長期投資における配当金の貢献度

株式投資では、株価の値上がりだけではなく配当金によって利益を得ることもできます。

貰える配当金は株価に対して年間で数%なので、人によっては軽視していることもあるでしょう。

しかし、長期投資では配当金は大きな意味を持っています。

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配当金と配当利回り

株式投資では、企業から利益の還元として「配当金」が受け取れます。

株価に対して受け取れる配当金の割合を「配当利回り」と呼び、1株1,000円で配当金が100円なら、配当利回りは10%となります。

ただ、これほど高い利回りを得られる企業はありません。

実際に高配当利回りと呼ばれるものでも約3%前後で、7~8%以上ともなると何か問題があると疑ったほうが賢明です。

利回り3%だと10万円を投資しても年間に得られる配当金は3,000円。

銀行よりはマシですが、リスクを取っている割にはショボいな…と感じる方もいるでしょう。

ましてや、配当金には税金もかかるため、実際の利回りはもう少し低くなります。

しかし、配当金も積み重ねれば馬鹿にならないもので、極端に言えば利回り3%なら、33年保有し続ければ投資資金が回収できることになります。

また、米国企業は配当金を前年度より増やす(増配)意識が強いので、実際にはもっと早く回収できる可能性も高いですね。

ということで、実際に米国株投資を実践しているなかで、配当金がどれくらい貢献しているのかを紹介します。

配当金の貢献度

配当金合計含み損益配当込損益
3302.93ドル5220.55ドル8523.48ドル

2019年6月末時点のものです。

米国株投資を始めたのが2016年の8月頃なので、約3年で積み上げた配当金は約3,300ドル。

含み損益は現時点での値上がり益ですが、株価の上下によって変動します。

とくに、2018年以降は株価の動きが大きくなることが多く、一時的に含み益はマイナスに転じることもありました。

しかし、そんなときでも配当込損益(トータルリターン)で考えるとマイナスになることはありませんでした。

もちろん、投資を始めたばかりで配当金が少なければ、株価の下落によって配当込みでも含み損となる可能性はありますが、投資を続けることで配当金は積み重なります。

僕の場合、2017年の配当金は年間約970ドルで、2018年には約1,500ドル、2019年は1,700ドルくらいにはなりそうです。

長期に渡って配当金を積み重ねるほど、株価が下がってもトータルリターンでマイナスになる可能性がなくなります。

長期投資でコツコツと資産形成をしていくために、配当金は馬鹿にできない役割を果たしてくれるということですね。

おすすめの制度

投資は損をしそうで怖い…と考えているなら、配当金の積み重ねによって回避できることを知っていただきたいですね。

この記事をご覧になって、これなら自分でもやってみたいと思った人におすすめするのはつみたてNISAと呼ばれる制度です。

つみたてNISAとは?

つみたてNISAは長期投資を前提とした制度で、利益に対して税金が掛からないメリットがあります。

ただ、つみたてNISAは基本的に投資信託で運用することになるのですが、投資信託だと配当金(投資信託では分配金と呼びます)が出ません。

しかし、実際には投資信託が企業から配当金を受け取り、それを再投資しているので心配いりません。

投資信託とは?

資産形成をするには配当金は再投資することが重要なので、その作業を自分でするか、勝手にやってくれるかの違いです。

実際には自分で配当金を受け取ると税金が発生しますが、投資信託内で再投資する分には税金が発生しません。

つまり、その税金分だけ投資信託では元本が大きくなるので、効率的に運用ができるメリットもあります。

配当再投資で複利の力を活かす

まとめ

投資をしていないと配当金が出るということも知らない人もいるでしょうし、知っていてもリターンにどれだけ影響を及ぼすかはわからないでしょう。

実際には資産形成において大きな意味を持ちますので、たかが数%と侮ることなく、ありがたく受け取りましょう。

おしまい。


なぜ米国株投資が優れているのかについて解説した記事も併せてご覧ください。

米国株投資のメリット・デメリット

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