年金68歳支給案に避難囂々!?国も酷いが国民も酷いのが日本という国である。

渦中の財務省が年金支給を68歳とする提案をし、波紋が広がっているとのニュースを読みました。

平均寿命が延びて人生100年時代がやってくると言われているなか、現状の給付水準では年金財政が悪化してしまうため、欧米の先進国と同時期の支給開始を提案しているようです。

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支給年齢引き上げ・支給額減は避けられない

年金の問題は今に始まったことではありません。

とうの昔から分かっていたことですが、それに対して国も個人も対策らしい対策をしてこなかったことがここに来て問題を大きくしている気がします。

国はiDeCoや積立NISAの税制面を優遇し、個人で資産形成をしてもらうように推進していますがその進捗状況は今一つです。

そりゃそうでしょう。

日本人の大半が株式投資はギャンブルだと誤ったイメージを持っているのに、株式投資で資産形成を…と言っても浸透するはずがありません。

ただ、本来の株式投資はギャンブルではありません。

それは世の中が多くの株式会社が提供するサービスによって成り立ち、多くの人は株式会社で働いていることからも明白でしょう。

株式会社がギャンブルなら、そこで働く人はギャンブラーですか?

株式会社がギャンブルなら、世の中はギャンブルで成り立っているのですか?

違いますよね。

株式会社は株主が資金を出資(投資)してくれるからこそ成り立ち、その資金をもとに世の中を良くするサービス・雇用を生み出し、利益を株主に還元します。

株主は短期的な利益を追求するのではなく、長期的に利益を還元してもらうことで資産形成ができるのです。

今後、少子高齢化が進む日本では年金の支給年齢引き上げ・支給額の減額は避けられません。

それでもGPIFがしっかりと”長期的”な目線で運用をしているので、制度が破綻する可能性はほぼないと思われます。

与党批判がお仕事の野党のなかに、GPIFの年金運用を全く理解していない人がいることには驚きますね。

国も酷いが国民も酷い

財務省と言えば何かと問題を立て続けに起こしているエリートの集まりですが、そのトップが国民の金銭感覚を一切理解していないのですから、真っ当な政策に期待できないのも仕方ないのかも知れません。

僕なんかとは比べ物にならないくらい賢い人たちが集まっていることは間違いないですが、賢くてもやっていることは馬鹿ですよね。

もちろん全員ではないと思いますが、ここのところニュースを騒がせている事件に関してはエリートやからなんやねんってレベルの話です。

いくら賢くて頭が切れても、こんな人間性に問題のある人たちに多額の給料・退職金が使われているとなると、国民の信用はなくなって当然。

しょせんエリートでも欲には勝てない人が多い…そんなもんなんでしょう。

国も酷いですが、国民の意識の低さも相当酷いと思います。

今回の記事に書き込まれたコメント欄を見ていると、未だにこんなことを言っている連中がたくさんいるのか…と思わされます。

年金いらない、全額返せ

年金の話が出ると、決まってこう言う人がいます。また、このコメントにいいねマークが8,000件も付いています。

果たして、払った分を全額返してもらった人はどうするつもりでしょうか。その分は貯金して将来に備えるとでも?

自分が何歳まで生きるかなんて分からないのに、貯蓄だけで備えるなんてあまりにも無謀です。とくに厚生年金加入者は会社が半分負担してくれるだけでも相当な恩恵を受けています。

なかには全額返してもらって自分で貯蓄と民間の保険に入るから…と言う意見もあり、こちらもいいねマークが1,200件(悪いマークは26件)付いています。

こんな意見に賛同する人がこれだけいることに驚きです。国の保険より民間の保険が優れていると本気で思っているのでしょうか?(多分、本気で思っているんでしょう)

卑屈すぎる日本人

このような意見もあります。

支給を先延ばしって、払うだけ払わして出来るだけ支給しないようにしようってことでしょ?死ぬのを待ってるんでしょ

どれだけ人生に不満を持っているんでしょうか。あまりにも卑屈すぎて可哀そうになります。

年金を廃止してベーシックインカムを!!

