「残酷すぎる成功法則」を読んで。私はギバーになりたいッ!!

今回紹介する本は、エリック・パーカー著「残酷すぎる成功法則~9割まちがえるその常識を科学する~」です。

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概要

世の中には、幸せになるため・成功するための自己啓発本はたくさんあるが、そのほとんどにはそれらを達成するための「証拠(エビデンス)」が欠けている。

全てがそうであるわけではないが、その中のどれが正しく、どれが間違った情報なのかを知る方法はない。しかし、エビデンスのある主張には、どんなときにどのような効果があるかを説明できる。

エビデンスのある主張は、一定の確率で効果が期待できるが、誰にでも確実に効果があるわけではないが、科学的根拠のない主張よりは遥かに成功率が高くなるだろう。

と、この本はこれまでの自己啓発本とは違い、成功者や幸福度の高い人が「なぜそうなるのか」ということを科学的に分析し、僕たちが成功して幸せになるためにはどうするべきなのかということを紹介しています。

サブタイトルが「9割まちがえる常識」となっているように、常識だと思っている行動が、実はこのままではダメになってしまうという残酷な事実であった…らしいです。

一通り読んでみましたが、理解するには何度も読み返す必要がありそうです。ここでは僕がなるほどなぁと思った部分を簡単に紹介していきたいと思います。

なぜ高校の首席は億万長者になれないのか

子供のころは、よく親にしっかり勉強していい学校へ行くようにと言われたことでしょう。

しかし、皮肉なことに高校を首席で卒業するような優等生の中に、世界を変革したり、世界中の人々に感銘を与えるような人物はほぼいないそうです。

なぜなら、学校は「言われたことをきちんとする能力」を評価する場所であり、ある分野に特化したスペシャリストよりも、すべての分野で良い点数を取る人の方が評価されるから。

実際の社会では、そのような人たちは確かに優秀ですが、その資質はシステムを変革するよりも、システム内におさまって仕事をこなすことで発揮されるのです。

学校には明確なルールがありますが、人生にはそのようなものはなく、それゆえ優等生たちは定められた道筋のない社会に出ると、しばしば勢いを失うとのことです。

つまり、大成功したかったら学校のルールなんかに縛られず、馬鹿になれ…ということでしょう。(違うか)

与える人と奪う人

世の中には「いい人が馬鹿をみる」ことがしばしばあります。

成功という尺度でみたとき、最下位のほうにいるのはどんなタイプの人なのかを調査したところ、多くは「ギバー(受け取る以上に、人に与えようとするタイプ)」だったそうです。

いわゆる「人のために」行動をしている人の多くは、社会的には成功しづらいという残酷な結果に、研究者もさすがにショックを受けたそう。

しかし、多くのギバーが敗者的な位置にいるなら、最も成功している勝者的な位置には誰がいるのかと調べたところ、トップにいるのもまた「ギバー」だったのです。

とはいえ過度に人を信頼し、与えすぎる人は、悪い連中に付け込まれてしまうことは想像に容易く、研究からも適度に人を信頼する人に成功している人が多いことが分かっています。

人のためにと考えすぎるギバーは、人を助けるために自らを消耗してしまい、成功からほど遠い人生を歩むことになりかねません。

ついつい人のために尽くしすぎてしまう人は、時間数を決めて(例えば週に〇時間など)、それ以上はやらないようにすると、幸福感が増してストレスも軽減されるそうです。

人のために行動できる人がトップにいるというのは、嬉しい結果ですね。

徹底比較!! 楽観主義VS悲観主義

ポジティブかネガティブ、どちらが人生にとって良い思考なのかと言うと、もちろんポジティブ思考です。

しかし、自分は生まれつきネガティブ思考だからどうしようもない…と思っている人もいるのではないでしょうか。

ただ、そのような悲観的な傾向とは遺伝ではなく、周りの世界に関して自分自身に説明する言葉が原因だと言われています。つまり、ネガティブ思考は変えられる…ということ。

楽観主義者と悲観主義者では、世界の見方に天と地ほどの開きがあり、それを「説明スタイル」と名付け、説明スタイルを悲観的なものから楽観的なものに変えるだけで、気分は楽になり、意欲的になれるようです。

悲観主義の説明スタイル

  1. 悪いことはこれからも長く続くか、永続する(私はそれを終わらせることができない)
  2. 悪いことは普遍的で、あらゆることに作用する(この人たちのすべてが信じられない)
  3. 悪いことは自分の落ち度だ(私はこれが苦手だ)

楽観主義の説明スタイル

  1. 悪いことは一時的なものだ(たまに起こるが、大したことではない)
  2. 悪いことには特異的な原因があり、普遍的なものではない(天気が良くなれば解決する)
  3. 悪いことは自分の落ち度ではない(私は本来これが上手で、今日はたまたまうまくいかなかった)

私たちは表向き装う通りの人になる

とはいえ、いくら楽観的な考えをしていても上手くいかないことは多々あります。

そんなときは、問題に対して「私はこれができない」から「コツを習えば大丈夫」と認識を編集することが効果的だとされています。

ある研究で、成績の振るわない学生を対象に、学業問題に対する認識を上記のように変えさせると、翌年学生らの成績は上がり、中退率が下がったそうです。

大事なのは、考え方を編集した後に、その考えに従って行動し切ることです。

行動は言葉より雄弁」と言われるように、この研究をした人は、まず行動を変えることから始めるやり方を「いい人になる前に、良い行いをする方法」と名付けました。

マザーテレサの言葉にも、同じようなものがありましたね。

生まれつき幸運な人はデータ的にはいない

ある調査で、運のいい人と運の悪い人を対象に、両者の人生に異なる成果をもたらすのはまったくの偶然か、不気味な力か、それとも何か本質的な違いなのかが検証されました。

その結果、運とは単なる偶然でも超常現象でもなく、その人の「選択」によるところが大きいことが明らかになったそうです。

運のいい人は、新しい経験を積極的に受け入れ、外交的で、あまり神経質ではないことが発見されます。

運が悪いと感じている人に、運がいいと感じている人と同じような行動をするよう指示すると、対象者の8割が運がよくなったと実感し、幸福感も強くなったようです。

そして、新しい機会を最大限に活かす行動をしないとき、運がいい人でも悪いことが起こるようになり、つまるところ「人はやらなかったことを最も後悔する」という言葉は真実だと証明されました。

まとめ

今回ここで紹介したのはほんの一部です。

読んでいると、やっぱりポジティブな方が良かったり、人のために行動することが幸せになる近道なんだなと思いました。

…小学生の読書感想文か。

まぁもともと本を読むのは得意ではない方なので、感想を上手くまとめるのは今後の課題にしたいと思います。

おしまい。

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