【初心者向け】米国株のほったらかし長期インデックス投資

アイキャッチコラム

最近、つみたてNISAやiDeCoなどの制度が少しずつ浸透し、資産形成のため投資を始めてみようと考えている増えてきた気がします。この記事をご覧になっているあなたも、おそらくその一人ではないでしょうか。

ただ、「とはいえ、投資なんてよく分からんし、何をどうすればいいのやら…」と不安に感じているかと思います。かつての僕がそうでしたから。

しかし、安心してください。

投資をしたことがない人でも、英語ができなくても、金融・経済の知識や興味がなくても、米国株への長期インデックス投資をしておけば、ほったらかしにするだけで資産形成ができるでしょう。

僕自身が実践している方法ですが、中学時代に英語を諦めた僕ですら問題なく結果が出ています。当然、金融・経済への関心もありません。

米国株への長期インデックス投資でやることは超簡単。

証券会社で口座を開設し、「投資信託」もしくは「ETF(上場投資信託)」と呼ばれる商品へ投資するだけ。できれば、毎月積立を続けるようにしてください。

投資する商品選びさえ間違えなければ、後は完全にほったらかしでも大丈夫です。投資に値する商品については、別の記事でも紹介しているので、おいおい参考にしていただければ。リンクは記事の最後に付けておきます。

ぶっちゃけ、資産形成のために投資をする一番のハードルは、最初の口座開設ですね。

ハードルと言っても、初心者にとっては意味不明な言葉が多々出てくるので、ややこしくて面倒なだけという意味です。口座開設に関しても、別の記事で画像を交えて解説しているので、それを見ながら進めれば問題なくできるでしょう。

米国株への長期インデックス投資は知識がなくても資産形成ができますが、なぜこの方法ならほったらかしで大丈夫なのか?ということは理解しておくに越したことはありません。

理解していなければ、稀に訪れる「暴落」と呼ばれる株価の大幅な値下がりに耐えきれず、損をして投資を止めてしまう可能性が出てきます。それを避けるためにも、最低限の知識は持っておくことが重要で、このブログをご覧いただければその知識も得られます。

まずは「インデックス投資」とは何か?ということについて解説していきます。

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長期インデックス投資とは?

投資の世界で言うインデックスとは「指数」を意味し、指数とは例えば「日経平均株価」や「TOPIX」などのことです。

日経平均株価は東証(東京証券取引所)1部に上場している225社の株価の平均のことで、ざっくり言うと日本を代表する企業の平均株価ってことですね。平均値の出し方や、どの企業が採用されているとかは覚える必要はありません。

TOPIXは東証1部に上場している全ての企業を対象としており、日経平均株価より対象企業が多いことになります。また、指数の単位も日経平均株価は「円」でTOPIXは「ポイント」ですが、これも気にする必要はありません。

株式投資と聞くと、どこかの企業の株を直接購入するイメージがあるかもしれませんが、この日経平均株価に採用されている企業の全てにまとめて投資することもできます。

そのために「投資信託」や「ETF」という商品を購入することになりますが、こうしたある指数へまとめて投資できる商品(投資信託・ETF)で運用することをインデックス投資と言います

つまり、米国株への長期インデックス投資とは、米国のとある指数へ長期投資をするということ。その代表的なものが、「NY(ニューヨーク)ダウ」や「S&P500」と呼ばれる指数です。

どれくらいの期間を長期とするかは人によりますが、僕の場合は30代で投資を始め、30年以上先を見据えています。その間、何らかの事情で現金が必要にならない限り、途中で売却することはしません。

インデックス投資のメリット

インデックス投資は投資信託やETFを通じて行うので、インデックス投資のメリット=投資信託・ETFのメリットとも言えます。

この投資のメリットとして、少額からでも分散投資が可能で、しかも手間もかからず簡単にできるということが挙げられます。だからこそ、初心者で知識がなくても大丈夫なんですね。

例えば、投資できるお金が10000円しかないと、株価によっては複数の企業へ投資することができなかったり、そもそも買えない可能性があります。

しかし、投資信託では100円から購入できるものも多く、その投資信託では複数の企業への分散投資ができることになります。

ひとつの企業への投資では、上手くいけば見返りが大きい分、業績が悪化すれば大きな損失を被る可能性も。それが多くの企業へ分散している投資信託なら、ある企業の業績が悪くても他でカバーできることもあるので、結果的に安定した運用に繋がります。

リーマンショックやコロナショックのように、時にはどの企業も大きく値下がりすることもありますが、個別株より値動きはマイルドになるのがインデックス投資の特徴であり、メリットです。

ただ、ETFは投資信託とは違い、1株○円という株価が付いているので、金額によっては少額投資することはできません。他にも若干の違いはありますが、おいおい勉強すれば良いかと思います。

インデックス投資では手間がかからないのも大きなメリットです。

株式投資と言えば株価のチャートを見ながら頻繁に売買しているイメージがあるかもしれませんが、あれは投資というより投機=ギャンブル的なやり方なのでインデックス投資とは違います。

