オルフェーブル産駒の特徴と狙い方

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現役時代のオルフェーヴルは、阪神大賞典の逸走や天皇賞(春)で凡走する脆さを見せたり、凱旋門賞では2年連続2着になったり引退レースをぶっちぎったり、とにかくヤンチャな印象が強いですね。

そんなオルフェーヴルの産駒は、いったいどんな特徴があり、どのように狙えば馬券に活かすことができるのか。

ここでは産駒がデビューした2017年から2020年3月末までの時点の、オルフェーヴル産駒の成績(単勝100倍以下)をもとに狙い目を考察していきます。

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オルフェーブル産駒の特徴と狙い方

オルフェーヴル産駒でもっとも印象的な特徴は、クラスが上がるほど好成績を収めやすいということです。

クラス出走数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
~1000万下190510.2%19.8%28.8%69%74%
1600万下~12313.8%28.5%35.8%116%105%

つまり、出来不出来の差が大きいということですね。

また、全勝利数のうちダートでの勝ち星が4割近くにのぼり、これは芝ダート兼用とされるキングカメハメハと同レベル。サンデー系のなかでもダートで狙いやすい種牡馬です。

オルフェーヴル産駒は芝とダートで狙い方が少し異なるので、それぞれの特徴を紹介します。

(芝)内枠で集中し、外枠で気が抜ける

オルフェーヴル産駒は内枠が得意で、外枠では信頼度が下がります。

出走数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1~4枠56811.1%22.0%32.0%86%85%
5~6枠7429.2%17.9%25.9%59%51%

こういったタイプは少頭数でも集中できないため、多頭数になるレースのほうが強い。

出走頭数出走数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
12頭以下31613.6%25.3%36.7%53%76%
13頭以上9368.8%17.2%24.4%79%75%

オルフェーヴル産駒は多頭数の内枠で狙うのがベストということですね。この特徴は、オルフェーヴルの父であるステイゴールドにも見受けられたものです。

枠か出走頭数のどちらを重視するべきかについては、データ上は頭数を重視したほうが良いと言えます。

12頭以下出走数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1~4枠11714.5%25.6%38.5%54%68%
5~8枠20013.0%25.0%35.5%52%81%
13頭以上出走数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1~4枠4099.3%19.3%27.1%100%87%
5~8枠5267.8%15.4%22.1%64%66%

内枠でも少頭数ならやる気を出さない。

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それがオルフェーヴルだ!

(芝)重馬場に強い

オルフェーヴルは欧州のタフな馬場でも世界最強レベルを証明しました。そのパワーが日本の芝では足枷になり、産駒の成績が今一つ伸びない原因になっているかもしれません。

ただ、それは重馬場になったときにはプラスに働きます。

馬場状態出走数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
良・稍重120510.0%19.3%28.2%68%74%
重・不良10510.5%24.8%32.4%100%95%

重以上での出走数は少ないとはいえ、その結果は歴然です。血統背景などからも偶然ではない可能性が高いので、今後も重馬場で穴をあける馬は多数出てくるでしょう。

当然、狙い目になるのは普段好走している馬ではなく、良馬場では切れ負けして少し負けてしまうような馬になります。

(芝)昇級戦から通用する

産駒の出来不出来が激しいため、強い(勝てる)馬は昇級戦から通用し、しかも勝ち切るところまで狙えます。

クラス出走数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
同クラス8279.8%20.1%28.9%77%79%
今回昇級13616.2%26.5%33.1%81%73%
今回降級2615.4%30.8%38.5%113%57%

昇級戦での勝率がもっとも高いところが、なかなか特徴的ですね。

ただ、やはり少頭数だと結果はよくないので、多頭数での昇級戦に絞ったほうがいいでしょう。まぁこれ単体で狙えるほどの成績ではありませんが。

(ダート)内枠より外枠

続いて、ダートを見ていきます。

オルフェーヴルはダートでも勝ち星が多いですが、本来は芝血統。そのため、ダートでは砂を被らない外枠のほうが好成績になります。

出走数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
1~4枠3178.2%21.5%29.0%53%74%
5~6枠39413.7%22.1%32.2%92%80%

これはオルフェーヴルに限らず、ほとんどの種牡馬で同様の傾向があります。

(ダート)母父が重要

ダートでも走るオルフェーヴル産駒は、母父が米国型血統である場合が多いです。

母父出走数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
米国型43212.5%23.4%33.6%82%91%
欧州型22310.3%20.6%26.9%70%60%

とくに米国型ノーザンダンサー系との相性がよく、ミスプロ系とはイマイチ。ただ、ミスプロ系でも走る余地はあると思うので、欧州型でなければ嫌う必要はないでしょう。

(ダート)クラス慣れが必要

芝では昇級戦から通用する馬が多かったですが、ダートは昇級戦で苦戦しています。

クラス出走数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
同クラス57512.3%23.1%32.5%79%81%
今回昇級726.9%22.2%30.6%39%76%
今回降級10.0%0.0%100.0%0%250%

もともとダートでは息の長い活躍をする馬が多い=ピークが長いので、昇級馬の期待値は低い傾向にあります。オルフェーヴル産駒はダートの昇級戦では過信しないほうがいいですね。

(ダート)短縮で一発

ダートは芝に比べてタフになりやすいので、短縮ローテの成績がいいです。オルフェーヴル産駒もダートの短縮は得意としています。

前走距離出走数勝率連対率複勝率単勝回収率複勝回収率
同距離28312.0%26.1%35.7%73%79%
今回延長1469.6%21.2%27.4%63%77%
今回短縮23013.0%20.0%30.9%93%85%

とくに短縮はペースが速くなりやすい短距離で決まりやすく、1400m以下では注目しておきたいですね。

(ダート)前走芝に出走

オルフェーヴル産駒は前走芝からのダート替わりでも狙えますが、やみくもに狙っても勝てません。

前走芝からダート替わりを狙う場合は、母父が米国血統であることが重要。加えて、内枠より外枠・短縮ローテなどの条件が合わさればなお良しです。

オルフェーヴル産駒の特徴と狙い方まとめ

オルフェーヴル産駒はデビュー当初、ラッキーライラックが出ただけで全体的な成績は低調そのもの。人気馬の成績も悲惨でした。

ところが、最近ではわりと人気馬も順当に走るようにはなってきています。それでもオルフェーヴル産駒の1番人気は信用しづらいですけどね。

芝なら内枠・ダートなら外枠、芝は昇級でも買えるけどダートは買えないなど、芝とダートで狙い方は少し異なります。

大物は重賞レベルでもガンガン通用するので、各馬の能力を的確に判断できるようになるのが、オルフェーヴル攻略の近道だと思います。

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