スマホ代節約のために格安SIMを使おう!

消費税が増税されたことで、日々の生活費をより節制したいと考える人も増えたのではないでしょうか。

しかし、こまごまとした節約は労力のわりに効果は少なく、長続きもしないのでよろしくないです。節約の基本は、一度の変更で大きな効果が得られる「固定費」に手を付けることです。

そのなかでも、まだ多くの人は通信費に高い料金を支払っていることでしょう。

ここでは通信費を削減するための格安SIMについて、これだけ知っておけば問題ない!という点を紹介していきます。

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格安SIMと格安スマホとMVNO

格安SIMに格安スマホにMVNOと、スマホ代を節約するために調べると様々な言葉が出てきますね。

まず、通信費を安くするために必要なのは「格安SIM」です。

SIM(カード)とは契約者の情報が登録されているもので、それを端末に差し込むことで、その端末の利用者を認識します。

SIMカード

このSIMの利用料を格安で提供しているのが「MVNO」と呼ばれる事業者で、MVNOで契約することによって通信費が大幅に安くなるということです。

SIMにはサイズが3種類ありますが、違う端末でもサイズが合えば同じSIMを差し込むことで、自分の契約として利用することができるのです。

スマホは端末ごとに契約をしているわけではないんですね。

格安スマホとは、その名の通り端末そのものが安いスマホを指します。

新しいiPhoneや、高額な端末は10万円を超えることも珍しくありません。格安スマホなら、スペックは劣るものの3万円以内の機種もあります。

それでも高額だと思いますが、これまではキャリアで長期契約する代わりに端末代を一部負担してもらうことで、実質格安で端末を購入できたのです。

一般的には通信費を削減するためには格安スマホ…と言われますが、厳密にはそうではないということですね。

通信費を削減するには、MVNOで格安SIMの契約をする必要があります。

SIMロック(解除)とは?

格安SIMについて調べると、SIMロックやSIMロック解除という言葉が出てくると思います。知ってしまえば簡単なことですが、知らないとなんのこっちゃ?ですよね。

SIMロックとは、キャリアで購入した端末はそのキャリアの通信回線でしか使えないように制限される機能です。

例えば、名の通ったUQモバイルはau回線を使用しているので、docomoで購入した端末だと使えないんですね。

端末をそのままで乗り換えたい場合は、docomoの通信回線を使用しているMVNOで契約する必要があります。

しかし、絶対にその端末が使えないというわけではありません。

そのロック状態を解除し、どの回線のSIMカードでも使えるようにするのがSIMロック解除。そのまんまですね。

SIMロック解除をすれば、どのキャリアで購入した端末でもUQモバイルで契約することができます。(別にUQモバイルを勧めているわけではない)

SIMロック解除には条件があってややこしいですが、購入して半年ほど経過しているなら問題なく手続きはできるはずです。

また、キャリアではなくMVNOやアップルストアなどで販売している端末は「SIMフリー」というSIMロックされていない端末なので、どの回線でも利用できます。

ただし、MVNOで取り扱っているiPhoneの一部は、SIMフリーではない場合もあるので購入時には注意が必要です。

海外では自分でSIMフリーの端末を購入して、好きな通信会社と契約するのが一般的らしいです。

格安SIMは通信速度が遅い?

格安SIMのデメリットとして挙げられるのが、キャリアに比べて通信速度が劣ることです。

ただ、個人的には普段使っている分には何の問題もないですし、通信できないような状況になることもありません。

ネットで調べると、どのMVNOの速度が優れているかを比べる記事もありますが、速度を表す数値を並べられても理解できないですよね。

まず、通信速度の基本的な知識として、「上り(アップ)・下り(ダウン)・Ping(ピン)」の違いを覚えておきましょう。

  • 上り…データを送信する速度
  • 下り…データを受信する速度
  • Ping…応答速度

上りと下りは数値が大きいほど高速で、Pingは数値が小さいほど環境が良い状態となります。

この中で最も意識したいのは、ネットや動画を見る際に重要なデータを受信する「下り」の速度(単位はbps)です。

  • K(キロ)bps < M(メガ)bps < G(ギガ)bps

通信速度の目安

では、どれくらいの速度ならネットや動画の閲覧がスムーズにできるのか。一般的にストレスなく閲覧することが可能と言われる目安がこちら。

  • 30Mbps以上…非常に快適
  • 10~30Mbps…快適
  • 5~10Mbps…まずまず快適
  • 1~5Mbps…ネットは快適、動画は止まることも
  • 1Mbps以下…動画は厳しいかも

ネットがメインなら、1Mbpsくらいでも大丈夫ということですね。動画であれば5Mbps以上が望ましいですが、低画質なら十分ということも有りえます。

以下が画質によって快適に閲覧できると言われる通信速度です。

  • 4K…20Mbps
  • 1080p…5Mbps
  • 720p…2.5Mbps
  • 480p…1.1Mbps
  • 360p…0.7Mbps

試しに自宅の光回線で解像度1080pの動画を視聴したところ、最初の読み込みに少し時間が掛かりましたが、その後はサクサクと視聴できました。

そのときの通信速度は、下り「7.27Mbp」でした。

同時刻のモバイル回線(LINEモバイル)は下り「2.9Mbps」で、解像度720pだとちょくちょく止まる感じ。360pにするとスムーズに視聴できましたし、360pでもスマホなら十分な画質です。

