お金に苦労する親の考え方

僕の実家はお世辞にも裕福とは言えません。

バブルの頃は小さい家が高く売れたとかで、一時はお金があったようですがそれも昔。

今では借金を抱えています。

僕自身は裕福ではない家庭で育ったことに不満はないですし、ここまで育ててもらったことには感謝しています。(立派になったかどうかは別で…)

最近、実家の近くに引っ越しをしたことをきっかけに、家で親と話をする機会も増えましたが、そのときに僕の想像を遥かに超える厳しい現実に直面しました。

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我が家の家族構成

我が家の家族構成は、父・母・兄・姉(すでに他界)・兄・僕の6人家族です。

兄弟はみな結婚しており別居中、姉は既に他界していますが、その息子を諸々の事情により実家で育てているという状況。

父は自営業で、母はパート勤務しています。

そして、父は数年前から地元の少年野球の代表を務めるようになり、土日は基本的に野球・平日も仕事から帰ってきてから野球のことでてんやわんやしています。

父はスマホや事務関連には疎いため、チームの連絡事項やその他必要なことを、母に(半ば強制的に)代わりにやってもらっています。

兄弟はとうに成人しており、本来ならもっと時間に余裕のある生活ができていたはずです。

しかし、姉の問題から甥っ子を育てることになったことと、野球の代表を引き受けたことで60歳を超えてなお、せわしない日々を送っています。

まぁ、それが親にとってどう感じているかは分かりませんが、大変であることには変わりないでしょう。

想像以上の借金に唖然

親に借金があることは何となくわかっていました。

お金について話をし始めたきっかけは、僕が引っ越しをした時期に、親が携帯を格安スマホにしようか検討しているということでした。

僕はすでに格安スマホを使い始めてから半年以上経っていたこともあり、聞いている限りでは変更することに支障はないと思ったので、mineoへ変更することを勧めます。

父だけは仕事や野球関連でよく使うので、念のためsoftbankで契約。キャリアでも月額4,000円くらいで済む割引があったので、まぁ悪くはないでしょう。

それでも、父・母・甥っ子の分を合わせてスマホ代は合計約8,000円程度になりました。

僕は、今の世の中、知らんかったら搾取ばかりされる時代考えています。

スマホ代以外にも見直せるものがあれば見直してみるべきと言いましたが、

家のローンやら、借金もあるからなかなか思うようにいかない

でも何とか毎日生きていけるから

という感じで、完全に今の生活に慣れてしまっていました。

その際、実家の住宅ローンの明細をチラッと出し、まだそこそこ残っているものの、それほど深刻には考えていない様子でした。

その場ではハッキリ見なかったので、後日改めてそのローンの明細書を見てみました。その残高は約800万円、毎月10万円弱の支払いで残り7年程度という状況です。

僕が驚いたのは、家のローン以外にも多額の借金があったこと。

その中には、14~18%程度の高利率のものやリボ払いの残高などもあり、それらの支払いだけで、なんと毎月22万円ほど支払いに追われていたのです。

このままでは、どれだけ働いても借金を返すだけの生活のループから抜け出せません。

僕はまず、毎月のキャッシュフローを安定的にプラスにすることが重要だと思い、対策を考えました。

月の支出を減らすことが大事

ここまで借金が膨れたのには、少なからず親の落ち度はあるでしょう。

しかし、ここまで僕たち兄弟が全く気付かずに放置していたことも問題で、一概に親の責任だとは決めつけられません。

一人暮らしをしてからも多少の仕送りはしていましたが、そんな程度では問題が解決しないレベルでした。

どうしたもんかと考えた結果、まずは僕が親にお金を貸すという形で、住宅ローン以外の借金を返済することにします。それなりの額だったので、贈与とならないよう書類も作成。

なんのためなのか、収入印紙代も結構高いんですね。

これで親の借金自体は変わりませんが、毎月返済しなければならない分が住宅ローンの10万円弱と、僕に返済する分だけになります。

結果的に、毎月の返済はこれまでより毎月10万円ほど少なくすることができました。

僕への返済は住宅ローンが終わってもしばらく続くことになりますが、まずは月の支出を減らし、手元に現金を残すことが重要です。

父は自営業月の収入が不安定ですし、いざというときに頼りになるのはやはり現金ですから。

これで、スマホ代と合わせて毎月の固定費は大幅に削減できました。

正直、あまりあーだこーだ言うのも気が引けるし、これだけ月の支出が減れば何とかなるだろう…と思ったので、ひとまずこれで様子を見ることにします。

まだ足りないのか?!

それからひと月ほど経ち、少しでも貯蓄していける目途が立ったのでしょうか?

