【投資初心者に最適】つみたてNISAのメリット・デメリットを分かりやすく解説します

2018年から開始したつみたてNISAですが、始めてみようと思っても投資をしたことがない人にとっては手を出しづらいですよね。だって「投資」ですから。

この記事ではつみたてNISAのメリットやデメリットについて解説していきますが、最初に言っておきたいことは、つみたてNISAは資産形成に適した優れた制度ということ。

投資をしたことがないから不安だという方でも、その仕組みから問題なく運用をしていくことが可能なので、初心者こそ積極的に利用したい制度です。

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つみたてNISAとは?

つみたてNISAを一言で言うと、税金が優遇される長期投資の制度。本来、株式投資で得られた利益には約20%の税金が掛かりますが、つみたてNISAでは非課税 = ゼロとなります。

利益が出なければ意味がない…ごもっともな意見ですが、つみたてNISAは「長期投資」を前提とした制度なので、やってはいけないことをしない限りは利益が出る可能性が高いため、心配しなくても大丈夫。

つみたてNISAが利用できる期間は2018年から2037年までで、購入できる商品は金融庁が長期投資に相応しいと認めた投資信託・ETFのみに限られます。また、期間は今後延長される可能性もあります。

投資信託・ETFとは?

投資信託とETFは、いくつもの企業を集めた詰め合わせ商品のようなもので、経費は掛かりますが少額でも広く分散投資ができる優れた商品です。

ただ、中には投資家に不利益しかない商品もあり、そういったイメージが強いので良く思わない方が多いのも事実。それでも優れた商品は確かに存在しますし、自分で勉強してそれを見極めれば投資は半分成功したようなものですね。

要は、銀行などがプッシュしてくる商品のほとんどは悪徳商品なので、気を付けましょうということです。

非課税枠と非課税期間

つみたてNISAには「非課税枠」と「非課税期間」があります。

非課税枠は「その年に投資できる上限の金額」のことで、年間40万円です。注意点として、その年に一度使った非課税枠は再利用できません。

例えば、投資信託を購入して合計10万円の非課税枠を使うと、残りの非課税枠は30万円となります。しかし、途中で5万円分だけ売却しても、非課税枠が35万円になることはなく、30万円のまま…ということですね。

また、使い切らなかった非課税枠は翌年に繰り越せないので、最大限に恩恵を活かすため、毎年非課税枠をいっぱいまで使うことが理想です。とはいえ、生活に支障のない範囲で投資をするのが鉄則ですよ。

非課税期間は「非課税で運用できる期間」のことで、期間は20年です。ここは少しややこしく感じるかもしれません。

2018年に投資した非課税枠は、20年後の2037年まで非課税期間として運用できます。途中、いつ売却しても利益に税金は掛かりません。

20年後に必ず売却する必要はなく、そのまま通常の取引口座(特定口座)へ移して運用を続けることも可能。その場合、特定口座には20年後の時点での価格で移行されます

例えば、2018年に40万円を積み立てた分が、20年後には100万円になっていたとします。その時点で売却すれば2018年分は60万円の利益が非課税となり、特定口座へ移せば、100万円で購入した商品として扱われます。

その後、120万円まで値上がりしたところで売却すると利益は20万円となるので、20万円に対して税金が発生しますが、元々は40万円で購入しているので60万円分は非課税の恩恵は受けていることになります。

購入額売却額利益税金
40万120万80万16万
100万120万20万4万

つまり、20年以降は非課税期間ではないものの、非課税期間のうちに得られた利益分はしっかりと非課税の恩恵は受けられるため、さらに長期保有しても何の問題もありません。

同様に、2019年に投資した非課税枠は2038年までが非課税期間に、2020年は2039年まで非課税期間となります。非課税枠が使える最終年度が2037年なので、その非課税枠の非課税期間が終了するのは2056年となります。

つみたてNISAのメリット

つみたてNISAの最大のメリットは、先ほど説明したように利益が非課税となることです。また、つみたてNISAに限りませんが、投資信託は少額(100円)から投資できるのも初心者には良いですね。

ただ、100円で投資を続けてもほとんど効果はありません。最初はお試しで良いですが、ある程度の金額は捻出して運用したいところです。(でも生活に支障がない範囲で!)

