eMAXIS Slim 米国株式の低コスト化によってETFより優位性が高くなった…気がする

僕は現在、米国の個別株とETFを数種類組み合わせたポートフォリオで資産運用をしていますが、ETFにするか投資信託にするかについては非常に悩みました。

それぞれの長短所を簡単にまとめると…

  • 売買手数料…ETF×・投資信託〇
  • 信託報酬…ETF○・投資信託×
  • 分配金の課税…ETF×・投資信託〇
  • 取引の自由度…ETF〇・投資信託×

といった具合で、結果としてETFを選んだわけですが、決め手は信託報酬の差と分配金が口座に入ってくるということでした。

分配金はすべて再投資するので、受け取ってしまうと取られる税金分だけ不利なのですが、投資してるやん(素敵やん)…って感じがするので、税金には目を瞑ったのです。あと、ETFならドルで買うため為替手数料も必要になりますね。

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eMAXIS Slim 米国株式の信託報酬が大幅に引き下げられる

低コストで有名なeMAXIS Slimシリーズですが、その中の米国株式(S&P500)が11月12日より信託報酬を引き下げをすると発表しました。

これまで年率0.15%以内だったのが、今後は年率0.088%以内(税抜)となるため、実に4割ほどの引き下げです。ちなみに、同じS&P500に投資するETFのSPY・IVV・VOOはそれぞれ年率0.09%・0.04%・0.03%となっています。

一見ほとんど差がなくなったようにも思えますが、投資信託は信託報酬に加えて「隠れコスト」と呼ばれるものがあり、信託報酬と隠れコストを合わせた「実質コスト」を負担する必要があります。

一般的にETFには隠れコストについて書かれていませんが、巷ではETFにも隠れコストが存在しているのでは…という声もあります。ただ、今のところ真相は分かりません。

隠れコストは運用中に発生する経費なので、どれくらい掛かるのかは実際に運用してみないと分かりませんが、7月に米国株式(S&P500)の運用報告書が交付され隠れコストが0.065%と判明。

発表されたのは2018年7月3日から2019年4月25日までの分なので、年率に直すと約0.08%となり、信託報酬0.162%(税込み)+0.08%=0.242%が実質コストでした。

今後は信託報酬が約0.0968%(税込み)となるので、実質コストは約0.17%程度になりそう。隠れコストは変動するので、あくまでも参考程度です。

低コスト化で投資信託の優位性がより高まる?

S&P500に投資できるETFで最も経費が安いのが年率0.03%で、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は約0.17%(想定)。

その差は0.14%と大きいですが、投資信託は売買手数料が無料、分配金は非課税で再投資される(課税の繰り延べ)というメリットがあります。

細かい計算は僕には難しくて出来ませんが、恐らくこれまでの信託報酬であっても、投資信託のほうがトータルではメリットが大きいのでは…と思っていました。なんせ、分配金が出るたびに税金が20%も取られますからね。

最近になって米国ETFの購入最低手数料が無料となり、少額からでも投資がしやすくなったのは良いですが、投資信託の経費がここまで下がるとETFより投資信託の優位性がかなり高くなったのでは…感じます。

もちろん、投資対象が優良であることが前提ですけどね。

まとめ

投資信託かETFどちらが良いのか…については明確な答えはなく、一般的にはどちらも大きな差はないだろうと考えられることが多いです。

ETFならトータルコストは若干高いかも…と思う反面、ドルで資産を保有できることもメリットして挙げられますが、僕にはドルを持っておく強みがイマイチよく分からないのが正直なところ。(強みはあるんだと思いますが)

細かいことながら、投資信託なら楽天証券で楽天ポイントが付けられたりもするので、今後はETFから投資信託の買付をしていこうかな…と悩む日々。選択肢があるのは良いことやけど、甲乙つけがたい選択肢は意外と厄介だぜぃ。


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