それとは別に、僕は最近、今まで無頓着だった保険に関して勉強を始めました。

そこで、親はクレジットカードのリボ払いでどれだけ搾取されているかも理解していないので、保険に関しても無駄があるだろうなぁとは思いつつ、話を聞いてみることに。

詳細は、こちらで話をしています。

親が加入している生命保険、見直す必要がありそうです。
僕は最近、知らなければ搾取されるばかりの世の中に嫌気がさし、お金の知識をもっと身に付けることが必要だと考えるようになりました。 引っ越...

親は終身保険の契約をしていましたが、毎月の保険料は高いです。

今は手元に現金を残す方が大事だと思うので、安い掛け捨てにして差額を貯蓄するのもアリなんじゃないかと言ったところ母から返ってきた答えは…

貯蓄できひんから保険に入る

保険は安心のためやから、損得で考えたくない

というものでした。

いやいや、毎月10万弱も支出は減ったのに、それでも余裕ないんかい!?

これだけ固定費が減れば、どうにかなるだろうと考えていた僕の見立てが甘かったようです。

そして、親にはこれまで数十年間、あまり貯蓄ができなかったことからお金を貯める感覚が人より薄いんだと感じたのです。

お金に苦労する人は、考えることを拒否する

保険は確かに何かあったときに安心です。

お金の管理がズボラなら、毎月保険に支払う方が勝手に貯められるから良いと考えるかも知れません。

でも、そのために保険会社にバカ高い手数料を取られていることに気付いていません。

そもそも、保険会社は手数料を開示していないので高いかどうかは分かりませんが、開示していない時点でボッタくりなのは明白です。

貯蓄出来ひんから保険に入っておく

保険は安心のためで損得じゃない

と言えばそこで話は終わり、思考がストップします。

そうではなく、

貯蓄をするためにはどうすれば良いのか

と考えるべきではないでしょうか?

そうすると、保険に関しては必然的に、

貯蓄をするためには、最低限の保障にして保険料を抑える必要がある

と考えるでしょう。

さらに、最低限の保障を把握するには収入と支出を把握することが必要ですし、将来の生活費に関しても多少のリアリティを持てるはずです。

これ以外でも、考えることを拒否したらそこで終わりです。

そして、考えることを拒否するのはとても楽なこと。

だって、それ以上考えなくて済むんですからね。

しかし、考えることを拒否する人は無駄なことにお金を使わされる羽目になり、結果お金が貯められない貧乏で苦労する生活が待っています。

これは収入が少ない人に限った話ではありません。

高収入とされる人でも、お金がない人はたくさんいるそうです。

お金は稼げても、何も考えてない人はあるだけ使ってしまうそうですね。

まぁそれでその時が楽しけりゃ、その人の人生ですから良いのかも知れませんけど。

お金に執着はしない、だけとお金は大切なもの

僕は最近、実家でお金についての話をする機会が増えました。

すると、母はこう言うのです。

あんまりお金に執着して松〇一代みたいにならんとってよ

と。

僕は決してお金に執着はしていません。

もともと物欲はない方ですし、良い家に住んで美味しいものだけ食べて優雅に暮らしたいとも思っていません。

ケチと言えばケチですが、欲しいものは買うし、食べたいものがあれば気にせず買います。

ただ、スマホ代に7,000円も支払うのは、僕の使用目的からすると無駄以外ありません。でも、スマホ代を節約しようと考える人をお金に執着しているとは思いませんよね?

要は、対象が違うだけなんです。

世の中には無駄なものが多過ぎますが、考えるのを拒否する人は無駄なものが無駄だということにすら気付きません。

にもかかわらず、スマホ代以外の無駄を省こうと考えている人に対して「あいつはお金に執着し過ぎ」と言います。

実際はお金に執着しているのではなく、お金を大切に考えているだけです。

一方で、お金に執着するのは悪いことだと思い込んでいる人は、実際はお金をないがしろにしていると僕は思います。

でも、僕の母を含めそういう人が悪いとは思いません。本当の根源は、そう考える人が大多数になってしまう日本の教育自体にあるのだと思います。

最後に

正直、実家は今のままでは近いうちにお金が足りなくなり、再び借金しなければならない可能性すら感じられます。

しかし、親もそれなりに高齢ですし、今から考え方をガラっと変えるのも難しいでしょう。僕が家計を管理するのが一番手っ取り早いと思うんですが、果てして…

母はたまに「時間があれば鈍行列車でのんびり城巡りとかしたいわ~」と言います。

子供が成人して手を離れたら、今度は孫を育てなければならなくなったり、大変な環境で過ごしてきました。

将来のささやかな夢を実現するには、今から生活の見直しをしても、決して遅くないはず。

もしかしたら、あれこれ手を打っても大して変わらないかも知れません。しかし、何もしなければ決して変わることはありません。

突然大金が降ってくるなんてことは有り得ませんから。

その為に僕ができることは何があるのか、どうするのが最善の策なのかはまだ分かりませんが、少しでも楽な生活になるよう、考えていきたいと思います。

おしまい。

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