBI証券の手数料はこのようになっています。

ご覧のように、SBI証券へ支払う手数料は無料。つまり、手数料最安の基準は無料ということになります。

金融機関による手数料の違いを紹介する前に、加入者と運用指図者について説明しておきます。

加入者と運用指図者

iDeCoで掛金を拠出している間は「加入者」、拠出せずに運用だけ続ける場合は「運用指図者」と呼ばれます。

運用指図者の間であれば、先ほどの手数料で国民年金基金連合会に支払う103円は必要ありませんが、事務委託先金融機関へ支払う64円は必要です。

iDeCoでは運用をしなくても、最低64円は手数料が発生するということですね。

また、受給時の所得控除に影響する加入期間にも含まれないため、なるべく拠出は続けるようにしましょう。

金融機関による手数料の違い

では、iDeCoを取り扱っている金融機関による手数料を比較してみます。

SBI証券と同じ水準の金融機関がこちら。

金融機関加入者運用指図者
SBI証券167円64円
マネックス証券
楽天証券
大和証券
松井証券
KDDIアセット
マネジメント
イオン銀行

加入者なら167円、運用指図者なら64円が最低限必要な手数料です。

手数料が同じならどこを選んでも良い…とは個人的には思っておらず、iDeCoは金融機関によって取り扱っている商品が異なるため、魅力的な運用商品があるかどうかも重要です。

その点を踏まえると、現時点ではSBI証券・マネックス証券・楽天証券のいずれかを選ぶのがベストですね。

ちなみに、手数料が高い金融機関の一部も紹介しましょう。

金融機関加入者運用指図者
みずほ銀行※1
167円64円
野村證券※2
りそな銀行167円380円
岡三証券372円431円
三井住友銀行422円319円
三菱UFJ銀行
ゆうちょ銀行
JAバンク
※1 資産50万円以上
※2 掛金1万円以上 or 残高100万円以上

みずほ銀行と野村証券が条件付きで最安の手数料となりますが、取扱商品を見ても魅力は感じません。

それ以下の金融機関は…わざわざ選ぶ理由がありませんよね。

手数料の面でも取扱商品の面でも、今はネット証券が完全に一歩先を行っています。

取扱商品もネット証券は長期投資に最適な商品を揃えており、それらは信託報酬も安いので文句のつけようがありません。

その他のポイント

iDeCoで選ぶべき金融機関については、上記の手数料と取扱商品で結論が出ています。

続いては、iDeCoで知っておきたいちょっとしたポイントを紹介していきます。

拠出回数を減らせば手数料は削減できる

国民年金基金連合会に支払う103円は、拠出をする度に発生する手数料です。いわば、買付手数料のようなものですね。

以前は毎月の拠出しかできませんでしたが、現在は事前に届け出をすることで、拠出の上限額までなら何月にいくら拠出するかを決めることができます。

つまり、拠出する回数を減らせば手数料も削減でき、年一回だけにすれば103円だけで良いのです。

毎月拠出していると、年間1,236円なので地味に大きいですね。とくに、掛金が少ない人にとっては手数料比率が抑えられるのはメリットです。

ただ、値動きの穏やかな債券や、元本保証の定期預金なら年一回の拠出でも大きな問題はありませんが、値動きの大きい株式の場合はデメリットになる可能性も。

年一回の拠出をするタイミングで、株価が大きく上昇していると高値掴みとなるかもしれません。もちろん、逆のパターンもありえますが…

また、事前に届け出をして何月にいくら拠出するかを決めておかなければならないことも、先のことはわからないので不安な点でもあります。

どちらも一長一短ということで、どちらを選ぶかは自分次第ですね。

開始直後は運用益がマイナスになる

iDeCoでは、最初の掛金から初期費用などの手数料が引かれます。

そのため、管理画面で運用状況を見ると、最初はマイナスと表示されることになります。

実際の運用で出たマイナスかどうかは別問題なので、慌てないようにしましょう。僕は知らなかったので、最初は少し焦りました。

受給時に手数料がかかる

60歳以降に運用した資産を受け取る際、受給の度に手数料が発生します。

現在はどの金融機関でも432円となっていますが、今後は変更される可能性もありそうですね。

また、受給の方法は年金形式で毎月受け取るか、保険のように一括で受け取るか、もしくは併用して受け取ることができます。

毎月受け取ると手数料が嵩むのはネックですね。

受給方法によって税金が変わる

iDeCoは運用中に得られた利益は非課税となりますが、いざ受給するときには所得とみなされるので税金がかかります。

受給方法によって違う所得控除が適用されるため、支払う税金も変わることは知っておくほうが良いですね。

とくに、勤め先から退職金が出る人は注意が必要です。

金融機関の移換に必要な手数料

iDeCoの運用を別の金融機関へ変更したい場合、主なネット証券では4,320円の費用が発生します。

銀行などの金融機関については情報が得られないので不明ですが、移換しなくても済むように金融機関選びはしておきましょう。

まとめ

将来のために何かしなければと思いつつも、投資は損をしそうで怖いとなかなか踏み出せない人も多いかと思います。

しかし、資産運用は長期・分散・積立を心掛ければ、知識なんてほとんどなくても大丈夫です。

iDeCoの場合、出口戦略を考えておくのも重要になりますが、それは運用をしながら徐々に勉強していけば十分だと思いますよ。

おしまい。


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