スパイスで作る超簡単な本格チキンカレー

カレーといえばバーモント?それともジャワ?

僕はいつからか、自分でカレーを作るときはルゥを使わなくなりました。ルゥを使わないカレーって何?!と思われるかもしれませんが、ルゥを使ったカレーはいわゆる欧風カレーです。欧風とは言うものの、実は日本発祥らしいですけどね。

ルゥを使うカレーは小麦粉を使用するためとろみがあるのが特徴で、あなたが想像する通りの「あの」カレーです。一方、ルゥを使わないカレーは具材とスパイスと水分のみで仕上げる「インドカレー」になります。

何を隠そう僕はインド人…ではないですが、インドカレーといっても地域によって特色があり、北インドは濃厚な、南インドはサラっとしたスープのようなカレーです。街中によくあるインドカレー屋さんで出てくるのは「北インドのカレー」ですね。生クリームやカシューナッツなどを使うので濃厚なカレーになります。

今回作るのは最低限の材料で作れるサラっとしたタイプのカレーで、最低限の材料ながら味は本格的なカレーに仕上がり、しかも作り方も超簡単ッ!

世の女性諸君、狙っている男性がいるならスパイスカレーを振舞えばイチコロでっせ!!

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スパイスの豆知識

レシピの前に、スパイスについてちょっと雑学を。

スパイスにはホール(原形)とパウダー(粉)があり、ホールのまま使うときもあればパウダーにして使うこともあります。一般的にホールは調理の始めに油とともに温め香りを移し、パウダーは焦げやすいので調理の途中で加えます。

こだわって色んなスパイスを揃えるのも楽しいですが、スーパーなどで売っているスパイスはハッキリ言って量の割に値段が高すぎるのでコスパが悪い。なので、最初はカレー粉を買って試しに作ってみるのが良いでしょう。

カレー粉は様々なスパイスがブレンドされたものなので、味の変化は付けられませんが手軽にスパイスカレーを作るには適しています。手元にスパイスがないので、とりあえずスーパーでカレー粉を買ってきました。

スパイス
スパイス2

入っているスパイスはウコン(ターメリック)・コリアンダー・陳皮・クミン・メッチ(フェヌグリーク)・フェンネル・赤唐辛子(カイエンペッパー)・シナモン・クローブ・ナツメグ・ローレル・ジンジャー・オールスパイス・ブラックペッパー・ガーリック。

たまによく分からない油脂などが入っているカレー粉もありますが、できればスパイスだけで構成されるものを選びたいですね。

たくさん入っていますが、「ターメリック(色)・コリアンダー (味)・クミン(風味)・カイエンペッパー(辛み)」の4種類だけで本格的なカレーは作ることができるので、それだけ揃えても良いですね。

あとのスパイスはおまけ…ではなく、それ以外のスパイスで個性が出るといった感じでしょうか。基本の4種類でも作り手が違えば違うカレーになるのが面白いところでもあります。

ではレシピを。

チキンカレーのレシピ(4人前くらい)

チキンカレーの材料
  • 鶏もも肉…400g
  • 玉ねぎ…1個
  • にんにく・生姜…各20gくらい
  • トマト缶…1缶
  • ヨーグルト(なくても)…大2~3
  • サラダ油…80~120cc
  • カレー粉…大1~
  • 塩…小1~
  • 水…400ccくらい

はい、これだけです!

僕は常備しているヨーグルトがあったので入れましたが、ヨーグルトはなくても大丈夫です。にんにく・生姜は計る必要ありませんが、少しくらい多くても問題ないので、少なすぎない量で作りましょう。玉ねぎは小さめなら2個使っても良いですよ。

カレー粉ではなく、各スパイスを使いたい場合。ターメリック小1・クミン小1・コリアンダー大1・カイエンペッパー小1/4くらいを目安にすると失敗しにくいです。カイエンペッパーはとても辛みがあるので、最初は控えめにして物足りなければ後から加えて調整したほうが良いですね。

下処理

玉ねぎはスライス、にんにく・生姜はみじん切りにしておきます。

鶏肉は皮を取り、気になる方は大きめの脂は取り除いておきます。

鶏モモの下処理

骨が残っていないか手で触って確認し、一口大に切っていきますが、鶏肉は部分的に厚みがあったりするので同じ厚みにしておくと良いでしょう。

鶏モモの下処理2

画像の場合、分厚い部分に右側から包丁を横に入れていき開くと、こんな感じで均一な厚みにすることができます。

鶏モモの下処理3

これを一口大に切っていきましょう。

これでひとまず下処理はオッケーですが、玉ねぎを炒める時間があるので鶏肉は玉ねぎを炒めている間に処理すると時間も節約できますよ。

では作っていきましょう!