年金制度を廃止してベーシックインカムを求める声もあります。

個人的にはそれも悪くないと思いますが、はっきり言ってこれをするとこれまで以上に生活が破綻するような人が増えると思います。

ベーシックインカムを導入したところで、生活費を賄えるほどの金額が支給されるとは思えませんし、財源を確保するために増税は間違いないでしょう。

結局出ていくお金が大きくなる可能性が高く、それはそれで文句を言うことになるんでしょうね。

自分の都合でしか考えない人が多すぎる

年金を批判する人のほとんどは、自分が支払った掛金以下しか受け取ることができないなら払いたくないと言います。

THE・自己中ですね。

自分が長生きして掛金以上の年金を受け取る可能性はないのでしょうか。

そもそも、年金は自分で支払ったお金を返してもらうというものではありません。

年金も保険の一種です。

保険とは、万が一のときに備えるための制度であって、年金は長生きしたときの生活に困らないようにするための制度です。

掛けた金額より多く受け取れるかどうかを考えるようなものではありません。

年金では財源の半分を税金で賄っています。だからこそこの掛金で一生涯の保証がされているのです。

民間でも長生きしたときに備える「トンチン年金」という商品がありますが、このような民間の商品と比べると国の年金制度がいかに手厚いかが分かるはずです。

というか、なぜ平均寿命が男女ともに80歳を超えているにもかかわらず、掛金以下しか受け取れないと考える人が多いのでしょうか。

自分の損得しか考えず、年金保険本来の相互扶助という意味を理解していない残念な国民が多いのが日本という国です。

自分で対策しなければならない

自分が損をするかも知れないから払いたくないという自己中な考えをしているくせに、年金だけではとても老後の生活なんてできない、教育費・住宅ローンのおかげでまともな貯蓄もできないと嘆きます。

まるで自分が貧しいのは国の政策が悪い、政治家が無能だと言わんばかりに。(一部は正しいとは思いますが)

貯蓄ができないほど生活が苦しいなら、どうにかして収入を増やそうとしていますか?

収入が増やせないなら、どうにかして支出を減らそうとしていますか?

収入に見合わない買い物をしていませんか?

年金だけで生活費が賄えないのは分かっているはずです。

それに対して、何か対策はしていますか?

国に文句を言いたい気持ちは分かりますが、文句を言ったところで、一円にもなりません。そんな暇があるのなら、少しでも自分で将来に備えて対策をしましょう。

どうやって対策するのか。

簡単です。国が推進している制度を利用して、投資を通じて資産形成をすればいいんです。

投資なんてやったこともないし、損をしそうで怖い?

だから自分で勉強するんだよッ!!

2017年の調査で、投資を行わない理由として「投資の必要性を考えたことがなかったから」が23%とありました。

年金は減るし医療費は増える、給料が右肩上がりに増える時代はとうの昔に過ぎ去り、今や大企業ですらリストラの恐怖に晒されるこのご時世に、投資の必要性を感じないとは…

ネガティブなのかポジティブなのか、よく分からない人たちですね。

iDeCoや積立NISAは、間違いなくメリットのある優れた制度です。

株式投資は長期的に積み立てることで、複利の力が働き大きな資産を作ることが可能性であり、これらの制度は長期投資をするために考えられています。

これからの日本は、年金だけではなく医療費の問題も深刻になってきます。

ハッキリ言って、正しい投資の知識を得て行動する人と、投資は危険なものという思い込みだけで行動しない人では、この先大きな格差が生まれるでしょう。

今こそ、個人で投資を通じて資産形成をする必要があるはずです。

まとめ

年金制度は今後も厳しい状況が続く可能性は否定できませんが、それ以上に制度に対して理解のない国民性が僕には恐ろしく感じます。

これからは個人で資産運用が必須の時代になります。まぁ何もしない人がどうなろうと知ったことではないですし、投資を強制するわけでもありません。

ただ、的外れな文句ばかり言う暇があるのなら、自分の人生を豊かにするための方法について勉強する方がよっぽど有意義ではないでしょうか。

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