リゼロの設定6は安定感があり、終日打てば高確率で勝てる台です。
しかし、場合によっては設定4でも設定6のような挙動をすることもあり、リゼロは設定が簡単に見抜けるとは限りません。
まぁ上か下かはすぐに分かることが多いですけどね。
今回、巷で言われている設定差以外にも何か違いがないかを調べるべく、自分で打ったデータとネットで公開されているデータを合わせ、分析してみました。
※ 設定4は有利区間67回分、設定6は有利区間65回分
※ どちらも通常G数は約54000G分
すると、やはり有利区間の継続には注目するべきだな…ということが分かりました。
リゼロの設定4と6の挙動の違い
まず、設定6は確定演出が出たもの、設定4は456確定が出て6確定が出なかった台のデータなので、もしかしたら設定4のデータには設定5・6が混じっている可能性もあります。
一般的にリゼロの設定を見抜くには、白鯨攻略戦の勝率と有利区間の継続の仕方を重視されていると思います。
結局はこれが出玉を左右するポイントにもなるので、間違いなく設定差がある重要なポイントですね。ただ、それだけだと何とも曖昧な感じもします。
とくに、通常Bでの当選から有利区間が継続することが、設定6はそれ以外に比べて圧倒的に多いとも言われますが、具体的にはどれくらいを目安にすれば良いのか?
まずはここから見ていきます。
通常Bからの有利区間継続率
通常Bからの有利区間継続ですが、まず注目するべきは有利区間がリセットされた初回の当選時です。
有利区間継続後だと、残りG数の兼ね合いで強制的に非継続となる可能性があるので、そこを含めるとズレが生じます。
また、通常Bと言っても振り分けは200G後半・300G後半・400G後半・500G前半とありますが、通常Bで400G以内の振り分けは高設定でも少ない。
今回まとめたデータでは、通常Bで400G以下が選ばれたのは設定6で約8%・設定4で約5%程度でした。
さらに、400G以内の当選においては、設定4以上なら高確率で有利区間が継続する傾向にあるため、設定判別に使える要素ではないと思います。
ちなみに、通常Aが濃厚だと思われる300G・400G前半の当選からは、高確率で有利区間はリセットされるので、こちらも判別には気にしなくてもオッケー。
有利区間の継続率で注目するのは、以下の条件です。
- 有利区間リセット時の通常B当選
- かつ400G後半or天井での当選
この条件を集計した結果がこちら。
設定 | 有利区間継続/CZ回数 | 継続率 |
---|---|---|
設定4(5) | 10/19 | 53% |
設定6 | 10/11 | 91% |
設定6のサンプルが少ないですが、やはり設定6は200G台での当選が多いですね。それにしても、有利区間継続の割合には思った以上に差がありました。
というか、設定6やとここまで圧倒的に継続するもんなのか…?
自分のデータだけでは少ないのでネットでもデータを集めていますが、なかなか設定6のデータを公開されている方が少ないので、サンプルが集めづらいのがネックです。
さすがに設定6でももう少し非継続が選ばれる可能性はありますが、序盤から有利区間が数回リセットされるようなら、望みは薄くなりそうです。
続いては、各設定で1回の有利区間が何回ループするか…について。今回のデータは、これを調べたいがために取り始めたくらい気になっていたです。
1有利区間のループ数
僕が設定6はなさそうな456確定台を打っているとき、いつも思っていたのが「なかなか256G以内のループがせぇへんなぁ…」ということ。
設定6を打っていたときは、早い当たりのループでちびちびと出玉を増やせていけたのに、そのパターンがなかなか来ないのです。
初回に200G前半でATに当選しても、次の当たりが通常B天井付近で有利区間がリセットされたり、たまにもう1回200G前半で当たる…という感じですね。
この1回の有利区間内のループ数に、何か明確な差がないものかと思ったので、それを調べてみました。
ループ数とは1回の有利区間で当選するCZ(直撃AT)数、例えば初回240G→530G→235Gなら3回とカウントしています。
集計した結果がこちら。
ループ数 | 設定4(5) | 設定6 |
---|---|---|
1回 | 27(40%) | 15(23%) |
2回 | 17(25%) | 18(28%) |
3回 | 20(30%) | 22(34%) |
4回 | 3(4%) | 8(12%) |
5回 | 0 | 2(3%) |
設定6はG数振分が優遇されているので当然といえば当然ですが、データを取ってみると1有利区間が1回で終了する割合と4回以上ループする割合に大きな違いが出ました。
基本的には2回・3回ループをしやすいですが、設定4は初回通常B天井付近から半数近くリセットされることが原因で、1回のみで終了する割合が増えています。
通常A天井が選ばれやすいからでは?という気もしますが、今回のデータでは有利区間初回に通常Aが確定する550G以降の選択率に違いはほとんどなく、どちらも17%ほど。
つまり、有利区間が1回で終了するのは通常B天井付近からのリセットの有無によるところが大きいということです。
こうしてみると、設定6でも1有利区間に4ループ以上するのは1日に1~2回しか期待できないレベルですね。
逆に、1度でも4回以上のループがあれば期待度が上がり、2度目があれば設定6の可能性がかなり高くなるのではないでしょうか。問題は、1日で消化できる有利区間がせいぜい10回前後しかない…ということですが。
ちなみに、この数値をもとに1日で有利区間を11回消化できたときの各ループ数はこのようになります。
ループ数 | 設定4(5) | 設定6 |
---|---|---|
1回 | 4.4回 | 2.5回 |
2回 | 2.7回 | 3.0回 |
3回 | 3.3回 | 3.7回 |
4回 | 0.4回 | 1.3回 |
5回 | 0 | 0.3回 |
設定4だと、2日に1回しか4回ループに期待できない。そりゃ6確が出ないときはループが弱いなぁ…と思うわけですね。
初回通常A天井付近からの有利区間継続
有利区間の初回に通常A天井付近(600G以上)が選ばれると、設定6でもほとんど有利区間はリセットされますが、たま~に継続することもありますね。
これが設定4だとどれくらい発生するのか、それについて集計した結果がこちらです。
設定 | 有利区CZ間継続/回数 | 継続率 |
---|---|---|
設定4(5) | 1/12 | 約8% |
設定6 | 3/14 | 約20% |
サンプルは少ないですが、意外と設定6では継続する確率は現実的です。
1日で通常A天井付近が選ばれるのは2~5回くらいでしょうから、1度でも継続が確認できれば設定6の期待度は大幅にアップしそうです。
まとめ
結局は1回の有利区間で継続する回数が多いに越したことはないという結論ですが、改めて数値化してみると面白いですね。
まとめると…
- 有利区間の初回通常B天井付近からリセットが多いと期待度ダウン
- 1有利区間内が1回でリセットされると期待度ややダウン
- 1有利区間内で4回以上の初当たりが取れると期待度アップ
- 有利区間の初回通常A天井付近から有利区間継続で鬼アツ
数値化してみると、これらのことが重要であることが明確になりました。
まぁサンプルが集まる頃には手応え的に設定6かどうかはわかる可能性が高いですが、道中の悩ましい展開のときにはこれらを参考にして押し引きをしてみてはいかがでしょうか。
ただし、最も重要なのは、その店が設定6を使っているのかどうか…ということですけどね。
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