また、つみたてNISAでは設定すれば自動的に積立できるので、基本的に手間が掛からずほったらかしで運用できます。さらに、適切な商品で20年も運用すれば利益が出る可能性が高く、言ってしまえばとても簡単な投資法ということです。

つみたてNISAはiDeCoとは違い、途中で現金化することも可能なので流動性も高いですが、利益を出すにはなるべく途中で売却しないことが望ましいので、よほどのことがない限り売却することはお勧めしません。

つみたてNISAのデメリット

続いてつみたてNISAのデメリットを挙げていきますが、個人的にはいずれも心配する必要のないことだと考えています。

まず、つみたてNISAは投資であり、未来は不確実である以上は元本割れするリスクがあります。また、投資の対象は金融庁が認めた限られた商品だけです。

先ほど非課税期間終了後に特定口座へ移すことができると言いましたが、20年後に損失が出ている場合は注意が必要です。

特定口座へ移した場合、そのときの時価が反映されるため、仮に40万円で購入したものが30万円に値下がりしていた場合、購入価格が30万円とみなされます。

その後、元の40万円に戻ったので売却しても、10万円の利益が出たことになるので、10万円に対して税金が発生します。最初の購入時点の価格に戻っただけなのに、なぜか税金分だけ損をしてしまう…という可能性があるんですね。

しかし、何度も言うように長期投資に適した商品を20年も運用すれば、元本割れする可能性は限りなく低いというのが個人的な意見であり、そもそもそのような商品は限られているため、選べる商品が少なくても何の問題もありません。

他のデメリットとしては、つみたてNISAでは損益通算ができません。

損益通算とは、利益の出ている口座と損失の出ている口座の損益を合算し、税負担を軽減する方法です。よく分からない場合は分からなくても大丈夫。つみたてNISAしかしないなら、基本的には関係のない話です。

以上が代表的なつみたてNISAのデメリットですが、個人的には過度に心配する必要はないと思っています。

やってはいけないNG行動

つみたてNISAに限りませんが、株式投資で資産形成をするためには「やってはいけないこと」があります。

それは、株価が暴落したときに慌てて売却すること。つみたてNISA(長期投資)で利益を出すには、途中で売らずに保有し続けることがポイントだからです。

長期で運用していれば、必ずどこかで大きな株価の下落に遭遇するでしょう。しかし、そこで資産が激減していくのに耐えられず売却してしまうのは、将来の利益をみすみす手放す行為です。

NYダウ長期チャート

これはNYダウの長期チャートですが、赤丸で囲ったのが暴落と呼ばれる大幅な株価下落があった時期です。NYダウは何度かの暴落を経て、今なお株価は右肩上がりに上昇を続けています。

それは、米国経済は成長を続ける下地が揃っているからであり、今後もその傾向は変わらない可能性が高いです。そのため、今後も大きな下落があったとしても、それに耐えて積立を続けていければ、いずれ資産が増えていくでしょう。

ただ、日本株だとそうはいかない可能性も高いため、僕は米国株で運用することを推奨しています。

株価が下がったときに積立をすると平均取得単価が下がるため、その後に株価が回復すれば回復幅以上に利益が得られます。つまり、株価が下がったときこそ将来のリターンを大きくするチャンスなのです。

暴落を制する者が株式投資を制す…といった格言はありませんが、あってもおかしくはないと思いますね。

まとめ

つみたてNISAと聞いても複雑で難しそうと思われるかもしれませんが、やることは口座開設をして積立の設定をして口座にお金を入れておくだけです。

何事もやらなければ分からないものですし、やってみれば簡単だったという経験も多々あるのではないでしょうか。

僕がこのブログで紹介しているような方法なら、後悔させるようなことにはならないと自信を持っています。騙されたと思って(騙さないけど)、まずは一歩踏み出してみましょう。

こちらでつみたてNISAで選ぶべき商品の紹介をしていますので、参考にしてください。

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