投資信託やETFには積立の設定ができるので、最初に設定さえしておけば、その後は基本的にほったらかしで大丈夫です。

長期投資は10年~20年、人によってはもっと先を見据えての投資となりますから、直近の株価を気にする意味はありません。そのため、毎日の株価をチェックする必要もなく、投資をしていることを忘れて日常を過ごしても問題ないのです。

まぁ株価はどういう値動きをするのか、最初の頃は勉強のためにチェックしておくほうがいいとは思いますけどね。

インデックス投資のデメリット

インデックス投資最大のデメリットは、結果が出るまでにとにかく時間が必要になるということ。種銭が多ければその限りではありませんが、これから投資を始めるほとんどの人はそうではないでしょう。

インデックス投資で資産形成ができる理由に、複利の力が働くことがあります。

複利効果

これは最初に100万円を投資し、米国株のこれまでの平均的な成長率で運用したときのグラフです。積立投資とは少し違いますが、金額は気にせずイメージとして捉えてください。

グラフを見ても分かるように、最初の数年間は複利(青線)でもそれほどお金は増えていません。しかし、10年を過ぎた頃から徐々に増える速度が上がり、20年以上も経てば単利(橙線)との差は倍近いですね。

インデックス投資では基本的に積立がメインになりますが、積立額が多いほど複利の力が働くのは早く大きくなり、少ないほどお金を増やすには時間が必要になります。

結局、投資でもお金を持っている人ほど有利という残酷な現実ですが、それを嘆いてお金が増えるわけでもないですし、自分ができることをやっていくしかありませんね。

しばらくはお金が増える実感はないですが、預貯金しているよりかは増えるペースが(比べものにならないくらい)速くなるのは間違いありません。まぁ「将来のため」と割り切って、コツコツ頑張りましょう。

また、投資信託やETFでは「信託報酬」という経費が必要になりますが、現在は気にする必要がないくらいコストは安く優良な商品が多いので、デメリットと呼ぶまでもないと考えています。

複利とは

ここで複利について説明しておきましょう。

僕のような一般庶民が資産形成をするためには、この複利の力が必要不可欠であり、これを知れば預貯金オンリーなんて馬鹿らしくなってしまいます。

複利とは、簡単に言えば「お金がお金を生む仕組み」です。

例えば、100万円を投資して、毎年3%の運用益(3万円)が出るとします。複利で運用するということは、運用益を翌年の元本に足して2年目の運用をするということなので、2年目の元本は103万円となります。すると、2年目の運用益は30900円になり、1年目より多くなります。

3年目以降も同じように繰り返すことで、徐々に元本が増えていき、同時に運用益も増えていくことが分かるかと思います。

序盤はなかなか元本も運用益も増えませんが、時間が経てばいずれお金(元本)がお金(運用益)を生む額も多くなっていき、先ほどのグラフのように加速度的に増えていくということです。

複利は雪だるまに例えられることがあります。

雪だるまは最初の芯を作るまでが大変ですが、芯ができれば後は転がしておけば勝手に大きくなりますね。複利も同じように、元本を大きくすることが大変ですが、それさえできれば後は勝手にお金が増えていってくれるのです。

お気付きかもしれませんが、実は預貯金も複利運用なんですね。

ただ、現在は金利が低すぎるため、数百万円を預けても利息はごく僅かにしかなりません。これではいつまで経っても元本が増えませんから、お金がお金を生む仕組みにはなり得ないのです。

一方、株式投資ではお金がお金を生む仕組みが作れるくらいのリターンが見込めるので、若い人ほど積極的に投資をしておくと、将来の生活が楽になっていく可能性が高くなるでしょう。

お金持ちが一層お金持ちになるのは、お金持ちほど何らかの投資を行って複利の力を活かしているからに他なりません。

いくらリターンが見込めても投資額が少な過ぎると効果は弱いので、なるべく投資できるお金は確保するようにしたいところです。とは言え、今の生活に困らない程度に留めるのは鉄則ですよ。

単利は毎年の運用益を元本に足さずに運用することなので、運用益はいつまで経っても3万円のまま。単利だと、預貯金と同じくお金がお金を生む力が大きくならないので、いつまで経っても生活は楽にならないのです。

まとめ

小難しそうに思える米国株への長期インデックス投資とは、米国の代表的な指数へ投資する商品(投資信託・ETF)を購入し、積立を続けていくだけのことです。

投資信託やETFなら積立の設定をしてほったらかしで大丈夫なので、仕事が忙しかろうと何の問題もなく、超簡単にできる初心者向きの投資でもあります。

長期的に運用を続けることで、時間を味方に付けて複利の力を活かすことができます。僕のような一般庶民は一気に資産を増やすことは難しいですが、コツコツと積立を継続していけば、いずれ生活に困らない程度のお金を作ることは難しくないと考えています。

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これから投資を始める場合、基本的にはつみたてNISAを利用することになると思いますが、つみたてNISAでは投資信託で運用するので、最低限のことは知っておきたいですね。

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