なので、MVNOは速度が遅いという情報に神経質にならなくても、十分使える可能性が高いということです。

また、各社が発表している通信最大速度は、あくまで最大であって規格上の最高速度です。

docomoとauでは最大1200Mbpsを超えると謳っていますが、実効(実際の)速度は50~200Mbps前後と発表されています。

では、MVNOの各社はどれくらいの速度なのか、各社の通信速度を計測された記事を一部引用させて頂きます。

MVNOの通信速度

計測は2019年の3月です。

2019年3月に、各社の通信速度を計測された記事があったので、一部引用します。

MVNO12時台
(Mbps)
18時台
(Mbps)
楽天モバイル4.51.5
IIJ mio5.72.3
LINEモバイル1.80.8
BIGLOBE(D)
BIGLOBE(A)
1.1
0.9
0.7
1.5
イオンモバイル(D)
イオンモバイル(A)
0.9
0.7
1.6
0.5
mineo(D)
mineo(A)
1.1
1.5
0.5
0.4
DMM0.92.0
Y!mobile9.812.8
UQモバイル1.87.9
※ D・Aはdocomo回線・au回線

一部、微妙な速度のところもありますが、これらは最も混雑すると言われる時間帯です。また、地域などの環境によっても速度は変わってくるので、あくまでも参考程度です。

少なくともこの時間帯を避ければネットの閲覧は問題ないでしょうし、動画も問題なく見れる可能性は高いと思います。

乗り換えは更新月まで待ったほうが良い?

最近になってようやくキャリアの高額な解約金が抑えられましたが、以前から契約している人には関係なく、更新月以外の解約では高額な解約金が発生してしまいます。

それがもったいないからと更新月まで乗り換えは待とうと考えるかもしれませんが、更新月が数ヶ月後なら実はすぐに乗り換えるほうが節約になります。

例えば、更新月が5ヶ月後、現在の通信費が毎月8,000円で、乗り換え後は3,000円になると仮定します。

乗り換えに必要なMNP転出手数料や事務手数料はどちらも同じなので割愛します。

 月額料金解約金合計
すぐに乗り換え3000円×5ヶ月=
15000円
9500円24500円
更新月に乗り換え8000円×5ヶ月=
40000円
なし40000円

ご覧のように、月額料金が安くなるメリットは大きく、解約金を払っても大幅に節約できています。現在の月額料金と、乗り換え後の月額料金の差額が大きいほど、すぐに乗り換えるほうがお得ですね。

違約金を支払うという行為が嫌なのはわかりますが、大事なのはトータルでの金額です。

どのMVNOが良いかわからない!

MVNOは数百社あるとも言われるように、乗り換えようと思ってもどこを選べば良いかわからない方も多いでしょう。

各社の特徴や料金を比較していては、乗り換えるのが100年先になってしまうかもしれません。

ただ、実際にいくつか契約したことがある経験から言えることは、どのMVNOでも大して変わらないということです

多少なりとも各社で特色はありますが、格安SIMを契約する最大の目的は「スマホ代の節約」ですよね。

MVNOの月額料金は、基本的にどこもほとんど変わりません。月のデータ容量が3GBならどこも約1600円前後で、他の容量でも各社で大差ありません。

月額料金が8,000円から3,000円以下になるなら、自分にとって完璧で最適なMVNOを選べなかったとしても、十分だと思いませんか?

ただ、SIMロックの問題があるので、通信回線だけは注意しておきましょう。(SIMロック解除すれば良いだけですが)

早くキャリアからMVNOへ乗り換えること、それがスマホ代の節約に最も重要なポイントです。あまりにマイナーすぎると今後の事業継続に不安が残りますから、ある程度は名の通ったところにしておきたいですけどね。

まとめ

数年前に比べると格安SIM利用者は増えていますが、まだまだ少数派であることには違いありません。

それでも一定数は格安SIMで問題なく利用できているのですから、あなたにも出来ないわけがありません。

どのMVNOで契約しても月額料金には大した違いはないため、乗り換え先が多すぎて比較できないと悩む必要もありません。

最初に選んだMVNOが自分に最適ではなかったとしても、スマホ代が半分以下に抑えることができれば十分でしょう。

使っているうちに格安SIMに抵抗がなくなりますし、料金体系なども理解しやすくなっていくと思います。

まずは格安SIMでスマホ代を節約する、それから自分に最適なプランを探すという順番もアリだということも考えてみてください。

おしまい。


格安SIMのメリット・デメリットや乗り換えの手順、おすすめのMVNOを紹介している記事も併せてご覧ください。

格安SIMのメリット・デメリットと乗り換えの手順・おすすめのMVNOを紹介

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