証券会社の口座開設は、聞きなれない単語が多く出てくるため、途中で嫌気がさして諦める方もいるかもしれません。でも、せっかく投資を始めようと思ったのに、それはもったいない!
そうならないために、ここではSBI証券の口座開設をスムーズにできるよう、画像を交えて申込方法を解説していきます。
SBI証券の口座開設方法
まずはSBI証券のHPから「口座開設の申込」をクリックし、「本人確認書類について」の選択をします。
本人確認書類の提出方法
本人確認書類は以下のうち、いずれかを用意してください。
- 運転免許証
- 住民基本台帳(写真付き)のコピー
- 住民票の写し
住民票の記載事項証明書 - 各種年金手帳
- 各種健康保険証
- 印鑑証明書
- 在留カード
特別永住者証明書 - マイナンバーカード
- 運転経歴証明書
- パスポート
提出方法でもっとも手間が少ないのは、WEBアップロードです。現在は口座開設にマイナンバーの提出が義務付けられているので、ここでさっさと提出しておくといいですね。
もしマイナンバーカードを持っていないのであれば違う書類を提出し、後日マイナンバーカードを作成して提出すればオッケーです。
個人情報の入力
本人確認書類の提出の下部分には、個人情報を入力する項目があります。ここで躓く人は…さすがにいないよね?
個人情報の入力欄の下には謎の業界用語が出てくるので解説していきます。
① 特定口座
特定口座の欄には、「開設する(源泉徴収あり)・開設する(源泉徴収なし)・開設しない」という項目があります。ここでは、「源泉徴収あり・なし」のどちらかを選びましょう。
源泉徴収ありでは、売買の度に税金を証券会社が計算して自動的に徴収してくれるため、自身で確定申告をする必要がありません。
損失が出たときに税金の還付も自動的に行われるため、こちらが税金に関して何かする必要がないので、基本的にはこちらを選んでおけば問題ないでしょう。
源泉徴収なしを選ぶと、売買の度に税金が引かれることはありません。
証券会社から「年間取引報告書」が送られてくるので、それを使って確定申告をします。自身で税金を納める必要があるので、少し面倒になるのがネックです。
しかし、給与所得者なら年間20万円以下であれば所得税を納める必要はないので、年間の利益が少ないのが事前に分かっていれば、税金を払わずに済むのでその分だけお得になりますね。ただ、住民税の申告は必要になるので、税金について理解している人以外は選ばないほうが無難です。
源泉徴収のあり・なしは、当年に一度も取引をしていない状態であれば変更することも可能です。
②NISA・つみたてNISA
NIAS・つみたてNISAは利益に対する税金が非課税になる制度で、その口座を申し込むかどうかの項目です。
資産形成にはつみたてNISAがお勧めですが、つみたてNISAならSBI証券より楽天証券のほうがメリットがあるので、楽天証券で開設したほうがいいかと思います。ただ、普段から楽天のサービスを利用しない人にとっては関係ないので、どちらで開設してもいいでしょう。
③ 住信SBIネット銀行
SBI証券と連携している住信SBIネット銀行では、資金移動がスムーズにできたり、ドルの為替手数料が圧倒的に安くなるなどのメリットがあります。
むやみに銀行口座を増やしたくないというなら強要はできませんが、他行への振込手数料が一定回数無料になるなど、普通に便利なので開設しておくことをお勧めします。
これらの入力が終われば、次のステップに進みましょう。
同意する
次の画面では、難しそうな内容を読んで同意することを求められます。
しっかり内容を読み、同意をしたうえでチェックを入れるようにしましょう。もちろん僕は、流し読みです。オイ!!
申込方法を選択
最後に、オンラインで申し込むか郵送で申し込むかを選択します。
手間を考えるとオンラインで済ます方が手っ取り早いですが、別にどちらでもいいのでお好きなほうを選んでください。
これで申し込みは完了ですが、必要書類が届かないと取引は開始できません。ただ、この時点でサイトにログインすることはできるので、書類が届くまでに初期設定を済ませておくといいでしょう。
初期設定に関しては、こちらの記事で解説しています。

まとめ
以上で口座開設の手続きは完了。数日後には取引を開始することができるでしょう。
これで資産形成への第一歩を踏み出せたわけですが、このブログでお勧めしている「米国株への長期インデックス投資」は、実際にやってみると思っている以上に何もすることがないので拍子抜けするかもしれません。
だが、それがいい!
別の記事では、SBI証券で米国株を買う方法や、つみたてNISAの設定なども紹介しているので、ぜひ参考にしてください。


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