個人で投資を求められる時代!そもそも投資とは何だろう?

年金だけでは豊かな老後の生活が送れないとして、自助努力を求められる時代となっています。

日本は未曽有の低金利なので、貯金をしてもお金は増えません。つまり、自助努力とは投資を通じて資産形成をしてくださいと言い換えられます。

しかし、欧米に比べて投資が根付いていない日本では「投資は難しそう」とか「損をするかもしれない」などの理由で、始める人は少ないのが現実ですね。

とはいえ、そもそも投資とは何なのか…と思いませんか?

スポンサーリンク

投資とは?

投資とは、自分の資本を投じて将来的に成長させる行為です。

資本を投じる先は株式や債券・不動産など様々ですが、自分自身も資本と言えますね。自己投資とは、自分にお金を投じて自分を成長させることですから。

投資先は将来的に資本を成長させてくれるところを選ばないと意味がありませんが、それを素人が判断するのは簡単ではありません。

株式投資なら、社会に貢献し成長していく企業を見極めて投資をすれば大きな利益を得ることができますが、逆のパターンも有り得ます。

Amazonに投資をする

今や世界を代表するAmazonですが、1997年に株式市場へ上場したときの株価はわずか2ドル程度でした。

2000年頃にITバブルと呼ばれる現象が起こり、Amazonは赤字だったにもかかわらず株価は大きく上昇し、ITバブル崩壊で10分の1以下にまで下落。

しかし、2001年に初めて黒字化してからは株価は上昇していき、ここ数年は凄まじい株価の上昇具合となっています。

上場当時に10万円を投資していれば、この20年ちょっとで約9,000万円となっていたことになります。

20年前に、「これからはネットの時代だ。Amazonの展開するビジネスは今後世界を変えていくサービスを生み出すだろう!」と将来性を見出せていれば、投資家として大成功ですね。

もちろん、これからの株価がどうなるかはわかりませんが…

レオパレスに投資をする

レオパレスは家具付きの賃貸として、家具を買うお金のない社会人になりたての人や、数年だけ住む学生に人気のある会社でした。

しかし、2019年に発覚した施工不良の問題や、それまでにも不祥事を起こしたことで社会の信頼を失い、株価も大きく下がります。

「一人暮らしをするのに家具まで揃えるのは大変だ。その点、レオパレスなら一通りの家具は揃っているし新社会人や学生の需要が見込めるはず!」

と考え、レオパレスの更なる飛躍を信じて投資をした場合、リーマンショック前の株価が高いときに売れば利益を得られていたし、リーマンショック前に投資を始め、未だに保有している人は大きな損失を抱えていることになります。

