初心者の資産形成にはつみたてNISAがおすすめ

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将来のために資産形成がしたいと思っても、私はいったい何をどうすればいいのだ?!と頭を抱えている人は多いのではないでしょうか。

僕は、投資初心者が資産形成をするには、つみたてNISAを利用するのが最適だと考えています。

なぜ初心者の資産形成につみたてNISAが最適なのか、ここではその理由とつみたてNISAについて詳しく解説していきます。

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初心者の資産形成につみたてNISAが最適な理由

なぜ初心者の資産形成につみたてNISAが最適かと言うと、つみたてNISAは毎月100円から投資を始めることができ、最初に積立の設定をしておけば、普段はなにもする必要がないくらい手間がかからずカンタンだからです。

投資できる商品はたくさんあるので、途中で違う商品を運用したくなったときや、金額を増減させる場合には調整をしていけばいいだけ。

100円から投資ができるとはいえ、そんな少額じゃまともな資産形成はできないだろうし、もう少し金額は増やしたい!でも、そうなると損をしそうで怖いなぁ…と不安になるでしょう。

安心してください。は、はは、はいてますよ。

この記事を最後までご覧になれば、そんな不安はなくなり、すぐにでもつみたてNISAを始めよう!と思えるようになるはずです。多分。

つみたてNISAとは?

つみたてNISAとは、投資によって得られた利益に対し、税金がかからないようになる制度です。本来、株式投資で得られた利益には約20%の税金がかかるところ、つみたてNISAでは非課税=ゼロとなります。

つみたてNISAの制度は2018年に始まり、2037年までとなっていますが、実際に運用できるのは2056年までと長期にわたります。その仕組みについては後述します。

運用できる商品は、金融庁が長期投資に相応しいと認めた投資信託・ETFに限られます。

投資信託・ETFとは?

投資信託とETFは、どちらも多くの投資家から資金を集め、その資金をまとめて運用する仕組みの金融商品です。投資信託は株式市場に上場しておらず、ETFは上場している…などの違いはありますが、ここではそこまで言及しません。

つみたてNISAでは売買に関する手数料はすべて無料ですが、運用のために必要な経費(信託報酬)が発生します。中には信託報酬が高い商品もありますが、最近は信託報酬の引き下げ合戦が行われており、優良商品が低コストで運用できるようになってきました。

なんて日だ!(?)

これらの商品のメリットは、少額からでも幅広い分散投資ができること。個人の資金力では効率的な分散投資が難しくても、多くの資金が集まる投資信託やETFなら効率的な分散投資ができるようになります。

投資信託についてはこちらの記事で解説しているので、暇なときにでもご覧ください。

【投資信託とは?】初心者でもわかるよう簡単に解説します
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見ろよ?

非課税枠と非課税期間

つみたてNISAでしっかり理解しておきたいポイントの1つが、非課税枠非課税期間です。

非課税枠はその年度に投資ができる上限金額のことで、年間40万円まで。注意点として、その年に一度使った非課税枠は再利用できません。

例えば、その年に合計10万円の非課税枠を使うと、残りの非課税枠は30万円。途中で5万円分を売却しても、非課税枠が残り35万円に増えることはなく、30万円のままということです。

また、使い切らなかった非課税枠を翌年に繰り越すことはできないため、できることなら上限まで使い切りたいところ。とはいえ、生活に無理のない範囲で投資をすることは言うまでもないですよ。

非課税期間はその年度の非課税枠を非課税で運用できる期間のことで、20年となっています。

2018年に投資した非課税枠は、20年後の2037年まで非課税期間として運用でき、途中いつ売却しても利益に税金はかからりません

また、20年後に必ず売却する必要はなく、そのまま通常の取引口座(特定口座)へ移して運用を続けることも可能。その場合、特定口座には20年後時点での価格で移行されます

