株主優待は必要?!米国企業との株主還元の意識の違いを考える

日本と米国の企業では、株主に対する考え方が全然違うと言われています。

株主優待は日本固有の制度で、優待生活をする桐谷さんがテレビに出るようになり注目を集めています。

株主優待をきっかけに、投資を始めようと思った方もいるのではないでしょうか。

日本人は特典のようなサービスに魅力を感じる節があり、株主優待は日本人の特性を突いた制度だと思います。

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米国企業と日本企業の意識の差

ここで言う意識とは、利益を株主に還元するという意識です。

米国企業は会社は株主のもの、日本企業は会社は経営者や社員のものとする傾向があるようで、それは株主還元策を見ても分かります。

米国企業は配当を減らす減配は恥だと考えられており、業績が悪くても簡単に減配しません。

ただし、米国株ならどこに投資をしても良いというわけではありません。

強固なビジネスモデルを築き、安定した利益を出し続けられる仕組み」を持っている企業を選ぶことが重要になります。

そういった企業は、外的要因で一時的な赤字になったとしても配当を減らさずに維持、もしくは増配することで、株主の信頼を得る方が合理的だと判断します。

一方、日本企業は経営者や社員のものという意識が強い上に、業績が悪くなると

株主も連対責任でヨロシク!

と株主にまで負担を求めます。

2017年2月上旬にかっぱ寿司を展開するカッパ・クリエイトが、経営不振から期末配当を1株当たり20円から0円へと修正することを発表しました。

結局のところ、日本企業はこういう文化なのだと思うしかないでしょうね。

連続増配企業を比べる

25年以上連続で増配を続ける企業を、配当貴族と呼びます。

配当貴族の仲間入りをすることは、企業にとって一種のステータスとも言えるでしょう。

米国の配当貴族銘柄は100社を超え、有名どころではコカ・コーラ、プロクター&ギャンブル、マクドナルド、ジョンソンエンドジョンソンなどがあります。

マクドナルドを除く3社は、既に50年以上連続増配を達成している配当王でもあります。

マクドナルドも現在約40年連続増配中なので、配当王の仲間入りするのは時間の問題です。

一方、日本で25年を超える連続増配を達成しているのは、花王の一社のみ。

花王は26年連続で、それに続くのが18年連続のUSSとSPKという企業です。

他にも10年連続で増配している企業は42社あるそうです。

見ていたデータが古いので現在は違うかも知れませんが、そこは重要なことではないです。

本当に重要なのは、増配期間が短い上に、その企業数も米国に比べ圧倒的に少ないことです。

まぁ企業の絶対数も違いますから当然かも知れませんが、どちらにせよ株主還元の意識は米国企業の方が圧倒的に強いことには違いありませんね。

株主優待って必要?

日本企業にあって米国企業にないもの、それが株主優待です。

少し前に現金をほとんど使わずに株主優待で生活する桐谷さんが有名になりましたね。

僕自身、投資を始めるときには優待で株価下落のリスクを抑えられるなら悪くないな…と思っていました。

ただし、優待ありきで考えていたわけではありません。

正直、今では株主優待はいらねぇ!!って思っています。

その分を配当で還元してもらう方がいいです。

株主優待には税金が掛からないので、税制面で有利と言われる人もいます。

しかし、その優待って本当に必要でしょうか?

クオカード…いる?

食事券…いる?

米…いる?

どれもあれば便利ですが、わざわざ優待で貰う必要があるのかどうか。

優待はタダで貰える…という錯覚に陥りますが、その原資は企業の利益です。

配当金と合わせた利回りが高いからお得!!

と言われる銘柄でも、人気取りのために優待を出して業績を圧迫しては本末転倒。

業績が悪くなれば、優待廃止=株価暴落の可能性だってあります。

そこは企業も理解しているはずなので、簡単に優待廃止はしないでしょう。

しかし、本当に投資をする価値のある企業とは、物で釣るようなところではなく優れた事業を展開する企業ではないでしょうか。

僕がいつも読ませてもらっているバフェット太郎の秘密のポートフォリオに、とても良いことが書かれていました。

これを見て、アナタは日本のマクドナルドに投資しますか?

それとも、米国のマクドナルドに投資しますか?

記事の最後には、株主優待券が家族でハッピーセットを食べに行く動機になり、それがお金持ちになるよりも幸福になり得る…とも書かれています。

それも一理あると思いますが、少し考え方を変えてこうは言えないでしょうか?

優秀な米国のマクドナルドに投資し、配当金の一部を使って家族でハッピーセットを食べに行く方が、お金持ちにも幸福にもなり得る可能性がある

グッドラック。

あ、パクッちゃった(‘ω’)

おしまい。

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