チキンカレーの作り方

まず鍋に油を入れます。

チキンカレーの作り方1

レシピの80cc~120ccって多くね?と思われそうですが、騙されたと思って80ccくらいは入れて作ってください。これくらい入れたほうが美味しくできます。今回は量を計らず入れましたが、ちょっと少なかったかな…と思っています。

ホールスパイスを使うならここでクミンやクローブあたりを入れるのが無難ですね。その場合、焦げないように弱火で温め香りを油に移していきます。今回はホールは使わないので、このまま油を熱し、そこへ玉ねぎを投入!

チキンカレーの作り方2

玉ねぎの炒め方のポイントとして、塩(分量外)をひとつまみ加えたら全体を混ぜた後は、強火のままこのまましばらく触らずに放置します。すると、全体に熱が早く入っていき、10分程度で飴色玉ねぎが完成します。

焦げるのを恐れて頻繁にかき混ぜると、なかなか飴色になりません。玉ねぎに水分があるので、放置しても意外と焦げることはないので大丈夫です。恐れるな、玉ねぎを制するものは世界を制す。

チキンカレーの作り方3

はい、玉ねぎを放置して鶏肉を切っている間に良い感じに色付いてきました。少し黒っぽいところもありますが、まだ焦げるまではいってないのでダイジョブだぁ。

ここまで来たら水を50㏄ほど入れて鍋の温度を下げ、全体を混ぜてまた放置します。ただ、ここからは色が変わるのが早いので玉ねぎに集中しましょう。心配なら焦げないように適度にかき混ぜつつ、全体が飴色になればオッケーです。これだけ食べても美味しいぞ。

チキンカレーの作り方4

カレーの種類によってはもっと色を付けることもありますが、チキンカレーはこれくらいで十分。玉ねぎを入れてからここまで約10分くらいです。

次に、弱火にしてにんにく・生姜を投入します。(写真撮り忘れ)

焦げやすいので弱火のまま香りが出るまで1~2分ほど炒めれば、そこへトマト缶を投入。

チキンカレーの作り方5

全体を混ぜ合わせ、強火にして一気に水分を飛ばしていきます。トマトがめっちゃ飛びはねることがあるので注意してください。トマトキケン…

トマトの旨みを凝縮させるので、なべ底が焦げないように時々かき混ぜながら、しっかりと水分を飛ばしていきましょう。端に寄せたときに水分がほとんど出てこなくなればオッケーです。

チキンカレーの作り方6

これくらいの状態になれば、ヨーグルトを加えてまた水分を飛ばし、同じような状態になればオッケー。その後、弱火にしてカレー粉と塩を投入します。

塩は入れすぎると後戻りができないので、最初は控えめにしておきましょう。ちょっと塩辛いかな…程度なら、後で水分を入れるので丁度良いくらいになります。

チキンカレーの作り方7

カレー粉を入れるとぼってりとした質感になり、一気にカレー感が増します。(カレー粉入れたから当然か)

全体をよく混ぜ合わせ、スパイスを1分ほど炒めたら鶏肉を投入。

チキンカレーの作り方8

強火にして鶏肉の表面が白っぽくなる程度に炒め合わせたら、水を加えて時々かき混ぜながら10分ほど煮込みます。

チキンカレーの作り方9

煮込んでいる間に洗い物でもしておくのが「できる男」だぜ。シンクセマイ…

チキンカレーの作り方10

最後に味見をして塩気が足りなければ塩を足し、カレー感が物足りなければカレー粉を少し足しましょう。

チキンカレーの作り方11
チキンカレーの作り方12

ご飯にカレーがかかってしまうあたり、詰めの甘さが滲み出ています。映えを気にするなら緑のパセリ(粉状)などをご飯に振りかけたり、ターメリックライスを作るのも良いでしょう。

おさらい

作り方の手順をおさらいします。

  1. 鍋に油を入れて熱する
  2. 玉ねぎと塩ひとつまみを入れ、全体を混ぜたら強火で放置する
  3. 色付いてきたら水を50㏄ほど加え、全体を混ぜたら放置する
  4. 飴色になれば弱火にしてにんにく・生姜を加え炒める
  5. トマト缶を加え、強火で水分を飛ばす
  6. ヨーグルトを加え、水分を飛ばす(なくても可)
  7. 弱火にしてカレー粉と塩を加え炒める
  8. 強火にして鶏肉を加え、表面が白っぽくなるまで炒める
  9. 水を加え、10分ほど煮込む
  10. 味を調えて完成!

これだけしか材料を使わなくても、かなり美味しいスパイスの風味豊かなカレーが出来上がります。スパイスが健康に良いのは有名ですし、油を多く使うレシピなので腹持ちも良くなり経済的にもグッジョブ。

これを見たあなたは今夜チキンカレーを作らずにはいられない?!

最後に、カレーは二日目が美味しいと言いますが、スパイスカレーは香りが命なので作り立てが一番美味しいとされています。僕は味音痴なので二日目でも美味しく頂きますけどね。

このセットには「ガラムマサラ」という混合スパイスが付いています。

ガラムマサラは仕上げの段階で小1程度を加えると香りが断然良くなるので、仕上げに使ってハイクオリティなカレーにしちゃいましょう。


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