例えば、2018年に積み立てた40万円が、20年後には100万円になっていたとしましょう。

その時点で売却すれば60万円の利益となり、本来なら約20%の12万円が税金として取られるわけですが、つみたてNISAは非課税なので60万円が丸々利益となります。

しかし、売却せずに特定口座に移した場合、最初に購入した40万円ではなく、現時点での評価額の100万円で購入したものとみなされるということですね。

その後、120万円まで値上がりしたときに売却すると、利益は80万円ではなく20万円になるので、20万円に対して税金が発生します。おいおい、せっかくの非課税制度やったのに、課税されるとかもったいなくない?とはならないのでご安心を。

購入額売却額利益税金
40万120万80万16万
100万120万20万4万

このように、特定口座に移行したときに40万円の評価額のままなら税金が多くなりますが、100万円で購入したとみなされている時点で、非課税の恩恵は受けられています。そのため、20年以降も運用し続けて何も問題はありません。

同様に、2019年に投資した非課税枠は2038年までが非課税期間に、2020年は2039年まで非課税期間となります。

非課税枠が使える最終年度が2037年なので、最後の非課税期間が終了するのは2056年と気の長い話ですね。

制度が始まった当初はいつ始めても2037年が最後の投資枠だったので、始めるのが早い人ほど総非課税枠が多くなり、遅いほど少ないという欠陥もありました。

しかし、今後はいつ始めてもそこから20年間は非課税枠を使えるようになる方向で話が進んでおり、そうなればいつ始めても40万円×20年=800万円の非課税枠が使えるよう(公平)になります。

つみたてNISAのメリット

つみたてNISA最大のメリットは、やはり利益が非課税となること。これ以外のメリットは、オマケみたいなもんです。また、つみたてNIASに限りませんが、投資信託は少額(100円)から投資できるのも初心者にはありがたいですね。

ただ、正直なところ100円で投資を続けてもほとんど効果はありません。金額が少なすぎると、投資で得られる恩恵を存分に活かすことができないからです。

最初にお試しで100円から始めるのは経験を積むという点でいいですが、慣れればある程度の金額を積み立てるように頑張りましょう。

つみたてNISAでは自動的に毎月積立ができるので、手間なくほったらかしで運用できるのもメリットです。真っ当な商品を選んでおけば、それこそ何もせず資産形成ができるのも、魅力的でしょう。

また、iDeCoとは違って途中で現金化することも可能です。ただし、非課税の恩恵を最大限に受けるためには、なるべく売却せずに長期間運用することが望ましいです。

つみたてNISAのデメリット

つみたてNISAのデメリットは、いずれも心配する必要のないことだと個人的には考えています。

まず、つみたてNISAは投資であり、未来は不確実である以上は元本割れするリスクがあるということ。また、投資の対象は金融庁が認めた限られた商品だけなので、その中から選ぶことしかできません。

先ほど非課税期間終了後に特定口座へ移すことができると言いましたが、20年後に損失が出ている場合は注意が必要です。

特定口座へ移した場合、そのときの時価が反映されるため、仮に40万円で購入したものが30万円に値下がりしていた場合、購入価格が30万円とみなされます。

その後、評価額が40万円に戻って売却しても10万円の利益が出たことになるので、その10万円に対して税金が発生してしまいます。購入した時点の株価に戻っただけで、なぜか税金分だけ損をしてしまうのです。

とはいえ、つみたてNISAは20年の非課税期間があるため、それだけ長期間運用をしていれば、よほど変な商品を掴まない限り損をしている可能性は低いでしょう。そういった損をしない商品を選ぶことが重要ですが、そのような商品は限られています。

他のデメリットとしては、つみたてNISAでは損益通算ができません

損益通算とは、利益の出ている口座と損失の出ている口座の損益を合算し、税負担を軽減する方法。つみたてNISAしか利用しない場合は、関係のない話なので、よく分からなくても大丈夫です。

つみたてNISA(株式投資)でやってはいけない行動

つみたてNISAに限ったことではないですが、株式投資で資産形成をするためには、やってはいけない行動があります。

それは、株価が暴落したときに、損失が膨らむのを恐れて売却してしまうこと。つみたてNISA(長期投資)で利益を出すには、途中で売らずに保有し続けることが重要だからです。