ただ、失った信頼を取り戻すのは至難の業ですが、経営者が改めて革新的なサービスを提供できるようになれば、株価が大きく下がった今は買い時とも言えます。

それができるのかどうかを、投資家は経営者の言葉から見抜かなければなりません。

投資と投機の違いを知る

投資と似た用語に、投機というものがあります。投資はこれからの成長を見込んでお金を投じますが、投機は機会へお金を投じる行為です。

機会とは「ちょうど都合の良い時期」を指し、短期間のうちにお金を増やせるチャンスを見計らうことが投機です。

例えば、レオパレスの場合。

不祥事によって株価が下落する場合、必要以上に売られ過ぎ、数ヶ月すれば株価は一旦回復する傾向があると言われています。

レオパレスでも、不祥事が発覚して株価が200円を下回った後、一時400円まで急速に上昇しています。

「今は不祥事によって必要以上に売られ過ぎている。そろそろ割安と判断されて買い戻されるのではないか」と4月頃に株を購入し、狙い通りに反発したタイミングで売却する。

これは投資ではなく投機と言えるでしょう。

空売りによる投機

株式投資では「空売り」という取引の方法があります。

通常であれば、株は購入してから売却しますが、空売りは売却してから購入するという逆の形になります。

証券会社などを通じて一時的に株を借りることで、保有していない株を売却できるようになります。

借りたものは返さなければならないので、どこかで株を購入し、返済します。

空売りは、今の株価が高いと思うときに注文(売却)し、その後に株価が下がったときに購入することで、売却(1万円)と購入(5千円)の差額が利益となります。

例えば、Amazonの株価は一時2,000ドルを突破しましたが、さすがにこの株価は高すぎる!と判断すれば、空売りの注文を出します。

その後に株価は1,500ドル付近まで下落したため、そのタイミングで買戻しができた場合は、大きな利益を得られたことになります。

投機は危険

このように、投機は株価が上がっても下がっても利益を得られる方法があり、場合によっては短期間で大きな利益を得ることができます。

また、信用取引という自分の持っている資金以上の取引を行うこともできます。要は、借金をして取引をするということで、レバレッジをかけるとも言います。

10万円しか持っていなくても、10倍のレバレッジをかけると100万円の取引をしていることになり、利益も10倍、損失も10倍となります。

そして、投資が危険だと思っている人のほとんどは、投資ではなく投機によって大きな損失を被った話を聞いているからです

投機は短期間で大きな利益を得られる可能性がある反面、大きな損失を出す可能性も高くなります。

メディアは派手な結果を取り上げるほうが数字が取れるので、投機で大儲け・大損した人ばかり報道するほうが都合が良いのです。

投資と投機の違いを理解していない人がほとんどなので、その結果として「投資は危険」というイメージが強く植え付けられているのだと思いますね。

しかし、危険なのは投資ではなく投機なのです。

とはいえ、成長性を見込んで投資をしたとしても、レオパレスのように株価が大きく下がってしまうこともあります。

Amazonのような企業を発掘できれば万々歳ですが、僕を含めた経済の素人である一般人が、そのような企業を見付けるのは簡単ではありません。

適当に選んだ企業が成長することはあっても、確信を持って企業を選ぶのは不可能に近いでしょう。

では、僕たちが投資で利益を出すのは運任せなのか?いえいえ、そんなことはありません。

僕のような庶民でも、高確率で資産を増やせる投資は確かに存在します。

長期・分散・積立投資が誰にでもできる資産運用

それが、積立・分散・長期投資です。

皮肉なことに、大勢がバッシングをしている金融庁が以前から国民へ推奨していたことが、まさに僕たち一人ひとりがやるべきことだったんですね。

長期投資

株式は短期的には値動きが大きく、企業の業績とは関係なく上下します。短期的には、投機をする人たちの売買によって株価が歪むからです。

しかし、長期的には業績に見合った株価となるので、成長する企業への投資は短期的な視点ではなく、長期的な視点でみる必要があります。

分散投資

投資はいくつかの企業へ分散させることが基本です。

投資先を10銘柄に均等に分散させれば、1つの企業の株価が50%下がっても、全体では5%の影響しかありません。

逆に、1つの企業の株価が50%上昇しても、全体では5%しか影響がないとも言えますが、投資では最悪の結果を避けることが重要です。

現在は、国全体へ分散投資ができる金融商品(投資信託)もあるので、資産が大きく目減りする可能性は非常に低いと言えます。

積立投資

投資はまとまったお金がないとできない、と考えている人が多いようですが、そんなことはありません。

ある程度の貯蓄ができてから始めるほうが良いのは確かですが、それができれば毎月コツコツと積み立てて投資をしていくことが重要です。

まとまったお金がある人でも、一気に投資せず小分けにして投資していくほうが良いですね。投資に慣れていないと、日々の値動きが気になってしまいます。

そんな状態で一気にお金を入れてしまうと、少し株価が下がっただけでパニックになってしまう可能性があります。

そうならないためにも、徐々に投資に慣れていくほうが身のためです。

これが投資の最適解だ!

これらを踏まえて、僕たちが行うべき投資の最適解を示します。それは、米国もしくは世界全体への長期・分散・積立投資です。

米国や世界全体の経済は、長期的にはこれまで右肩上がりに上昇してきました。

経済は人口が増えれば成長する可能性が高いので、今後も成長を続けていく可能性は高いと考えられます。

また、長期的には株式が最も高いリターンをもたらしていることが証明されているので、債券などでバランスを取ろうとする必要もありません。

米国市場は、これまでどの時期に投資を始めても、約17年以上の長期保有をしていればリターンがマイナスにならなかったというデータもあります。

値動きが大きく、損をするリスクがあると言われる株式が、長期保有していれば最もリターンが高いうえ、損をすることもなかったのは衝撃的な事実ですよね。

当然、過去のデータは未来を保証するものではありませんが、これが僕たちが最も資産を増やせる可能性が高い投資であることには間違いないと思います。

まとめ

短期的に大きく儲けたい人は、損を覚悟のうえで取引するのも個人の自由です。

それがどれだけ難しいかは、ビットコインに手を出した人は身をもって感じているかもしれませんが。

また、個別の企業に投資をして、Amazonのようなモンスター銘柄に化ける可能性に賭けるのも悪いことではないと思います。

しかし、それらは誰もが簡単にできる投資とは言えません。

米国・世界全体への長期・分散・積立投資なら、片手間でもできる投資なので、将来のためにまずは始めてみることをおすすめします。

おしまい。


米国株投資に関する記事を一覧にまとめています。知っておくと人生の役に立つことは間違いないので、ぜひご覧ください。

米国株投資のすすめ

スポンサーリンク

シェアする

フォローする