【保険料の払い過ぎ?】保険の本質を考える

保険は「人生で二番目に高い買い物」と言われます。世界的に見ても、日本人は保険加入率が高いようですね。

僕の友人でも、独身にもかかわらず毎月1万円を超える保険料を支払っている人がいました。

いや、それマヂでムダやん…(´ω`)

と言ったものの、友人は調べるのが面倒らしく、それでいいそうです。

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なぜ保険に加入するのですか?

この質問に、あなたはどう答えますか?

多くの人は「いざという時の備え」と答えると思います。そして、その答えは正しいでしょう。ですが…

「いざという時」とは、実際どのような時で、どう備えているのでしょうか?

ここが答えられずに曖昧になっていると、無駄な保険料を支払っている可能性があると思います。

保険の本質

いざという時は、加入している保険・人によって違います。

生命保険なら夫(妻)が亡くなった時、医療保険なら病気やケガをした時、自動車保険なら事故を起こした時などですね。

いずれも、そう滅多に起こるようなものではありません。

頻繁に自動車事故を起こす人は、気を付けて運転してください(心から願う)。

全ての保険に共通するのは、その時に支払うべきお金を用意するということです。その備えの手段として、保険というものが存在します。

言い換えると、必要なお金が手元にある分で足りのであれば、保険は不要ということ。自分で賄うことができない金額に対して備えるのが保険です。

個人では用意できない大きな金額でも、大勢が少額ずつ負担しあうことにより、必要な人がそれを用意することが可能になります。

このような相互扶助の考え方が、保険の本質です。

ドイツの保険学者マーネスは言いました。(誰やねん)

「one for all,all for one」

(一人は万人のために、万人は一人のために)

無駄な保険に加入している人の多くは、不安だからとか安心のために加入していると言いますが、そんなものは保険に加入する理由になりません。

ただ自分の無知をさらけ出しているだけです(おっと、言い過ぎた)。

保険は「目的」ではない

不安だからとか安心のために加入している人は、保険に加入すること自体が目的になっていませんか?

保険とはお金を用意する手段の一つにすぎません。お金を用意する手段となると、その方法は一つだけではありませんよね。

いざという時に備えて、貯蓄をしておく・節約をしておく・稼ぎを増やすなど、色々考えられます。

それでも用意できるお金には限りがありますし、用意するまでには時間がかかるのが現実です。そんなときのために…

用意できない部分だけ、保険で備えるんです!

必要な保険は変わっていく

自分で用意ができない部分は人によって違いますので、外部の人間が的確に判断することは難しいです。

FPなどに相談しても、最適な保険が提案されるか分からない原因ですね。だからこそ自身の家計状況を理解し、必要な保障は自分で考えることが重要です。

そもそも生命保険は必要な人は限られています。基本的には小さい子供がいる家庭ですね。

その家庭でも、子供が成人すれば教育費の負担はなくなりますし、まとまったお金を備える必要はなくなります。

ある程度の蓄えができていれば、基本的に生命保険は不要と言えるでしょう。

にもかかわらず、一生涯保障される終身保険に加入する人が多いのが現状です。一体、その保険は何のために備えているのか…?