長期で運用していれば、必ずどこかで大きな株価の下落に遭遇するでしょう。しかし、そこで資産が激減していくのに耐えられず売却してしまうのは、将来の利益をみすみす手放す行為になります。

NYダウ長期チャート

これはNYダウの長期チャートですが、赤丸で囲ったのが暴落と呼ばれる大幅な株価下落があった時期です。ご覧のように、NYダウは何度かの暴落を経て、今なお株価は右肩上がりに上昇を続けています。

それは、米国経済は成長を続ける下地が揃っているからであり、今後もその傾向は変わらない可能性が高い。そのため、今後も大きな下落があったとしても、それに耐えて積立を続けていければ、いずれ資産が増えていくでしょう。

ただ、日本株だとそうはいかない可能性も高いため、僕は米国株で運用することを推奨しています。

株価が下がったときに積立をすると「平均取得単価」が下がるため、その後に株価が回復すれば回復幅以上に利益が得られるようになります。

例えば、毎月10,000円を投資するとき、1月の株価が1,000円なら10株購入できます。1株あたりの平均取得単価は、もちろん1,000円ですね。

もし2月の株価が500円に下がると、今度は20株を購入できます。合計20,000円で30株を保有することになったので、1株あたりの平均取得単価は約666円となりました。

そして3月に再び株価が1,000円に戻れば10株購入し、合計30,000円で40株を保有することになり、平均取得単価は750円となります。

すると、株価は投資を始めたときと同じ(1,000円)なのに、1株あたり250円の利益が出ています。合計で40株を保有しているので、現時点では10,000円の利益となりますね。

これは極端な例ですが、株価が下がったときこそ平均取得単価が下げることができ、将来のリターンを大きくするチャンスなんです。暴落を制する者が株式投資を制す…といった格言はないですが、今ここで僕が提唱しておきましょう。

コロナショックでも投資は継続してください

2020年、コロナショックによって世界的に株式市場も暴落が起こっています。

つみたてNISAが始まったのが2018年なので、つみたてNISAで投資を始めたという人は現時点でほぼ含み損を抱えていることでしょう。それ以前から投資をしている僕も、現在(3月)は含み損へ転落しています。

しかし、先ほどのNYダウの長期チャートのように、これまで暴落は何度か起こっており、これは必然の現象です。

その後の株価がどうなってきたかを考えると、今は含み損でこの状況がいつまで続くかわからず不安になっているとしても、投資をやめないことが重要になります。

むしろ、投資を始めて間もないなら投資額はそこまで大きくないはずなので、含み損もそこまで大きなものではないはず。そのタイミングで暴落を経験できるのは、今後に向けては貴重な財産となるに違いありません。

ここまでの暴落は、そうそう起こるものではないです。いずれ株価が回復し、その後に多少の株価下落が起きたとしても、この経験があれば何も慌てることなく過ごすことができるでしょう。

実際、僕は投資を始めてすぐにそこそこの株価下落を何度か経験したことで、今回のコロナショックでもさほど気にせず投資を続けられています。コロナでマイナスが続いているとしても、諦めずに投資は継続してください。

諦めたらそこで試合終了ですよ!

※ その後、5月には含み損は解消しています。

おすすめの証券会社と投資信託

つみたてNISAを始めるには、証券会社で口座を開設する必要があります。銀行などでも開設はできますが、メリットがないのでネット証券を使いましょう。

餅は餅屋!投資はネット証券や!

おすすめの証券会社は楽天証券SBI証券。楽天証券では楽天カードで決済すると楽天スーパーポイントが貯められるので、楽天カードを使っている人は楽天証券一択ですね。

米国株投資にはSBI証券か楽天証券がおすすめ
米国株投資をするには証券会社で口座開設が必要ですが、おすすめは断然SBI証券か楽天証券です。投資の方針によってどちらが良いかは微妙に異なるので、ここではそれぞれがおすすめの理由を解説していきます。

実際に運用する商品選びも重要ですが、長期投資で選ぶべき商品は限られているので、こちらの記事で紹介しているものを選べば問題ありません。

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積立の間隔はどれがいい?

