iDeCoの手数料は安いほうが良い!

iDeCoの運用には各種手数料が発生します。

必要最低限の手数料は仕方ないですが、口座を開設する金融機関によって大きく変わる手数料があることをご存知ですか?

iDeCoでは金融機関選びによってリターンも変わると言っても過言ではないため、手数料についてしっかりと把握しておくことをお勧めします。

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iDeCoに必要な手数料

iDeCoの手数料は、支払い先が複数に分けられます。

  • 銀行や証券会社の金融機関
  • ② 国民年金基金連合会
  • ③ 事務委託先金融機関
  • ④ 投資信託

このうち、②と③へ支払う手数料は、どの金融機関を選んでも同じなので気にしなくても良いです。

④は拠出した資金の運用をする機関で、運用してもらうための経費(信託報酬)が必要になります。投資信託ごとに信託報酬に違いがありますが、同じ投資信託ならどの金融機関から購入しても信託報酬は同じです。

これらの手数料で注目するべきは、金融機関に支払う①の手数料と、投資信託に支払う④の手数料ですね。

僕が利用しているSBI証券の手数料はこのようになっています。

このうち、SBI運営管理機関が①にあたりますが、ご覧のようにSBI証券では無料です。つまり、金融機関へ支払う手数料は無料以外を選ぶ理由がありません。

金融機関による手数料の違いを紹介する前に、加入者と運用指図者について説明しておきます。

加入者と運用指図者

iDeCoで掛金を拠出している間は「加入者」、拠出せずに運用だけ続ける場合は「運用指図者」と呼ばれます。

運用指図者の間であれば、先ほどの手数料で国民年金基金連合会に支払う103円は必要ありませんが、事務委託先金融機関へ支払う64円は必要です。iDeCoでは運用をしなくても、最低64円は手数料が発生するということですね。

また、受給時の所得控除に影響する加入期間にも含まれないため、なるべく拠出は続けるようにしましょう。

金融機関による手数料の違い

iDeCoを取り扱っている金融機関による手数料を比較してみます。

まずはSBI証券と同じ水準の金融機関がこちら。

金融機関加入者運用指図者
SBI証券167円64円
マネックス証券
楽天証券
大和証券
松井証券
KDDIアセット
マネジメント
イオン銀行

加入者なら167円、運用指図者なら64円が運用に最低限必要な手数料。これらの金融機関は手数料は同じですが、iDeCoは取り扱っている商品が大きく異なるため、手数料以外にも取扱商品も考慮することが重要です。

その点を踏まえると、現時点でお勧めの金融機関は「SBI証券」か「マネックス証券」のどちらかとなります。

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ちなみに、手数料が高い金融機関の一部も紹介しましょう。

金融機関加入者運用指図者
みずほ銀行※1
167円64円
野村證券※2
りそな銀行167円380円
岡三証券372円431円
三井住友銀行422円319円
三菱UFJ銀行
ゆうちょ銀行
JAバンク
※1 資産50万円以上
※2 掛金1万円以上 or 残高100万円以上

みずほ銀行と野村証券が条件付きで最安の手数料となりますが、取扱商品を見ても魅力は感じません。それ以下の金融機関は…選ぶ理由がありませんよね。

ネット証券は手数料が安く、取扱商品も長期投資に最適な商品を揃えており、それらは信託報酬も安いので文句のつけようがありません。

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その他のポイント

iDeCoで選ぶべき金融機関については、上記の手数料と取扱商品で結論が出ていますが、iDeCoで知っておきたいちょっとしたポイントを紹介していきます。

拠出回数を減らせば手数料は削減できる

国民年金基金連合会に支払う103円は、拠出をする度に発生する手数料です。いわば、買付手数料のようなものですね。

以前は毎月の拠出しかできませんでしたが、現在は事前に届け出をすることで、拠出の上限額までなら何月にいくら拠出するかを決めることができます。

つまり、拠出する回数を減らせば手数料も削減でき、年一回だけにすれば103円だけで済むということ。毎月拠出していると、年間1,236円なので地味に大きいですね。掛金が少ない人にとっては手数料比率が抑えられるのはメリットです。

リターンが少ない値動きの穏やかな債券や、元本保証の定期預金なら拠出する回数は減らし、なるべく手数料を抑えたいところですね。一方で、値動きの大きい株式の場合はデメリットになる可能性も。

年一回の拠出をするタイミングで、株価が大きく上昇していると高値掴みとなるかもしれません。もちろん、逆のパターンもありえますが…

また、事前に届け出をして何月にいくら拠出するかを決めておかなければならないことも、少し面倒な点でもあります。

どちらも一長一短ということで、どちらを選ぶかは自分次第ですね。

開始直後は運用益がマイナスになる

iDeCoでは、最初の掛金から初期費用などの手数料が引かれます。そのため、管理画面で運用状況を見ると、最初はマイナスと表示されることになります。

実際の運用で出たマイナスかどうかは別問題なので、慌てないようにしましょう。僕は知らなかったので、最初は少し焦りました。

受給時に手数料 & 税金が発生

60歳以降に運用した資産を受け取る際、受給する度に手数料が発生します。現在はどの金融機関でも432円となっていますが、今後は変更される可能性があるかもしれません。

また、受給方法は年金形式で毎月受け取るか、一括で受け取るか、もしくは併用して受け取ることができます。毎月受け取ると手数料が嵩むので、一括で受け取るのが最もお得…かどうかは税金が絡んでくるので人によって変わります。

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iDeCoは運用中に得られた利益は非課税となりますが、いざ受給するときには所得とみなされるので税金がかかります。

受給方法によって違う所得控除が適用されるため、支払う税金も変わることは知っておくほうが良いですね。とくに、勤め先から退職金が出る人は注意が必要です。

金融機関の移換に必要な手数料

iDeCoの運用を別の金融機関へ変更したい場合、主なネット証券では4,320円の費用が発生します。

銀行などの金融機関については情報が得られないので不明ですが、移換しなくても済むように金融機関選びはしておきましょう。

まとめ

iDeCoでは無駄な手数料を払わないこと、運用期間が長く取れる方はリターンの高い株式を中心に運用すること、生活に支障のない範囲で拠出することが重要です。

iDeCoは運用期間が決まっているため、出口戦略も考えておくことが必要ですが、それは運用をしながらでも徐々に勉強していけば十分です。

つみたてNISAはiDeCoと同じく運用益が非課税になる制度なので、初心者はつみたてNISAを利用するのもお勧めですね。

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