その理由を教えていただきたいものです。

ただ、一般的には生命保険が不要になるケースでも、家庭によってはそうとは言い切れないこともあります。

家庭によって保険の必要性は違う

僕の両親は現在65歳と63歳で、既に子供はみな成人しているので一般的にはもう生命保険は不要となる状況です。

ですが、実家に貯蓄はほとんどなく、むしろ住宅ローンとそれ以外の借金があることが分かりました。

もし父に万が一のことがあった場合、その後の母の生活が困難になる可能性が高いというのが、我が家の現状でした。

父は厚生年金に一時期加入していたものの、その後は自営なので遺族年金もあまり多くは支給されません。

住宅ローンは団体信用生命保険で返済不要になるにしても、その他の借金が家計を圧迫します。そのため親と話し合いをして保険の見直しを考えました。

納得してもらうには骨が折れましたけどね…

当時加入していた保険はかんぽ生命の終身保険(10年払込)、3月に契約したばかりだそうで、死亡保障が100万~200万円(条件によって変わる)です。

保険料は月額約2万円で、特約として医療保障も付いています。

この保障金額では、数年の間に父に万が一のことがあった場合とても足りないでしょう。かと言ってあまり多額の保障にしても保険料が高くなります。

そこでひとまず、10年定期の掛け捨てで保証額は増やしつつ保険料を下げ、その間に借金の返済と貯蓄を同時進行していくことが必要だと伝えました。

生命保険と医療保険は別で契約し、結果的に保障額は手厚くしつつ保険料の総額は半分程度に下げることができました。

もちろん終身ではなく定期型にしたので、向こう10年間でしっかり家計を改善することが重要になってきます。

しかし、10年で上手く貯蓄ができていればその後は保険が不要になる可能性もありますし、必要であれば最低限の保障で更新すればいいだけです。

その後、自動車保険についても見直しをしています。

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僕の両親が高齢でも保険に加入する理由としては以下のようになります。

・父に万が一のことがあった場合、母の生活が困難になる可能性が高く、ある程度の生命保険が必要
・どちらかが入院した場合、医療費を貯蓄から捻出するのが困難なため、医療保険が必要
・父は仕事で車を使用するため、車と自動車保険は必須

しかし、今後この加入する理由がなくなれば、その時は保険は不要になるということですね。

※その後、ある程度の見通しが立ったので、掛け捨ての生命保険は解約済み。

保険に加入していて良かった…?

いざ保険金を受け取り、急な出費に対応できて「保険に入ってて良かった」という声を聞きますね。

まぁよく聞くのは保険会社のCMがしょっちゅうやっているからですけど。

しかし、よく考えてみると、それが本当に良かったのかは疑問です。

保険は基本的に、保険会社が儲かるようにできている商品です。保険金を受け取れて良かったという人は、全体で見れば少数派になります。

でないと、保険会社は破綻してしまいますからね。

仮に、入院して保険金を10万円受け取ったとしても、毎月2,000円の保険料を払っていたら、5年以内に受け取らないと得をしているわけではありません。

もし加入して10年後に入院したとなれば、支払った保険料は総額24万円です。

これを自分で貯蓄していれば、医療費で10万掛かっても14万円は手元に残っています。

入院することがなければ24万円が丸々残りますね。しかし、保険に加入していれば1円も残りません。

どちらが良いのかは一目瞭然じゃないでしょうか?

こう言うと、必ず「それまでに入院して医療費が掛かったらどうすんねん!!」と揚げ足取りをする人が出てきます。

だから…

用意できない分だけ、保険で備えろっつってんだよッ!!

失礼、取り乱しました。

僕は、保険には入らずに全て貯蓄しろと言っているわけではありません。若いうちは貯蓄が少ないのは当然ですし、保険と貯蓄の二刀流にすれば良いんです。

ただし基本的には「保険 < 貯蓄」を意識することが重要です。無駄な保険に加入し、高い保険金を支払って貯蓄ができなければ意味がありませんから。

3~40代になって貯蓄が全くできていない場合は、保険以前に生活そのものを見直す必要があるでしょう。

給料が少ないからとか、子供がいるからとかは関係ありませんよ。意識の問題です。

お金がないと嘆いている暇があるのなら、もっと真剣にお金と向き合いましょう。

自分の収入の範囲内で生活をするのは基本中の基本です。当たり前だと思っているものも、自分の収入からすれば贅沢である可能性もあります。

贅沢に慣れて、一度生活レベルが上がってしまうとそれを下げるのは非常に難しいのです。あまり生活レベルを上げなくても満足できる豊かな心を持ちたいものですね。

僕は常々こう思っています。

五体満足でいることが最高の幸せである

と。このときまだ34歳である(hide氏、開眼)。

まとめ

保険は必要最低限の保障だけ加入するべきもので、必要最低限とは人によって違います。

そのため、自分で保険を理解することが、無駄な保険料を支払わずに済む最適な方法です。

仕組みが複雑そうで考えたくない気持ちは分かりますが、それこそが保険会社が仕掛けた罠。難しく考えず、自分で賄えないことに対してのみと、シンプルに考えましょう。

一度理解してしまえば、その知識は一生の役に立ちます。わざわざ有料のFPに相談する必要もありません。

無知な人が搾取されてしまう生きづらい世の中、自分の身は自分で守りましょう。

おしまい。

バビロンの人々が、莫大な財産を成すことができた理由とは?

世界で最も貧しいと呼ばれた大統領の心は豊かでした。

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