つみたてNISAは、証券会社によって積立時期を毎日・毎週・毎月のなかから選択できます。正直、どれがいいかは現時点では誰にも分かりません。どれがもっとも良い結果になるかは、結果論でしかないからです。

ただ、20年ほどの長期投資を前提としているなら、積立(投資)のタイミングを考える必要ありません。

米国株は買うタイミングを考える必要はない!
株を買うタイミングなんて考える必要がないと言われたらどう思いますか?株は安く買って高く売らないと儲からないと思われがちですが、米国株への長期投資ならそんなことを考える必要がありません。ここではその理由を解説していきます。

一応、それぞれで考えらえれるメリット・デメリットについて解説しておきます。

毎日積立のメリット・デメリット

毎日積立をすることは、究極の時間分散投資と言えます。

株価は日々変動するので、毎日積立なら突発的な暴落が起きたときに、安い株価で多くの株数を買うことができます。株数を多く買えることで、その後に株価が上昇したときはリターンが一気に大きくなるのは先ほども言った通りです。

しかし、毎日積立だと一回の買付金額は少なく、株価が暴騰した日にも買ってしまうことになるので、良くも悪くも影響は少ないでしょう。

また、楽天証券で毎日積立の設定している場合、休業日だとその日の投資が行われないようです。休業日の分だけ投資する額が減ってしまうことになるため、それが嫌なら手動で取引を行う必要があります。

SBI証券では前営業日に注文発注を行うようなので、問題ありません。

毎日積立のデメリットは、取引のたびに報告書がメールで届くのでメールボックスがパンパンになる…ということ。(ほとんどないけど)重要なメールを見逃してしまうリスクもあるので注意しましょう。

毎週積立のメリット・デメリット

毎週積立の場合、毎日積立に比べると株価が下がったときに買い逃す可能性があります。

しかし、一回の投資額が多くなるので、タイミングが良ければ安いときにより多く買えます。逆に、積立の設定をした日に株価が高くなったときは、ちょっと残念な気持ちになってしまうかもしれません。

毎月積立のメリット・デメリット

月に一回しか投資を行わないので、たまたま買付日前後に株価が急上昇し、高値掴みをしてしまう可能性がありますね。その直後に大きく下がったりすると、なんでやねんッ!と思ってしまいそうです。

買付日前後に大きく下がった場合は、毎日・毎週に比べて多く買えるので、それが続けば投資リターンはもっとも高くなる可能性もあります。

どれを選んでも大差はない

以上のように、積立の間隔が長いほど購入時の株価によってパフォーマンスに与える影響が大きくなる可能性があります。

しかし、20年も運用するならその影響は微々たるもので、そもそも短期的な株価がどうなるかなんて分からないので、考えるだけ無駄です。僕はあれこれ考えた結果、そうした結論に至りました。

楽天証券の補足

楽天証券では積立分を楽天カードで支払いができ、購入額の1%が楽天スーパーポイントとして還元されるため、かなりお得になっています。もし普段から楽天カードを使っているなら、有無を言わさず楽天証券で決まりでしょう。

まだ持っていない方でも、発行するだけで5,000ポイント(時期によって変わる)が貰えたり、ポイントで投資をすることもできるので、これを機に発行してみてはいかがでしょうか?

楽天カード

ただし、楽天カード決済を選ぶと、積立間隔は毎月しか選択できません。まぁそれによるデメリットはないので、気にしなくてもいいでしょう。

まとめ

つみたてNISAは複雑で難しそうと思われがちですが、やることは①口座開設をして②積立の設定をして③口座にお金を入れておくだけです。

何事もやらなければ分かりませんが、やってみれば簡単だったという経験は多々あるでしょう。投資もそれと同じことです。

僕がこのブログですすめている方法なら、決して後悔させることにはならない自信を持っています。騙されたと思って(騙さないけど)、まずは一歩踏み出してみましょう。

以下の記事で、僕が米国株投資を選んだ理由を説明しています。つみたてNISAの運用とも繋がることなので、是非ご覧ください。

なぜ僕は米国株への長期投資を選んだのか
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