今を楽しむことと、将来を考えること、どちらが大切なのか?

いつ死ぬか分からないから「今」が楽しければいい。

いやいや、ちゃんと「将来」のことを考えて生きるべきだ。

これらの考えはどちらが正しいのでしょうか。

僕が気に入っている言葉にYOLOというものがあります。

YOLOとは「Your Only Live Once」の略で、人生一度きりという意味です。人生は一度きりなので、どうせなら好きなことだけして生きていきたいですよね。

だったら僕は今が楽しければいい派の意見かと言われると、決してそうは思っていません。

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 今が楽しければいい派の意見

将来のことなんてどうなるか分かりません。

それなら我慢して生活するよりも、今を思いっきり楽しんだ方がいいじゃない。というのが、今を楽しむ派の意見ですね。

ごもっともでございます。

縁起でもないですが、もしかしたら明日突然病気になって死ぬかも知れません。死んでしまったら、どれだけ将来に備えていようと全てが無意味になってしまいます。

お金はどれだけあってもあの世へは持っていけませんからね。

老後のためにと若いうちに節約に努めて我慢する生活をして、備えたお金で楽しむ前にポックリ逝ってしまったら意味がありません。

だからと言って今を楽しむことしか考えていない人は、将来苦労する可能性は高いでしょう。今や給料はほとんど上がらない時代、平均寿命も延びています。

確かに不幸にも平均寿命より前に亡くなる人がいるのは事実ですが、実際には平均寿命より長生きする人は多いのです。女性の平均寿命は約87歳とされていますが、中央値では91~92歳となるらしいですよ。

いつ死ぬか分からないと考えていても、それなりに長く生きられる可能性が高いんですね。今を楽しむことばかり考えていては、いつかツケが回ってくることになりかねません。

高収入の低資産家庭

最近よく話題になっていますが、高収入(年収800~1000万円程度)の人がお金が無くて老後が不安になるというケース。

年収300万程度の人からすると、そんなに稼いでいるのにお金が無いなんて信じられないでしょうけど、そういった人が多いらしいのです。

理由は簡単。高収入の人は、稼いだ分だけ使うからです。

そして、それは今を楽しむことに比重を置きすぎている結果と言えるでしょう。

1,000円のお肉と2,000円のお肉なら迷わず後者を選ぶ。身に付けるものはブランドで無ければ自分には釣り合わない。住むならやっぱり豪華な家が良いよね。

なんてことをしていると、どれだけ稼いでいてもあっという間にお金は無くなります。まぁそれが悪いかどうかは他人が言うことじゃないでしょうけど…

そのような生活をしていると、高収入にもかかわらず一向に貯蓄ができないまま気付いたときには「あれ、老後ヤバくね?」と考えることになります。

現役時代に高収入だった分、年金も多く貰えるでしょう。

しかし、生活水準を上げてしまった人にとっては十分とは言えない金額になるはずです。とくにこれから年金受給額は減少する可能性が高いですからね。

一度上げた生活水準を下げることは、人間にとっては耐え難い苦痛になります。稼ぎのあった人なら、それなりのプライドもあるでしょうから余計にです。

今が楽しければいいという考えは、生活水準が上がってしまうことが(将来に向けて)最も恐ろしいことだと思います。

将来のことを考えよう派の意見

将来年金だけでは満足な暮らしができない。

だから現役のうちから節約に励み、コツコツと貯蓄をしておくことが大事なんだよ。多少我慢してでも、それは将来のためにきっと自分の糧となるのだ。

というのが、将来が大事だと考える人の意見ですね。ごもっともでございます。

しかし、将来が不安だからと必要以上に我慢することも良くありません。

将来のことばかり気にして今を楽しむことを蔑ろにしていては、一体何のために生きているのか分からなくなりますよね。

将来のために備える…その将来とはいつのことなんでしょうか?

会社を退職した後の老後?

将来のために備え、いざその頃になれば、その後の将来への不安はなくなるのでしょうか。おそらく、極端に将来が不安に感じる人はいつまで経っても不安を感じ続けるでしょう。

なぜ不安になるのか?

そもそも、なぜ人は不安を感じるのでしょうか?

それは、無知だから。

ある事柄に関して知識があれば、それに対して不安は感じませんよね。

僕はバイクで知らない土地を旅するのが好きなんですが、知らない土地を走るのは少しドキドキします。バイクなので通ってはいけない道などもありますから。

なので、知らない土地(とくに大通り)を走っているときは不安です。でも、自分の知っている道なら大通りでも全く不安はありません。

では、多くの人は将来に対して不安になる原因はどこにあるのか。

それは、お金に対しての知識がないということになります。だったらお金に関して勉強をすることが、将来の不安を和らげる一番の近道になるはずです。

いくら貯蓄をしていても、知識がなければ「まだ足りないかも」と延々と不安になります。それではいくらお金があっても楽しむことが出来ません。

知識を付けることで不安が和らげば、それより少ないお金しかなくても今をもっと楽しむことができるのではないでしょうか。

今を楽しむ派は苦労する(と思う)

個人的な考えですが、今を重視している人の方が将来苦労するんじゃないかと思っています。

なぜなら、将来を考えて身の丈に合った生活水準で暮らしている人なら、知識を付ければ不安は和らぐのに対し、生活水準を上げている人がそれを下げることは難しいからです。

生活水準を維持するには、お金を稼ぎ続けなければなりません。今や給料はなかなか上がらないうえに寿命は延び続けるなか、いつまでその収入を維持できるでしょうか。

ただし、高収入の人が悟りをひらき、高収入のまま生活水準を改善できれば最強ですね。稼ぎがある分、お金が貯まるスピードは低収入の人に比べて段違いですから。

まぁ生活水準が高いまま収入が減っても、それを受け入れる覚悟があって大変な目に遭ったとしても、これが自分の選んだ人生だと胸を張って言えるならいいですけどね。

我が生涯に一片の悔いなしッ!!

高々と右手を突き上げて燃え尽きてください。

今を楽しむことと、楽をすることは違う

今が楽しければいいと言う人の多くは、将来のことに向き合わずに楽をしているだけじゃないかと思うことがあります。

今が楽しけりゃいいと何も考えずに将来苦労することになれば、その苦労しているとき(将来時点の今)は楽しめていないですよね。

今を楽しむのなら、いつの時点でも楽しめるように考える必要があるはずです。

「今」は明日になればそのときが「今」になります。「今」とは将来に渡って存在し続けるものでもあるので、今を楽しむなら将来的にも存在する「今」を楽しめるように考えなければ、その考えは矛盾していることになりませんか?

逆もまたしかり。

「将来」が不安で今を我慢ばかりしていても、将来時点のさらに「将来」も不安が拭えず我慢し続ける人生になります。ちょっと何言ってるか分からなくなってきました…

まとめ

「今」という時間は、今後いつまでも存在します。

将来を何も考えていなければ、いつか「今」が楽しめなくなるでしょう。逆に、将来を気にし過ぎて「今」を楽しめなければ、いつまで経っても楽しめる日は訪れないでしょう。

どちらも丁度良い塩梅で考えられることが、人生を楽しむ一番のポイントだと思います。その為には、お金の知識が必要不可欠です。

勉強は子供の間だけするものではありません。大人になっても勉強することが重要で、そうすれば必ず自分の人生に良い結果をもたらしてくれることでしょう。

今回のテーマを一言でまとめると「何事もバランスが大事ね」ってことです。

おしまい。

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