【危険!】人気馬に潜むリスクを理解しよう

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人気と実力は必ずしも比例しない、強い馬が勝つとはかぎらない。これらは競馬を長く続けるほど、嫌というほど痛感することです。

しかし、競馬新聞に◎がズラリと並べば、それだけで強そうと思いますよね。競馬を始めたばかりの人は、とくにそう思うはずです。で、馬券を買うと。

人気馬は実際に強いことも多いですが、競馬は強い馬が勝つというわけではありません

古くは皇帝シンボリルドルフが伏兵ギャロップダイナに差された天皇賞(秋)、三冠へ死角なしかと思われたナリタブライアンの京都新聞杯、覚醒したハーツクライを捕えきれなかったディープインパクトの有馬記念…

負けるはずがないと思われた馬たちが、まさかの敗戦を喫したレースというのは数多くあります。

競馬では人気馬を買っていると馬券で勝つのが難しくなる傾向があり、人気馬は好走しそうな理由よりも、不安要素を探すほうが重要です。

なぜ人気馬を買うと勝てないのか、人気馬にはどのようなリスクがあるのかを知れば、それを活かした馬券戦略を立てることもできるでしょう。

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人気馬では儲からない原因

人気馬は高い確率で好走します。

つまり、人気馬を買っていれば高確率で馬券も的中するということですが、それでも馬券で儲からない原因の一つに、過剰人気になりやすいということが挙げられます。

過剰人気とは、その馬の好走する確率に対してオッズが低すぎることです。3回に1回しか勝てない馬が、単勝2倍だと儲からないのは明白ですよね。

実際にはどの馬が何回に1回勝てるかなどわかりませんが、競馬には控除率(手数料のようなもの)があるため、そもそも勝ちにくい仕組みになっています。

競馬が勝てない残酷な仕組み~控除率が高すぎる問題~
この記事をご覧になっている9割以上は、競馬で勝てない人だと思います。なぜなら、競馬は9割以上の人が負けると言われているから。また、競馬で勝っている人はわざわざこのような記事を検索することはないでしょう。さっそく答えを言っていますが...

では、なぜ人気馬は過剰人気になりやすいのでしょうか?

心理的な要因

過剰人気になる要因は、損をしたくないと考える心理的なものが大きいです。例えば、予想するときにAという馬が単勝3倍だったとします。

個人的には強そうに思えず買わなくても良いかなと思っていても、オッズが低いとそれだけで好走しそうな気がしてきて、一応抑えておこうか…となりがち。

すると、その馬はさらにオッズが下がり、それを見た他の人も馬券がはずれるのを恐れるあまり、同じようにその馬を買いたくなってしまいます。

これによって、A馬の適正オッズよりも過剰に馬券が売れることになります。このような心理は、行動経済学でいう「プロスペクト理論」を学ぶとよく理解できるでしょう。

あなたも人気のある馬をなんとなく抑えてしまうことがありませんか?そういった行動は、あなただけでなく周りでも起こっているのです。

その他の要因

他にも過剰人気になる要因は様々あります。例えば、親・兄弟が大活躍している良血馬の場合。ディープインパクト産駒などは、まさに血統で過剰人気になる典型です。

また、直線一気・怒涛の追込みを見せる馬なども、見た目が派手で強そうに見えるために過剰人気になりやすい。

実際にはペースが速くて展開がハマっただけだったり、うまいこと進路ができてロスなく走れたりなど、いくつかの要因が重なっていることがあります。

そういった場合、次走での再現性は低いと考えられるため、連続好走するのが難しくなりますね。

人気になる馬には人気になる理由が何かしらあるわけですが、本当に強いからという理由で人気になる馬はそう多くありません。本当に強い馬なら過剰人気とは言えませんが、それを見抜くのも簡単ではないです。

人気馬はマークもされやすく、厳しい展開を強いられる確率も上がります。人気薄であれば一発を狙った騎乗もできますが、人気馬で思い切った騎乗をするのは、乗っている側からするとプレッシャーにもなるでしょう。

近年で思い当たるのは桜花賞でのルージュバック・メジャーエンブレムなど、一流のジョッキーが乗ってもそのようなことが起こるのが人気馬の宿命です。

また、2020年のチューリップ賞では2歳女王レシステンシアが本番に向けてスローで逃げる流れを作って敗戦。結果的に末脚勝負では分が悪いことが明らかになったわけですが、陣営にとってはいい叩き台になりました。

前哨戦ではそういった乗り方を試してくる可能性もあるので、人気馬を過信するのは避けたいところです。

こういったさまざまな要因が重なり、人気馬は実力以上に評価されやすく、レースで力を出し切れない可能性が上がり、馬券で勝ちづらくなってしまいます。

といっても好走率(的中率)はやはり高いので、大きく負けることも少ないとは思いますね。

過小評価を探し出せ

競馬のオッズは、一方が下がれば一方が上がるようになっています。つまり、過剰人気になっている馬がいれば、過小評価されている馬が出てくるのです。

ここに全く同じ能力の馬がいます。

  • 片や馬体はピカピカに輝き、顔も超イケメンのフクヤマノマサハル号
  • 片や馬体は汚れていて、馬ヅラ(馬ですが)のデガワノテッチャン号

この2頭が競走するとしてオッズはどうなるでしょう。

同じ能力なら、多くの人はイケメンに賭けそうな気がしませんか?

見た目の問題かどうかは別として、イケメンのオッズは1.1倍となり、馬ヅラ(馬ですが)のオッズは5倍となりました。見た目や印象などによってイケメンは過剰人気になっていますが、2頭の能力は同じです。つまり、勝つ確率はともに50%

それでいて勝ったときのリターンは1.1倍と5倍と、これ以上ない過剰人気と過小評価ですね。馬券で勝つためには、ここで過剰人気になったイケメンを買うのではなく、不当に人気を落とした馬ヅラを買う必要があるのです。

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頑張れ!デガワノテッチャン号!

予想の軸を見付けよう

では、どうすれば過小評価された馬を探し出せるのか。競馬には様々な予想法があるので、最初に必要なことは、自分に合った予想法を見付けることでしょう。

僕の場合、予想の軸は血統になります。

人によっては血統なんてアテにならないと考える人もいますが、僕はブラッドスポーツとして生産者が重視している血統が大きな影響力を持っているのは間違いないと考えています。

何を予想の軸とするかは人それぞれなので、自分が納得する理論を見付けることが大事です。

予想以外にも、馬券の買い方によって回収率は大きく変わります。しかし、本命に選んだ馬の単複回収率が100%前後の水準になることが、競馬で勝ち続けるための第一歩でしょう。

相手のある馬券であれば、本命馬の回収率が100%に届かなくても勝てる可能性はあります。その場合でも、本来の実力より評価されていない馬を探す必要があります。

新聞やTVには気を付けろ!

多くの予想法がある中でも、新聞の印やTVに出演して人気馬ばかり推奨する予想家の意見は、あまり参考にしないほうが良いですね。

なぜなら、新聞やTVの予想家は勝つためではなく、当てるための予想をしているからです。

当てるための予想では大きくは負けないものの、平均的に負けていく可能性が高くなります。新聞やTVに出る予想家は、基本的に回収率よりも的中率を求められるので、必然的に人気馬を選ぶ予想をせざるを得ません。

そうなると、過剰人気の馬を多く買うことになり、結果的に馬券では勝てない可能性が高くなります。

某競馬番組に出演する元一流調教師の本命馬が軒並み人気馬であるのも、馬には詳しくても馬券には詳しくない典型と言えるでしょう。

悪質予想会社にも気を付けろ!

競馬のサイトやブログの広告でよく見かける競馬予想会社にも注意が必要です。

今週も万馬券的中!

的中率90%以上!

などのうたい文句で宣伝しているものが多いですが、基本的に毎週万馬券を取ることや、的中率90%を達成するのはほぼ不可能です。

当てるだけなら、ほとんどの買い目を抑えておけばいいだけです。

単純に万馬券を毎週当てる、的中率90%以上を達成するだけなら可能ですが、それで馬券収支をプラスにするのは、控除率の関係から不可能なんです。

仮に予想会社の有料情報等を検討するならば、高い回収率を証明しているところにしておきましょう。

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そんなとこがあればあたしが使いたいよ!

オッズは一方が上がれば一方は下がるので、そのような誇大広告で集客することは、自分たちの馬券収支を押し下げるだけの悪手です。

本当に毎週のように万馬券を当てられるなら、誰かに有料で教えるよりも、自分で馬券を購入したほうが明らかに効率が良いはずですよね。

有料で予想を配信し、万が一外れ続けたらクレームの嵐となるでしょうから。

にもかかわらず有料予想を配信するのは、毎週のように馬券を当て続けて勝つのは不可能だからです。無知な情報弱者からお金を集めるほうが簡単に儲かるんですね。

少し知識のある方ならそれはわかっているはずなのに、競馬ブログの多くはそういった広告が掲載されています。一体どういうつもりで掲載しているのか…

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どうかしてるぜッ!

ただし、一部の有料サイトはその限りではありません。違いを見極めるには、その情報提供者がどういった理由で情報を提供しているかを見てください。

例えば、競馬放送局で有料予想を配信している亀谷敬正さんは、競馬を楽しむためのさまざまなツールを開発されており、その開発・維持費などに多額の費用がかかるため、自分の予想と理論を公開し、その費用を共有してもらうというスタンスです。

また、毎週・毎月プラスになると保証しているわけではなく、利用するのはそのような考えに賛同できる方のみでお願いしますということを言っておられます。

結局、批判するのは短期的に結果が出ずに負けた人だけで、亀谷さんの提供する情報には多くのヘビーユーザーがいることが、信用に値する証明だと思います。

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人気馬に潜むリスクまとめ

人気馬は基本的に強いことが多いですが、強い馬が勝つとは限らないのが競馬です。

さらに、馬券が外れるのを恐れるあまり、多くの人が人気馬を買うので過剰人気になりがち。レース中は、様々な不利やアクシデントが起こるのが競馬であり、人気馬はオッズと馬券に絡む確率のバランスが釣り合わないので、馬券では勝ちづらくなります。

そういった人気馬を避け、不当に人気を落としている馬を買い続けることが、馬券で勝つために重要なのです。

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